2009年8月10日月曜日

ゲン@ 劇場:『G.I.ジョー』

ゲンです。
台風来てますね。

『G.I.ジョー』@TOHOシネマズ 錦糸町(8/10鑑賞)

人気フィギュアから派生した1980年代のテレビアニメ「地上最強のエキスパート・チームG.I.ジョー」をベースにした実写作品。
国際機密部隊“G.I.ジョー”と悪の組織“コブラ”の激しい攻防が展開する。
監督は『ハムナプトラ』シリーズのスティーヴン・ソマーズ。

はじめに映画化の話を聞いた時は、まさかと驚きました。
しかし公開された映像を観て、意外なほどにSFアクションでさらにビックリw
映像的にも盛り上がってる作品ですから、一応劇場で観ておこうと行ってきました。

おいしいアクション全部乗せ! お、意外と食べられる♪

いやいや、こういう使い古されたようなアクションでも、まだまだ観れる作品って作れるのですねw

ストーリーはというと、金属を破壊しつくすナノマシンを手に入れて世界征服を企む悪の組織と、それを阻止する超人的な戦闘集団っつー、いかにもなハリウッドなお話。
意外な仕掛けがあるわけでもなく、勧善懲悪なお決まりな展開です。

しかし、夏に劇場でド派手なアクション映画を観る分には、ストーリーなんてもんは二の次、三の次でOKでしょう!

オモチャが原作だった同じく「トイムービー」『トランスフォーマー』に倣えとばかりに、戦う理由さえあればいいのです!w


見所は、何と言ってもド派手なアクションシーン。
CGを駆使した空中&水中戦は、お決まりな展開ながらスクリーンで観てしまうと、十分にニヤける面白さ。
単に派手でなく、編集も結構上手いので、空中→水中へと戦闘シーンが気づかないうちに変化してるのも、なかなか面白かったです。

それに加えて、パリの街中が舞台の市街戦では、凱旋門やエッフェル塔など有名な建造物が登場し、そこでの大爆破なんてものしっかりと作りこまれていて見応えは十分ありました。

さらにSFアクションではおなじみになりつつある、一瞬をスローで延ばしたような所謂「バレットタイム」を上手く織り交ぜ、スピード感と迫力のバランスも実に見事に取れていると思いました。


キャストですが、主演のチャニング・テイタムのアクションもいいですが、個人的に魅力的だったのは、イ・ビョンホンレイ・パークのニンジャバトル!
刀や手裏剣、トンファーまで持ち出した、展開の早い戦闘シーンはかなり熱かったです!

特に『スター・ウォーズ EP1』ダース・モールを演じていたレイ・パークは、ずっとマスクを被っているのでセリフもなく、表情も読み取れませんが、あの機敏な動きを見れただけで劇場に来た意味はありました。

あとヒロインのシエナ・ミラーのメガネ姿が、ヤバかったですが、これに燃えた人間は、僕だけじゃないだろうなぁ・・・w

さらに、監督つながりでしょうが、『ハムナプトラ』で主人公を演じていたブレンダン・ブレイザーが、指導教官としてカメオ出演したのも、ちょっとおいしいトコだと思いました。
お互い『ハムナプトラ』で有名になっただけに、感謝の意味もあるのかも知れませんね。


アメコミ原作のアクションが量産されるなかで、新たに確立しつつある「トイムービー」ですが、面白さのツボさえ押さえればまだまだ頑張れるジャンルではありそうですね。
続編を匂わせるラストで、今後の展開にも期待したいです。


全部乗せ、ご馳走様でした!

おかわりは?・・・・あ、いただきます♪


~~~~~~~~~~~~~~~

そんな感じですが、悔しいけど意外と面白かったですw

ハリウッド・ハリウッドし過ぎてるアクションって、2000年前後にも量産されてたと思いますが、その頃と比べても最近の作品ってのは、格段にクオリティが上がってきたと思います。
映像技術だけではない、エンタメ性の追求を強く感じます。

もしかするとアメコミ原作ブームと、同じような流れがあるのかも知れないですね。

0 件のコメント: