少し過ごしやすくなってきましたね。
■『ナイトミュージアム2』@TOHOシネマズ 錦糸町(8/17鑑賞)
※先に観てる梅太くんの感想はコチラ
夜の博物館で、ひとりでに動き出した展示物たちによる騒動を描いた『ナイト ミュージアム』の続編。
世界最大の博物館・スミソニアンを舞台に、ナポレオンやアインシュタイン、深海に住む巨大なダイオウイカまで、歴史や自然界の遺産たちが次々と動き出す。
出演は引き続きでベン・スティラーに加え、『魔法にかけられて』のエイミー・アダムス。
前作もそこまで絶賛する内容ではなかったので、続編の企画が出た時もあんまり興めず。
しかし、エイミー・アダムスが出演するってことで俄然観る気に超期待!w
リークされた写真を先に観て、そのキュートさに悶えてました♪
おい! ベン・スティラー! エイミーと3回もキスするってどういうことだよ!!!
もーね、許せないですよ、ホントに!
世界中のエイミーファンをドコまで敵に回せばいいのかと!w
ストーリーは、前回の続き。
主人公:ラリーは、あのあと発明家として大成功、今では大企業のCEOにまで上っていたが、自然史博物館に収容されてたみんなが、ワシントンのスミソニアン博物館の地下に移動になってしまうと聞いて、愕然とする。
さらに、残るはずだった魔法の石版も一緒に移送されてしまい、それを手にしたファラオ:アクンメラーの兄:カームンラーの手に渡り、どんどんヤバい展開に!
まぁ、ハッキリ言ってしまえば、前回の設定を無理やり規模を大きくしたような感じで、そこまでの内容はありませんでした。
前作であった「父と子の絆」みたいなモノは一切無く、ただ単に「面白いでしょ?」な展開はどーでも良かったです。
しかも、前回では結構シビアだった「朝日に当たってしまうと砂になる」という設定もイマイチ活きておらず、焦燥感も全く無く、ただやりたい放題・・・
キャラクタ設定も結構いい加減だと思いました。
あと笑いの質もちょっと微妙・・・
いや、前作のようなファミリー向けの分かりやすい笑いも嫌いではないんですが、今回は何故か小規模作品のような乾いた笑いが多いのが疑問でした。
改めて考えると、内容の全く無いどうでもいい会話とかをダラダラ続けたりするシーンが幾つかあり、それは主演のベン・スティラーが元々得意とする笑いに近い感じはするので、観ていて面白いのは確かなんですが、ファミリー向けの作品でやるような笑いの質では無いので、少し浮いてたのが微妙でした。
ただ良い点もいくつかあり、特に目を引くのが展示数が増えたことで、「動く」という発想に幅が広がったこと。
単に動物の剥製や蝋人形ばかりだったのが、絵画や写真の世界にも広がったのは、なかなか面白かったです。
一番素晴らしいのは、第二次世界大戦の終戦にNYで撮られたキスする男女の写真。
ただ写真が動くだけでなく、その写真の中に入ると白黒の世界になってしまうってのは面白く、さらにそこでも落としてしまった携帯電話が・・・という展開は観ていてニヤッとしました。
それが繋がってるエンディングは見事ですw
あと素晴らしいのは、もう全てエイミー・アダムスですよ!
女性初の大西洋横断飛行をしたアメリア・イヤハートを演じているのですが、もーこれがスゲーお転婆でキュートで魅力的過ぎるキャラクタ♪
エイミーって、顔立ちが整っていてホントに綺麗だし、指先の動きとか声とかも見事で、ある意味で「作り物」みたいな存在だと思うんですよ。
それが活きてたのが『魔法にかけられて』でアニメの世界から抜け出してきたジゼル姫だったんですが、今回はそれにも負けないくらいに素晴らしい演技だったと思います。
実際のアメリアが世界一周の冒険中に消息を絶ったエピソードを踏まえてなのか、ラストの去り際がちょっと切ないのもイイ♪
そして前作に続いて、ミニチュアのジェデダイアとオクタヴィウスのコンビの掛け合いも笑えてよかったです。
元々親友である主演のベン・スティラーとジェデダイア演じるオーウェン・ウィルソンとの絡みも、前作と比べて増えていたのも嬉しかったですね。
あと個人的にロビン・ウィリアムスが久々にスクリーンで観れたのが良かったです。
ここ数年、彼の主演する作品がことごとくDVDスルーされてばかりなので悲しいです・・・
他にも、飛び回ってはやたらとラブソングを歌いつづける天使の役を、ジョナスブラザーズが演じてるだとか、細かいネタを挙げればキリがないほどに沢山詰め込まれてました。
ずっと安定したラインには乗ってるので、ファミリー向けとしては成功してると思います。
登場する歴史上の人物とかのエピソードを知ってるとより笑える部分が多いので、その辺を理解してる大人もそこそこ楽しめるかと。
何より、エイミー・アダムスが可愛い! それで十分!
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