2009年12月31日木曜日

ゲン@ 2009年映画ランキング112

はい、そんなワケで今年もやりますよ。

劇場で鑑賞した全作品を全てランキング付け致します。
今年は計112本と、昨年の134本と比べると若干落ちましたが、それでも2年連続で100本を超える充分な数ではないかと思います。

そして20~30位はまた大混戦になっているので、大差ないのに順位が離れてしまってる作品も多いですが、その辺は勘弁してください。

毎度の如く、個人的な感情によるランキングですので、一切の苦情は受け付けませんのであしからず。
何かの参考にするも良し、適当に流すも良し、軽い感じで見てやってください。

それでは、下位5作品は最後に発表するので、107位からカウントダウン!

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■107位『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』
人間と動物、どちらを見せたいのか分からない

■106位『感染列島』
危機感、まるでナシ

■105位『クローンは故郷をめざす』
眠い

■104位『パッセンジャーズ』
アン・ハサウェイ、今年唯一の汚点

■103位『インフォーマント!』
マット・デイモンの熱演虚しく・・・

■102位『空気人形』
中盤素晴らしいのに、後半エログロナンセンス

■101位『ザ・クリーナー 消された殺人』
エド・ハリスは絶対に裏切る

■100位『ザ・バンク 堕ちた巨像』
サスペンスとして見ればまぁまぁ

■99位『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』
期待したほどでは無かった

■98位『ノウイング』
後半の展開が読めた

■97位『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
シリーズ中、1・2を争うツマらなさ

■96位『ある公爵夫人の生涯』
キーラには申し訳ないが寝た

■95位『余命』
良い話だったけど、思ってたのと違う

■94位『少年メリケンサック』
脚本が一切ハマらなかった

■93位『誰も守ってくれない』
ネットの描かれ方がヒド過ぎる

■92位『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
犬殺して泣かせようとするのは共感できない

■91位『重力ピエロ』
どうもラストが腑に落ちない

■90位『ハゲタカ』
よく分からなかった、バカだから

■89位『フィッシュストーリー』
別にウマい繋がりだとは思えない

■88位『非女子図鑑』
鳥居みゆきバンザイ

■87位『つむじ風食堂の夜』
何もないけどノスタルジックでいい空気

■86位『天使と悪魔』
あの役にユアン・マクレガーは目立ち過ぎる

■85位『デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく』
期待しただけに肩透かし食らった

■84位『ヘルライド』
もっともっとヤリ過ぎても良かったのに・・・

■83位『トワイライト~初恋~』
ヴァンパイアの設定がいい加減

■82位『ニュームーン/トワイライト・サーガ』
さらに乙女度アップ

■81位『新宿インシデント』
これはこれでOKだけど、ジャッキーの今後はやはり心配

■80位『ダイアナの選択』
観る人によってラストの捉え方が変わるので面白いかも

■79位『アンダーワールド:ビギンズ』
ビル・ナイはやっぱりヴァンパイアが似合う

■78位『アマルフィ 女神の報酬』
規模のわりにハズさなくて良かった

■77位『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
予告編が全てだった

■76位『人生に乾杯!』
いい話だけど、乾いた笑いを求めすぎて空気があんまし・・・

■75位『罪とか罰とか』
ケラさんのナンセンスギャグは今回も炸裂

■74位『南極料理人』
堺さんの絶妙な空気♪

■73位『ウィッチマウンテン/地図から消された山』
アンナソフィア・ロブ!

■72位『ナイトミュージアム2』
前作には劣るけど、エイミーのおかげで楽しめた♪

■71位『フェイクシティ ある男のルール』
久々に男らしいガッツリしたキアヌに惚れた!

