この記事は 父と子と精霊の御名の・・・間違えた 梅太 の名の下にお送りいたします
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ゲンさんが10年ぶりに、父と子と精霊の御名において、悔い改めて(※)ブログ更新しました。
(コチラ)
本ブログ読者を差し置いて、僕が一番復帰を喜んでおります。
※:
勿論、ネタです。
詳しくは以下を参照。
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●『処刑人Ⅱ』 公式サイト:http://www.boondock2.jp/
監督:トロイ・ダフィー。
出演:ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス。
10年ぶりの続編です。
本日初日、悔い改めてきました!
冒頭、前作でも登場した警官3人組の前に、”あの女”がやってくる・・・というシーン。
僕は「もしや・・・?」と期待したけれど、違ったみたいだ。
てっきり、女装ver.のスメッカー刑事(ウィレム・デフォー)が出ると思ったのだが!・・・残念。
今回スメッカーの後釜を務める女性捜査官:ブルーム(ジュリー・ベンツ)、最初はあまり好きじゃなかったのだけれど、段々惹き込まれていきました。
前作で魅せた”謎解きアクション”(どう名称をつけたらいいかわからないけれど)も健在。
謎解き役(今回はブルーム)が、現場の証拠を元に犯行の手口を明かしていくのですが、あたかも自分がその犯行現場にいたかのように、あたかも自分がやったかの様に謎を解いてみせる。
この、
『謎解き×アクション』
が本作の魅せどころで大好きなのですが、しっかりと続編にも受け継がれていたのが嬉しい。
前作のノリノリのデフォーもよかったですが、ジュリーの ”カウ・ガール”シーンも最高でした。ガン・パフォーマンスは惚れ惚れします。
またアクション・・・というか二人の人物像という点においては、決してプロフェッショナルではない・・・という点も、僕の好きな点です。
ドジはやるは、ジョークは好きだわ、でもカッコいいのですよね。
続編を作るにあたり僕が一番やってほしかった、「CDプレーヤー → ipod」という時代推移ネタをやはりやってきてくれて、大爆笑。
ただ前作からたった10年ということを考えると、電子機器市場の移り変わりの速さを伺わせます。
CD一枚で約700MBが、今では手のひらサイズで32GBの時代ですからね。
相変わらずの映画ネタも満載で楽しめました。
最近、続編モノ(大手の)は不発が多い中、前作の姿勢を崩さず、そして前作以上に上質に仕上がった続編になっていたと思います。
In Nomine Patris, et Filii, et Spiritus Sancti.
(父と子と精霊の御名において)
●『スターダスト』
監督:マシュー・ボーン。
出演:チャーリー・コックス、クレア・デインズ。
公開当時は、ファンタジーブーム、CGブームに乗った作品だろう・・・ということでスルーしていましたが、『KICK-ASS』(コチラで紹介)が話題となっているマシュー・ボーン監督の作品という事で、予習の意味で鑑賞。
予習と言っても、『KICK-ASS』(コチラでも紹介)が日本公開されるかどうかは未定ですけれど・・・
(公開して!!頼む!!)
スターダストという神秘的な題名、パッケージの明るさとは打って変わっての残酷描写がツボでした。
動物は平気で殺すわ、首は普通に飛ぶわ。
あぁ・・・これは、『KICK-ASS』みたいな作品を作ってもおかしくないなぁ・・・という感じでした。
肝心の内容ですが、これがまた思っていた以上に秀作であり、嬉しい収穫でした。
お話をしっかり追っている人はそうでもなかったかもしれませんが、僕はといえば、
「あぁ・・クレア・デインズいいなぁ。あのちょっとキツい眼差しとか最高だ」とか、
「”冒険”と”成長”は物を語るスタンスとして欠かせない要素だよなぁ」とか、
「”イヴェイン”で”星”となると、やっぱり”エヴァンジェリン”だよね?」とか、
「クライマックスのマーク・ストロングのアクションシーン、どうやってるの?」とか、
どうにも横道に逸れてしまっていて、”王位継承”うんぬんの話をすっかり忘れていたせいで、終盤の伏線の回収に思わずウマイと唸ってしまいました。
また僕は”舞い散るものフェチ”(ここでも言ってます)なので、クライマックスの魔女との戦闘でガラスが散っていくシーンは、観ていて惚れ惚れしてしまいました。
そしてラスト、しっかりと”御伽噺”にまとめるあたり、全体に漂うシニカルな雰囲気とは違い、実はかなり真面目に”ファンタジー”を作っている印象を受け、かなりの高ポイント。
あと、腑抜けたゴーストたちもポイント。
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