2009年12月3日木曜日

ゲン@ 劇場:『ニュームーン/トワイライト・サーガ』

ゲンです。
週末に映画をいっぱい観て、平日は溜まってるレポを書いて、とても忙しいですw

『ニュームーン/トワイライト・サーガ』@MOVIX 亀有(11/28鑑賞)

永遠に年を取らない美しきバンパイアと女子高生のラブ・ロマンスを描き、世界中で大ヒットを記録した『トワイライト~初恋~』の続編。
主人公の二人は前作に続きクリステン・スチュワートとロバート・パティンソンが続投。
バンパイア、エドワードとは敵対関係にあたる狼一族の少年にふんするテイラー・ロートナー、さらにはダコタ・ファニングも共演。

今年春に公開された『トワイライト』の続編ですが、初めから3部作で製作されてるはずなのに、「ヒットしたから続編」みたいな感じになっちゃってますねw
前作はそこまで良い評価はしてませんが、一応今回も劇場で観ておこうと、わざわざ初日の初回に行って来ました。

最強腐女子神話再び! 前作以上に腐ってやがる! 

あーもーヒド過ぎるw
あまりの腐りっぷりに苦笑いが止まらんかったw

ヴァンパイアと人間の少女の禁断の恋を描いた作品で、世界中で大ベストセラーになり、鳴り物入りで劇場公開されたところ、1作目は大ヒット。
その続編も前評判から絶賛され、公開初日の興行成績がなんとあの『ダークナイト』を抜いて過去最高の記録を作ってしまうなど、もうやりたい放題w
世界中の腐女子が大熱狂してる作品なワケですが、もう前作以上に酷い腐り様でしたw


ストーリートしては、前作で丸く納まったはずのヴァンパイア:エドワートと人間の少女:ベラの関係に早くも溝が!

「やっぱり僕といると危険だ!(人間じゃねぇし!)」とエドワード!

ベラを捨てて、あっさり逃走!

「貴方と別れるくらいなら死んでやる!」と自暴自棄のベラ!

そんなベラを優しく慰めるワイルド系の幼なじみ!

「あいつなんか忘れて、僕だけを見てくれよ!」と幼なじみ!

何とその幼なじみは、狼人間だった!

そんな土壇場にやっぱり帰ってくるエドワード!

争う二人!

「アタシのことで争わないで!」とベラ!



おめでてぇな! お前ら!

どんだけいい女なんだよ!



ゴメンナサイ、ちょっと興奮しすぎましたw
とにかくですね、あまりにも綺麗な腐女子ストーリーに、開いた口が塞がりませんでしたw

設定からして腐ってるのは分かってますし、前作ではそこまで「腐女子」なイメージは強くなく、まだラブストーリーのひとつとして冷静に観れてたんですが、今回はあまりに都合よく展開しておりまして、笑うしかありませんでした。

ヴァンパイアっつーと、その設定とか戒律みたいなのが細かく決められてるのが魅力だと思うし、そういうクラシカルな文化がある程度根付いている雰囲気が前作では感じられたんですが、ホントに今回はヴァンパイアに加えて狼人間まで安っぽく入れ込められてて、ゴシックなプライドみたいなのが微塵も感じられませんでした。


キャストですが、前作に続いて主演の二人は相変わらずでした。
人間の少女:ベラを演じるクリステン・スチュワートの幸薄な感じは、個人的に結構ツボです♪
ただ相手役のヴァンパイア:エドワードを演じるロバート・パティンソンはやっぱりカッコ良くはないよなぁ・・・
こんなコト言うと、大熱狂なアメリカのティーンズに撃ち殺されるだろうけど、白塗りのメイクのせいもあって、若干の気持ち悪さすら感じます・・・

それに加えて今作は、『アイ・アム・サム』の天才子役:ダコタ・ファニングが初めての悪役を演じるってコトで話題になっていたので、非常に楽しみにしていたのですが、ダコたんの登場シーンが後半の数分だけで散々勿体ぶられたクセに大した活躍もなく、あまりに投げやりな配役にガッカリ・・・
一応、完結編にも登場するみたいですが、そちらではもう少し活躍してくれることを願っとります。


海外でも日本でも、評価してるのは腐女子さんのようでして、彼女らが超高い反応をしてくれてるおかげで、平均しても高い成績になってしまってるようです・・・

前作の高評価はまだ笑って見過ごせたけど、今回はさすがに笑えないです・・・

こんな作品に『ダークナイト』が負けるってのは納得がいかないんだよなぁ・・・

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