2008年10月27日月曜日

ゲン@ 劇場:『イーグル・アイ』

ゲンです。
10/24~26と3連休だったのですが、3日間で10本の新作を劇場で観ましたw
レポのストックがかなり貯まりましたので、しばらく新作のレポばかり続くと思います・・・

『イーグル・アイ』@丸の内ピカデリー1(10/24鑑賞)

スティーブン・スピルバーグが制作総指揮を取ったサイバーサスペンス。
主演は『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』『トランスフォーマー』のシャイア・ラブーフ、ヒロインは『M:I:Ⅲ』『近距離恋愛』のミシェル・モナハン。

スピルバーグが『グーニーズ』以来、23年ぶりにオリジナルストーリーを手がけたということで話題になっていましたが、主演がまたもシャイア・ラブーフ。
スピルバーグは相当この子を気に入ってるようですねw
それでも作品的には、スピルバーグの得意分野っぽい作品な感じがしたので、楽しみにしてました。

あー・・・「っぽい」ねw いろいろ「っぽい」ねw

恐らく、少しでもストーリーにツッコむとすぐにネタバレになりそうなんで、何も言いません。
てか、言えませんw
とにかく、色んな作品の要素がそこかしこにありましたw

勘の良い人は分かっちゃうと思うんですけど、含まれてる要素の作品を挙げてみますw
(一応、反転にしておくんで、勘の悪い人だけ見て下さい)
『エネミー・オブ・アメリカ』
『ダイハード4.0』
『マイノリティ・レポート』
『アイ、ロボット』
以上ですw
どうですか?
何となく、察してもらえましたか?w
(特に4本目に挙げた作品が肝)

別にパクりだとかは全く思わないですし、むしろ構想期間(12年)の長さを考えれば、こちらの方がよっぽど先を行っていたと思うんですが、2008年に公開する作品じゃ無かったなぁ・・・ってのが正直な感想でした。
スピルバーグ本人としては、「やれる時期になった」って考えのようですが、せめてあと5年前くらいに撮っていればもっともっと面白い作品になったと思います。

勿論、アクションとかCGとか、映像技術的な面で言えば、現在の最高峰の出来栄えだと思いました。
単純にアクションシーンは素晴らしい出来だと思います。

ただ、あくまで「オチ」として隠してる部分が、今更過ぎたので残念でした・・・


ジュリー演じる主演のシャイア・ラブーフですが、ある日突然、部屋に大量の銃器や爆薬が届けられ、FBIからテロリストとして追われます。
登場からヒーローってワケではなく、事件に巻き込まれて仕方なく・・・って感じの焦り気味の演技は今回も健在。
『トランスフォーマー』で言うトコの「No!No!No!」な感じがずっと続くのは観ててハラハラするし、その辺は言うこと無しですね。
まぁ、この子の場合、いつも作品自体は悪くないのに、プライベートがやんちゃ過ぎて、悪い印象がどうしても付きまとってしまうだけなんですけどね・・・
そろそろ脱却した演技が・・・とか思いつつ、来年公開の『トランスフォーマー2』が楽しみでしょうがないですw

ヒロインのミシェル・モナハンは、離婚した母親役で息子を人質に取られ、事件に加担することになってしまいます。
ジュリーと恋愛に走るワケでもなく、キリッとした表情で母親としての強さを見せながら、アクションに挑戦していました。
ただ、ジュリーの双子の兄弟でイーサンという名前が出てくるたびに、『M:i:Ⅲ』が頭を過ぎってしまいましたw
(『M:i:~』シリーズの主人公は「イーサン・ハント」)


良い所はそれなりにあるんだけど、目新しさが無いだけに、印象も薄くなってしまうのが残念。
劇場で観るハリウッド大作としては合格ですけど、DVDで観る「仕掛けモノ」としてはパワー不足でした・・・

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