2010年12月31日金曜日

ゲン@ 2010年映画ランキング120

年末恒例、いつものアレで御座います。

今年は劇場で120本の映画を観ることができました。
その全てをランキング!

ワースト5は最後に発表するので、115位から一気にカウントダウン!

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■115位『ユキとニナ』
子どもが主人公の日仏合作映画、思ってた感じと全然違ってた

■114位『ゴールデンスランバー』
伊坂作品は全く合わない

■113位『プレシャス』
米貧困層の実態「私って可哀想でしょ?」エアー出過ぎて受け入れられず

■112位『レギオン』
戦う天使

■111位『シーサイド・モーテル』
群像劇としてあまりにも完成度が低い

■110位『バッド・ルーテナント』
正直、意味が分からなかった

■109位『ストーン』
デ・ニーロ、ノートン、ミラが共演しても面白くないとかいう

■108位『ヴィクトリア女王』
やっぱり英国王室モノは苦手

■107位『告白』
良い意味でも悪い意味でも衝撃はあった ただ疲れる

■106位『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
ご都合主義の超ゆとりファンタジーw

■105位『ソルト』
アンジーにアクションはそろそろ厳しい

■104位『ダブルミッション』
ハリウッドのジャッキーはそろそろ限界・・・

■103位『キス&キル』
面白くなりそうな要素あるのに、ことごとく潰してた

■102位『リミット』
映像に緊張感が途切れる瞬間があったのが非常に残念

■101位『運命のボタン』
オチも展開も嫌いじゃないけど、印象は弱い

■100位『ゴーストライター』
ユアンとブロスナンの共演も肩透かし

■99位『てぃだかんかん』
岡村さんは十分頑張ってた

■98位『エクスペリメント』
『es』以上の衝撃が無かった

■97位『パンドラム』
ラストが鬱展開の方が良かった

■96位『チェブラーシカ』
ほんわか癒し系

■95位『リッキー』
設定だけ奇抜でメッセージ性が感じられず残念

■94位『ラブリーボーン』
映像は綺麗だけど、テーマとしては合わなかった

■93位『書道ガールズ』
成海璃子は好き

■92位『武士道シックスティーン』
成海璃子は好き でも北乃きいはもっと好き

■91位『おまえうまそうだな』
可愛らしい絵に負けない確かなメッセージ

■90位『裁判長!ここは4年でどうすか』
傍聴人というただ見守るしか出来ない立場で他人の人生を捉える

■89位『きみがくれた未来』
ザックんは好き

■88位『シングルマン』
デザイナーならではの美しいセットとカット割り

■87位『ジャック、舟に乗る』
P・S・ホフマン初監督作 雰囲気のある落ち着いたコメディ

■86位『エクリプス/トワイライト・サーガ』
大爆笑ヴァンパイア恋愛映画 第三弾も抜け目無く笑えたw

■85位『デイブレイカー』
ヴァンパイアになっても苦悩するイーサン・ホーク

■84位『クレイジーハート』
哀愁のある落ち目のカントリー歌手をジェフ・ブリッジスが熱演

■83位『小さな命がよぶとき』
ハリソンとブレンダンはアドベンチャーで観たかった

■82位『サロゲート』
ブルース・ウィリスの理想的な自分は髪がフッサフサ

■81位『レポゼッション・メン』
ムキムキなジュード・ロウ 笑顔の怖いフォレスト・ウィテカー

■80位『ミレニアム3/眠れる女と狂卓の騎士』
3部作完結編は法廷ドラマ

■79位『ミレニアム2/火と戯れる女』
2作目で大きく事件が広がる

■78位『プリンス・オブ・ペルシャ』
人工添加物タップリのアドベンチャー映画

■77位『ボックス!』
市原隼人は好き

■76位『インビクタス/負けざる者たち』
クリント・イーストウッド作品ってことでちょっと期待しすぎた

■75位『ウディ・アレンの夢と犯罪』
雪だるま式の最悪展開映画

■74位『遠距離恋愛』
バリモアとジャスティンのリアルカップルが描くラブコメ

■73位『おにいちゃんのハナビ』
西田さん脚本はやっぱり泣ける

■72位『終着駅 トルストイ最後の旅』
大物俳優に囲まれてマカヴォイの若さが光る

■71位『プレデターズ』
エイドリアンvsプレデター もっとバカバカしく暴れて欲しかった

■70位『ザ・ウォーカー』
荒廃した世界観は好き ゲイリーも好き

■69位『マイレージ、マイライフ』
ジェイソン・ライトマンの作品にハズレなし

■68位『怪盗グルーの月泥棒』
お子様向けじゃない、しっかりした脚本 3Dの技術も素晴らしい

■67位『ニンジャ・アサシン』
『Vフォー・ヴェンデッタ』神コンビがこの順位は悔しい

■66位『時をかける少女』
脚本にもう少し必然性が欲しかった でも仲里衣紗は好き

■65位『グリーン・ゾーン』
意外とメッセージがあるイラク戦争モノ

■64位『アデル/ファラオと復活の秘薬』
思ってたのと全然違ったけど嫌いじゃない

■63位『魔法使いの弟子』
ニックが楽しければそれでいいです

■62位『アリス・イン・ワンダーランド』
もっとダークな話だったら良かったのに・・・

■61位『マイ・ブラザー』
イラク戦争帰還兵の心の闇

■60位『カラフル』
あまり期待してなかったけどメッセージ性が強くて意外と良作

■59位『瞳の奥の秘密』
サッカー場のシーンはどうやって撮ったんだろう?

■58位『恋するベーカリー』
大人の恋愛コメディ

■57位『フローズン・リバー』
凍てつく寒さの中でも、決して凍らない母の愛情強さ

■56位『ウィンターズ・ボーン』
雪降る小さな集落に暗躍するルール けなげに生きる少女

■55位『しあわせの隠れ場所』
お金の余裕は心の余裕 心温まるセレブの話

■54位『借りぐらしのアリエッティ』
『もののけ姫』以来、ジブリ作品で面白いと思えた

■53位『最後の忠臣蔵』
家臣への忠義と武士の恥 こんな話が嫌いな日本人はいない

■52位『シャッターアイランド』
日本の配給会社のクソ宣伝には怒りしか湧かないが、作品としては良作

■51位『第9地区』
嫌いじゃないけど「お金をかけたB級映画」くらいの評価しかできなかった

■50位『ミックマック』
兵器会社にイタズラで仕返し 『アメリ』より好きかも?w

■49位『クロッシング』
絡み合う三人の警官の群像劇

■48位『ロビン・フッド』
大味感拭えないが、それでも許せる巨匠リドスコのスケールと迫力

■47位『ザ・タウン』
犯罪都市ボストンで強盗から足を洗おうとする男のドラマ

■46位『ミレニアム/ドラゴンタトゥーの女』
北欧舞台にしたミステリー

■45位『ハートロッカー』
イラク戦争の爆弾処理 ありえない緊張感の連続でちょっと苦しくなった

■44位『トイ・ストーリー1&2 3D』
あの名作が劇場で観れたことに感動!

■43位『半分の月がのぼる空』
油断してたら号泣した

■42位『バイオハザード4 アフターライフ』
デキは悪いが、ポールが監督復帰してくれたおかげで軌道修正はできたw

■41位『ハリー・ポッターと死の秘法 PART1』
久しぶりにハリポタで面白いと思えた

■40位『タイタンの戦い』
ルイ・レテリエの早いカット割りにサム・ワーシントンのムキムキが融合

■39位『パレード』
名前も知らない若者が一つの部屋で暮らすリアルな群像劇

■38位『ベスト・キッド』
ジャッキー久々の当たり作品 W・スミスの息子じゃなきゃもっと感動したw

■37位『ジェニファーズ・ボディ』
サイテーでサイアクな作品だけど、サイコーに楽しかったw

■36位『アイアンマン2』
いっぱい詰め込みすぎちゃったね

■35位『人生万歳!』
サラッと笑える軽いノリのウディ・アレンのNYコメディ

■34位『100歳の少年と12通の手紙』
悲しい話なのにこれでもかとジョークが詰め込まれてる 笑えて泣ける良作

■33位『ガフールの伝説』
ザック・スナイダーと3Dの食い合わせは悪くなかった

■32位『十三人の刺客』
日本のアクションで面白いと思えるのは三池さんだけ

■31位『月に囚われた男』
低予算で作られたとは思えない練りに練られた優秀なSF

■30位『フィリップ、きみを愛してる!』
ユアンがゲイを演じる それだけで評価は高い

■29位『ラスト・ソルジャー』
ここ数年のジャッキー映画の中で一番面白かった!

■28位『ビッチ・スラップ 危険な天使たち』
ビッチのビッチによるビッチのためのビッチ!

■27位『ぼくのエリ 200歳の少女』
ヴァンパイア少女との初恋 読み解けば読み解くほど魅力的な作品!

