2009年2月18日水曜日

ゲン@ 劇場:『ディファイアンス』

ゲンです。
すごく寒いです。

『ディファイアンス』@TOHOシネマズ シャンテ(2/14鑑賞)

第二次世界大戦中、オスカー・シンドラーに匹敵する約1,200人のユダヤ人の生命を救ったユダヤ人のビエルスキ兄弟を描いた作品。
監督は『ブラッド・ダイヤモンド』のエドワード・ズウィック、主演は『007/慰めの報酬』のダニエル・クレイグ。

さすがは実話モノ! ガッツリ!ズッシリ!面白い!

相変わらずのナチス系戦争映画ですが、こういう人が実在していたのを初めて知りました。
ユダヤ人の大量虐殺から逃れた兄弟が、同じく辛うじて生き残った人達をコミュニティを作り、森の中で逃亡を続けながらの生活を3年以上も続けたという実話です。
はじめは十数人から始めていた逃亡生活が、ナチスから逃げる為に各地を転々としていくうちに、最終的には1200人もの人々が終戦まで生き残ることができたと言いますから、非常に驚きました。

主演はボンド役が記憶に新しいダニエル・クレイグ
食料も少ない厳しい生活を続けるうちに、内輪での醜い争いが度々起こるのですが、その度に毅然としたリーダーとしての振る舞いをしていたのが、非常にカッコよかったです。
「我々は追われているが、決して獣になってはならない。我々の“勝利”とは生き残ることだ」
と、常に周りをまとめていて、主人公がリーダーとしての資質が素晴らしい人なのだと感じました。
個人的に、どうもボンド役を認めたくないダニエルですが、今回演じたキャラクタには凄く合っている気がして、演技・アクション共に素晴らしかったと思います。

今更ですが、ダニエル・クレイグを見直しましたw
ボンドよりも、全然こっちの方が好きですw

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