■70位『スペル』
やっぱりデカイ音で脅かされるのは苦手・・・

■69位『脳内ニューヨーク』
全部読み取りきれなかったけど、もう一度観たくなる作品

■68位『オーストラリア』
壮大な話だけど、戦争モノだから落ちる

■67位『キャピタリズム マネーは踊る』
経済危機がよく理解できた

■66位『パブリック・エネミーズ』
ジョニデ×ベイルで期待してただけに、ガッカリが大きい

■65位『Disney's クリスマス・キャロル』
ジム・キャリーの芸達者ぶりには毎回驚かされる

■64位『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』
ハイテンション過ぎて観ると疲れるw

■63位『カールじいさんの空飛ぶ家』
決して悪くはないんだけど、期待してただけにちょっと残念

■62位『カイジ 人生逆転ゲーム』
追い込まれた時の藤原竜也は好き

■61位『路上のソリスト』
何もしてやれない悲しさ

■60位『こまねこのクリスマス~迷子になったプレゼント~』
冬にほんわか暖かくなれる作品

■59位『インスタント沼』
今回も三木聡節が炸裂! 麻生さんとの相性もイイ♪

■58位『鴨川ホルモー』
観た後に何も残らない爽快感

■57位『20世紀少年<第2章> 最後の希望』
お前・・・アイツか!

■56位『20世紀少年<最終章> ぼくらの旗』
お前・・・アイツだったのか!

■55位『ロフト.』
ベルギー発、先の読めない優秀サスペンス

■54位『2012』
エメリッヒ監督、最後のディザスタームービーは迫力充分!

■53位『ディファイアンス』
ダニエル・クレイグはボンドよりも、こっちの方が全然似合う!

■52位『ワルキューレ』
色々言われるけど、トムの映画は好きなので応援してあげたい

■51位『セントアンナの奇跡』
戦争に人種問題を絡めたスパイク・リー監督らしい作品

■50位『ヤッターマン』
三池さんの才能爆発な奇跡の実写化!

■49位『HACHI 約束の犬』
日本人の心が理解された丁寧なハリウッド映画

■48位『ボルト』
ジョン・ラセターを向かえて一歩進んだディズニー

■47位『ティンカー・ベル』
ディズニーの原点回帰とも言える素晴らしいストーリー

■46位『G.I.ジョー』
やり尽くされたSFでもまだまだ頑張れば見せ場を作れる

■45位『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』
ザックン素敵♪

■44位『スラムドッグ$ミリオネア』
底辺から這い上がってきた、まさにタイトル通りの作品

■43位『大洗にも星はふるなり』
限られたシチュエーションで繰り広げられる密室コメディ♪

■42位『それでも恋するバルセロナ』
ウディ監督らしいテンポのいいラブコメ

■41位『パイレーツ・ロック』
実話が元になったロック魂炸裂な痛快ストーリー

■40位『ダウト~あるカトリック学校で~』
「メリル×PSホフマン×エイミー」素晴らしい三つ巴の演技!

■39位『マーシャル博士の恐竜ランド』
ウィル・フェレルのバカバカしいSFコメディ♪

■38位『ミルク』
ショーン・ペンの熱演にはアカデミー主演男優賞も納得!

■37位『バーン・アフター・リーディング』
豪華キャストもバッサリ使い捨てるコーエン兄弟は素敵♪

■36位『サンシャイン・クリーニング』
エイミー・アダムスとエミリー・ブラント、夢の共演♪

■35位『ジェネラル・ルージュの凱旋』
堺雅人が素晴らしい!前作とは比べ物にならない傑作!

■34位『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
アメリカ的な中流家庭の閉塞感が苦しく切ないドラマ

■33位『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』
奇抜でありながら、素朴でユーモラスな優秀コメディ

■32位『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
X-MEN初のスピンオフはアクションもストーリーも満足できる作品でした

■31位『レッドクリフ PartII-未来への最終決戦-』
レッドクリフ後編は前作以上に激しいアクションとドラマ!

■30位『私の中のあなた』
「子ども×病気」モノだけでは終わらない素晴らしいストーリー

■29位『きみがぼくを見つけた日』
タイムトラベルに恋愛を組み込んだ優秀な脚本♪

■28位『愛を読むひと』
幅広い年代を一人で演じたケイト・ウィンスレットの好演が光るドラマ

■27位『ウォッチメン』
過去最高にテンションが落ちるヒーロー映画

■26位『ジェイン・オースティン 秘められた恋』
アン・ハサウェイとマカヴォイ、夢の共演は切ないラブストーリー♪

■25位『レイチェルの結婚』
今までにないタイプの演技を見せたアン・ハサウェイの家族ドラマ

■24位『そんな彼なら捨てちゃえば』
豪華出演者が送る恋愛群像劇♪

■23位『96時間』
怒れるオヤジの容赦ない無慈悲なサスペンスアクション!