■26位『ゾンビランド』
ゾンビ映画史上最高収入 ゾンビ+非モテ青春コメディ

■25位『リトル・ランボーズ』
子どもでいられなかった二人の少年が憧れたのは、スクリーンの最強の戦士

■24位『バーレスク』
大したことの無い脚本を二人のディーバが必死で補う!w ド派手&豪華な演出!

■23位『トロン:レガシー』
前作を観てないと意味不明だけど、知っているとネタ満載で楽しすぎる♪

■22位『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
ドタバタコメディに謎解き要素も加えられ、脚本で笑える秀作

■21位『ナイト&デイ』
トムとキャメロン、スターのオーラの使い方はこれが正しい!

■20位『シャーロック・ホームズ』
ダウ兄さん最高! 続編も楽しみ♪

■19位『ローラーガールズ・ダイアリー』
ドリュー・バリモアならではの一筋縄ではいかないガールズ青春映画

■18位『オーケストラ!』
ラストシーンのメラニー・ロランの表情がタマらなく美しい!

■17位『ヒックとドラゴン』
ピクサーに負けない確かな脚本力と映像力 目指せアカデミー賞!

■16位『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』
お金をかけて、ド派手にバカやって、ちゃんと面白い!

■15位『NINE』
豪華美女の共演 男の妄想にミュージカルパートを詰め込んだ潔さも好き

■14位『プリンセスと魔法のキス』
ディズニーの手描きアニメーションが復活!

■13位『パリより愛をこめて』
『96時間』に続くピエール・モレル監督の痛快フレンチアクション!

■12位『エクスペンダブルズ』
最強使い捨て傭兵軍団! 漢と拳と弾丸と爆弾!

■11位『川の底からこんにちは』
人生ドン詰まりの女性が見せる頑張り 今年の邦画最高作品!

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さぁ、駆け足でした!

いよいよトップ10の発表です!

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■10位『処刑人II』
10年ぶりの続編は、オリジナルキャストとスタッフが奇跡の再集結!

■9位『9<ナイン> 9番目の奇妙な人形』
完成度は物足りないが、世界観やビジュアルに心を撃ち抜かれた

■8位『ファンボーイズ』
SWファンだけでなく、全ての映画オタクの気持ちを代弁したコメディ♪

■7位『コララインとボタンの魔女』
ストップモーションとCGと3Dを駆使した最高の演出! ダークな世界観も好き!

■6位『トイ・ストーリー3』
逃げることなくしっかりと「別れ」を描いたピクサーに大拍手!

■5位『インセプション』
ノーランが魅せる新たなるSF概念! 今年一番ススメたい作品!

■4位『キック・アス』
アメコミ原作アンチヒーロー 激アツ! ヒット・ガールに萌え殺される!

★3位★『かいじゅうたちのいるところ』
絵本原作の世界をスパイク・ジョーンズが実写化!
大人でも心に共鳴して泣ける傑作!

★☆2位☆★『マチェーテ』
ニセの予告編を本気で映画化する米国のエンタメ力に激しく嫉妬!
期待を遥かに超えて、まさかの年間ベスト3に食い込む超傑作!
1分間に4人くらい首や腕が飛ぶ切株映画なのに、移民問題も絡める脚本力!
無敵! 無敵! 無敵!

☆★☆1位☆★☆『(500)日のサマー』
運命を信じる男と信じない女の物語♪
ここまで心臓を鷲掴みにされた映画は初めて!
最高に面白いけど、最高に辛い!
JGLとデシャネル、もうそれだけで他には何もいらない!
これからもずっと心に残っていくであろう名作!

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そんな感じで御座いました。

今年の総括ですが、まぁーかつてなく良作が多い年でした。
1年おき当たり年が来てるのは感じてますが、ここまで良作揃いなのは初めてです。
今まで満点がこんなに多かった年はなかったなぁー

トップ10なんか大混戦ですよ・・・
自分の中で『トイ・ストーリー3』がトップ5に入らないとか異常事態w
でも、それ以上に秀逸な作品が多かったですから、満足してるのに違いはありません!