■22位『007/慰めの報酬』
前作とは一変して、激しいアクションを詰め込んだ作品

■21位『ベッドタイム・ストーリー』
お子様コメディでは終わらない、深い意味の込められたディズニー作品

■20位『マンマ・ミーア!』
ピーアス大好きだけど、彼が出てなかったら満点とれてたミュージカルw

■19位『イングロリアス・バスターズ』
タラちゃん最新作はブラピとやりたい放題のナチス映画!

■18位『ディア・ドクター』
実写邦画では今年の最高作品!鶴瓶さんの熱演が素晴らしい!

■17位『セブンティーン・アゲイン』
脱ミュージカルのザックンはやっぱり素敵だった♪

■16位『チェンジリング』
クリント・イーストウッドの実話を元にした非常に深いドラマ

■15位『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』
青春コメディだけで終わらない、メッセージ性の強いよく出来た脚本!

■14位『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
ジム・キャリーの底力と、デシャネルのハンパない可愛さを観ろ!

■13位『フロスト×ニクソン』
密室で動きも無いのに、ありえない緊張感の激しい討論劇

■12位『ターミネーター4』
マックGの抜群のカメラークセンスが光る待望の続編

■11位『3時10分、決断のとき』
ラッセル・クロウとベイルの共演は、男らしくカッコイイ西部劇♪

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さぁ、駆け足でした!

いよいよトップ10の発表です!

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■10位『レスラー』
自らの生き様を貫き通す、燻し銀レスラーのカッコ良さに惚れる!

■9位『アバター』
J・キャメロン監督12年ぶりのSF超大作は壮大な世界観に圧倒される!

■8位『スター・トレック』
J.J.エイブラムス監督2作目は往年・初見のファンともに魅了したSF!

■7位『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』
マイケル最後のコンサートは、やっぱりナマで観たかった!

■6位『ジュリー&ジュリア』
「メリル×エイミー」の組み合わせはとっても美味しい♪

■5位『グラン・トリノ』
クリント・イーストウッド最後の出演作は、男を見せ付けられた作品!

■4位『サマーウォーズ』
今年の邦画No.1にして、過去のアニメ映画の中でも最高傑作!

★3位★『トランスフォーマー:リベンジ』
前作を遥かに超える壮大なスケールとロボットの数々!
もはやマイケル・ベイに地球は狭すぎる!?

★☆2位☆★『チョコレート・ファイター』
リアルファイト、リアルペインを追求したタイのアクション映画!
『マッハ!』のトニー・ジャー以上に素晴らしい主演のジージャー!
小柄で可愛らしい容姿からは想像できない激しいアクションを観よ!

☆★☆1位☆★☆『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
ギレルモ・デル・トロ監督待望の続編!
前作以上に色濃くなった恐ろしくも美しいクリーチャーの世界!
個性豊かなキャラクタと、素晴らしいアクション!
これを観ずに、何を観る!!!

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と言う感じで御座いました。

かなり投げやりなキャプションを今回もつけてみましたが、個人的には40位前後から上位は「観て損はないくらい面白い」という基準で御座います。

逆に言うと、その辺の順位はかなりギツギツになってますので、大きな差はないとお考え下さい。

今年の自分の体調を考えると、来年はさらに鑑賞数が減りそうなきがしてるんですが、100本を最低ラインと考えてますので、出来るだけ早く超えられるように頑張りたいと思います。

毎回言ってますが、どこの配給会社やスポンサーもつけず、これだけの作品を紹介するなんて、僕はホントにけなげだなぁと感心します。
シネコンのポイントと鑑賞マイルが貯まる一方です。