個人的な偏ったランキングでしたが、最後までご覧下さりありがとうございました。

来年もどうぞ、ヨロシクお願いします。

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それでは最後にワースト5でお別れです。

■116位『Dr.パルナサスの鏡』
CGに必然性が感じられず、ただ単に意味の分からない世界観だった・・・

■117位『トイレット』
日本人が外国人を引っ張り出して「異文化」を晒してもクスリ笑いの先がない

▼118位▼『ニューヨーク、アイラヴユー』
変に下ネタが多くて、NYの良い雰囲気がブチ壊される

▼▽119位▽▼『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』
本スジより、もはや小ネタの方が面白い

▽▼▽120位▽▼▽『誰かが私にキスをした』
吐き気がするほど酷い・・・思い出したくもない・・・
出演者全員が演出の意図を疑問に思いながら演技してるのが伝わってくる
ハンス・カノーザ監督&アントン・イェルチェンだと期待した自分を殴りたい
歴史に残る駄作

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以上で御座います。

お粗末さまでした。

2010年12月29日水曜日

ゲン@ 2010まとめ:劇場未公開作品 ベスト10

久しぶりの投稿でゴメンナサイ・・・
そこそこ元気にやっております。

今年は劇場公開作品だけではなく、劇場未公開作品もそこそこ観てたので、
劇場公開作の前にまとめてみようかと思います。
(一部、09年DVD発売作品もありますがご勘弁を・・・)

なので、大したアレじゃないのですが、一応ランキングです。

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■10位『ショーツ 魔法の石大作戦』
『スパイ・キッズ』ロバート・ロドリゲス監督のファミリー向けSFアドベンチャー
魔法の石とか宇宙人とか巨大ロボとか、
子どもがワクワクしそうなモノを詰め込んだドタバタコメディだけど、
映像も編集もやたらと拘ってて面白かった
『マチェーテ』とか残虐映画も作りながら、
こういう作品も撮れるロドリゲスの才能のふり幅にはトコトン感心してしまう
脇役で出てるカット・デニングスも素敵♪


■9位『ジョナ・ヘックス』
アメコミ原作のアンチヒーロー西部劇
当初は疑問だったが、劇場未公開も納得
世界観、キャスト、ガジェットは素晴らしいんだけど、
続編のTV編集版を観てるかの如く、展開&編集が最悪だった…
バックをしっかり描いたほうが面白そうな話なのに、
80分で無理やりまとめちゃってる 
監督が下手なのかと調べたら『ホートン』の人だったw 
アレは好きだけど、アクション撮れる人じゃないじゃん… 
主演のジョシュ・ブローリン、敵役のジョン・マルコビッチ共に好演
娼婦役のミーガン・フォックスには特に拍手w
期待してただけにこのデキは残念過ぎる…


■8位『ルーザーズ』
任務中に裏切られた特殊部隊メンバーが復讐に立ち上がる
アメコミ原作のバカアクションでキャラ立ちして面白いんだが、
どこかモノ足りなさを感じてしまうのは、
似た設定の『特攻野郎Aチーム』を観ちゃってるからなんだろうなぁ…
主演のジェフリー・ディーン・モーガンがどっかで観たことあると思ってたけど、
『ウォッチメン』のコメディアンだったw
とは言え『マトリックス』のジョエル・シルバー製作だからアクションの派手さはあるし、
劇場でも十分イケるとは思うので、DVDスルーはちょっと勿体無い
続編作りそうな気がするけど、
次回作やるならPGかけてもエロさとグロさをもっと入れて欲しいなぁw


■7位『マリス・イン・ワンダーランド』
『不思議の国のアリス』を現代のイギリスにアレンジした狂乱ファンタジー
やたらと時間を気にする男、緑のケムリを吐くヤク中、双子のドアマン、
神出鬼没のDJ・・・アリスのキャラが上手く人間に置き換えられてる!
キャラタだけじゃなく、話の展開も地下鉄、草木の生える庭、
マフィアの裁判など見事にアリス的な流れを組み、
徹底してオマージュを奉げてるのが素晴らしい!
アリスじゃないのに、ちゃんとアリスしてる! 
低予算ながらバートン版よりも面白かったかもw


■6位『アドベンチャーランドへようこそ』
80年代を舞台に冴えない青年が遊園地でのバイトで経験する甘酸っぱいダサ青春コメディ
もっとバカ笑いするコメディなのかと思ってたが、意外とシメっぽい青春モノで良作
来年公開『ソーシャル・ネットワーク』で注目されるジェシー・アイゼンバーグの好演が光る
ヒロインのクリステン・スチュワートも『トライワイト』なんかよりずっと魅力的♪ 
鼻が赤くなった泣きっ面が可愛いw