個人的な偏ったランキングでしたが、最後までご覧下さりありがとうございました。

そして今年も、沢山の下らない映画レポを読んで下さいまして、本当にありがとう御座いました。

来年もどうぞ、ヨロシクお願いします。

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それでは最後にワースト5でお別れです。

■108位『ヘブンズ・ドア』
無責任で勝手な死相感と偉そうなセリフ、意味の無い演出・・・最悪だ。

■109位『DRAGONBALL EVOLUTION』
伝言ゲームで10人目の人が聞いた話を書いたみたいな脚本。
映像以前に話がおかしい。

▼110位▼『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』
子どもの夢も希望も無残に切り刻む、超残酷なド迫力のCG。
一生のトラウマをすり込むにはもってこいの作品。

▼▽111位▽▼『トランスポーター3 アンリミテッド』
まさか前作以上にツマらなくなるとは思わなかった。
自分で作ったルールをあっさりと破りすぎて、もはや何が何だか・・・
ジェイソン・ステイサムが大好きなだけに、認めたくない作品。

▽▼▽112位▽▼▽『笑う警官』
お洒落とスタイリッシュの意味を履き違えた寒すぎる作品。
監督のセンスの無さが光まくり、初めから終わりまで苦笑いが止まらない。
脚本は悪くないのに、全てをぶち壊す全く関係のないエンディングシーン。
監督一人の自己満足に、豪華キャストがまきこまれる今年最高のパニック映画。

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以上で御座います。

お粗末さまでした。

2009年12月30日水曜日

企画:『あのシーンが良いんだよ!合戦』

 12月29日、『2009年まとめ座談会』終了後、もう一本企画をやらせて頂きました。
 その名も『あのシーンが良いんだよ!合戦』

 以前から、「やろうやろう」と話をしていて、今回、試験的な意味も込めて第一回を実施。

 一応、企画内容の簡単なご説明をいたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
企画内容

・お互い、5作品を厳選してくる
・それぞれの作中の、自分の大好きな”1シーン”を相手方に見せる
・その1シーンの魅力をプレゼンする
・相手方が選んできた5作品5シーンの中から、「これは確かに!」と言うシーンを1つ選び、評価する

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 と言う感じです。
 以下、対談の模様を音声ファイル(+α)でアップしておきます。
 順番としては、

・作品説明(音声)
・シーンの抜粋画像、もしくは動画
・シーンのプレゼン(音声) 

 となっており、実際の対談の流れにのっとった形で掲載していきます。

 それでは、早速。

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####session 1 『Lost In Translation』(by 梅太)####

オープニングトーク+session1 作品説明


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↓↓↓参考画像↓↓↓



session1 プレゼン


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####session 2 『トム・ヤム・クン』(by ゲン)####
session2 作品説明


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↓↓↓参考動画↓↓↓

session2 プレゼン


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####session 3 『トゥルーマン・ショウ』(by 梅太)####
session3 作品説明


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↓↓↓参考動画↓↓↓

↓↓↓参考画像↓↓↓


 

session3 プレゼン


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####session 4 『スパイダーマン2』(by ゲン)####
session4 作品説明


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↓↓↓参考動画↓↓↓
 
↓↓↓参考画像↓↓↓


session4 プレゼン


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####session 5 『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(by 梅太)####
session5 作品説明


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↓↓↓参考画像↓↓↓


session5 プレゼン


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####session 6 『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(by ゲン)####
session6 作品説明


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↓↓↓参考動画↓↓↓ 

session6 プレゼン


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####session 7 『キミに逢えたら』(by 梅太)####
session7 作品説明


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↓↓↓参考画像↓↓↓


session7 プレゼン


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####session 8 『コープスブライド』(by ゲン)####
session8 作品説明


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↓↓↓参考動画↓↓↓ 
 
↓↓↓参考画像↓↓↓


session8 プレゼン


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####session 9 『あの頃ペニー・レインと』(by 梅太)####
session9 作品説明


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↓↓↓参考動画↓↓↓

 
↓↓↓参考画像↓↓↓



session9 プレゼン


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####session 10 『V for Vendetta』(by ゲン)####
session10 作品説明


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↓↓↓参考動画↓↓↓

↓↓↓参考画像↓↓↓ 


session10 プレゼン


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 いかがでしたでしょうか。
 約2時間程ある作品の、たった数秒・数分の1シーンですが、そこから見えてくる作品の全体像というものがあります。
 こういう見方をするのも、ありなのではないでしょうか。

↓↓↓エンディングトーク↓↓↓



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