■5位『ROCKER 40歳のロック☆デビュー』
若い頃にデビュー直前でバンドをクビになったドラマーが、再び熱いロック魂を燃やす 
下ネタ多そうなコメディの感じがしてたけどほとんど感じず、
過去を引きずる中年×青春×ロック×コメディで痛快な傑作!
エマ・ストーンがベースってまたツボなポジション♪
脇役のライバルバンドにブラッドリー・クーパー見つけて興奮w


■4位『ブラザーズ・ブルーム』
幼い頃から詐欺師の兄弟が最後の仕事に臨むクライムコメディ
「完璧な嘘は人を幸せにする」と豪語する兄と、騙すことに嫌気が差す弟
エイドリアン・ブロディ、レイチェル・ワイズ、日本からは菊池凛子と充分なキャスト、
何でコレを劇場で公開しなかったんだ!
全くセリフがないのに、ハリウッドのアカデミー賞俳優に囲まれても全く存在感が消えず、
確かなキャラクタを印象付ける菊池凜子が最高!
あの存在感はちょっと神がかってるレベルだと思う
欧州系小規模作品のような異質な場所に不思議と馴染む空気が恐ろしかった

■3位『キューティ・バニー』
お払い箱になったグラビアモデルが、ダメダメ女子大生を磨き上げるコメディ
カット・デニングスとエマ・ストーンってだけで興奮したw
カット・デニングスは相変わらず赤いルージュが似合う♪
序盤のピアスだらけの顔でヤラれたw
エマの声がハスキー過ぎてセクシー♪
基本的にデニングス派だけど、今回はエマの方が良かったかな?
ダサいメガネキャラがツボにハマったw
トム・ハンクスの息子も素敵☆
ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘:ルーマー・ウィリスの容姿が残念過ぎる!
って話題になってたけど、アレ観る限りは個性的でなかなか面白い女優だと思った
むしろ可愛い要素は十分揃ってる気がする…いや、もしかしてCGか?!


■2位『恋するポルノ・グラフィティ』
「男女の間に友情はあるのか?」という永遠のテーマ
ルームシェアをしている金に困った幼馴染のジリ貧男女が、
二人でポルノ映画を作っちゃおう!っていうラブエロコメディ
最低で下衆な下ネタ連発してるクセに、
実は純愛モノで最後がイイ話に落ち着くのが素晴らしい♪
こういうテイストは絶対に日本じゃ撮れないなぁ☆
脇役のジャスティン・ロングがまさかの斜め上を行く熱演で大爆笑!w
ますます彼が大好きになったw


■1位『ディフェンドー 闇の仕事人』
自らを「闇の守護者」と名乗り、手製の武器で悪党を退治するヒーローコメディ
謳い文句からして笑える作品だと思ったら、『グラン・トリノ』や『レスラー』に近い、
現実社会に居場所を見つけられない男のヒューマンドラマで、
まさかの鼻水垂れ流し大号泣!
主演:ウディ・ハレルソンのバカ熱いキャラに前半で引き込まれてしまい、
後半で明らかになる彼の過去やヒーローに憧れる理由に打ちのめされる
笑ってた男に泣かされるって緩急はタマらなく気持ちがいい♪
カット・デニングスのワルっぽい演技もヤバい!
今まで観た劇場未公開作品の中でも最高傑作!
劇場で観てたら、年間1位になっていたであろう神作品!


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そんな感じですが、興味ある人にしか一切興味が無いランキングでした。

来年も埋もれがちな良作を発掘したいと思います!

2010年12月5日日曜日

梅太@ 弐口メモ:2010.12.5 『一瞬の演技に絶句する瞬間』

この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします

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●一瞬の演技に絶句する瞬間

 『リトル・ミス・サンシャイン』の終盤、ポール・ダノの爆発寸前の感情を溜めに溜めて放つ「F○CK!!!」と叫ぶシーンを観ると、台詞に、そして場面に息を吹き込む役者の真髄を見れる気がします。大げさに言うとその一瞬に神が宿ってる気がするのです。
 映画は(特に演技は)リテイク、リテイクして一瞬のシーンを作り上げていくものだと思うけど、”コレだ!”という瞬間は、やはり一瞬・一回しか訪れないのだろうなぁ。




 劇中、フランク(40歳の童貞:スティーブ・カレル)が、「プルーストは生涯で一作の長編しか書いてない」という事に触れています。
 それを聞き、是非その作品(『失われた時を求めて』)を読んでみたいと思いましたが、全十何巻ほどあるそうで。
 読むとしたら、長期戦を覚悟しなくては。



すごい短い記事。