2009年12月11日金曜日

ゲン@ 劇場:『ロフト.』

ゲンです。
恥ずかしながら、デジタル一眼をついに買っちまいました。

『ロフト.』@シネマ・アンジェリカ(11/29鑑賞)

ベルギーで大ヒットを飛ばした密室ミステリー。
5人の男性たちが共有するロフトで起きた殺人事件の謎を、彼らの秘密とともに暴いていく。

「ベルギー国民の10人に1人が観た!」(人口1040万人に対し、観客動員110万人)という謳い文句が気になり、評価もなかなか高かったので期待して観に行って来ました。

ベルギー発、先の読めない極上ミステリー♪

評判通り、かなり面白い作品でした!
ベルギー映画って初めてだと思いますが、こんなにオサレで面白い作品もあるのですねぇー♪

ストーリーはというと、それぞれに妻を持つ5人の男性。
友人関係にある彼らは、秘密の情事に使用する為、高級デザイナーズマンションの最上階に「ロフト」を共有していた。
その部屋で発見された、ベットに横たわり手錠に繋がれた女性の死体。
一体誰が犯人なのか・・・

っつー、密室ミステリーなんですが、まぁー脚本が秀逸でした。
先が読めず、話が二転三転する密室劇で、導入から終わりまで全く気の抜けない展開でグイグイ惹きこまれます。
有名な俳優さんが出ていないおかげで偏った先入観もなく、犯人を決め打ちして観る事が難しいので、最後の最後までハラハラでした。

密室で展開されるソリッドシチュエーション的な作品って言うと『saw』の1作目とかが真っ先に思い浮かびますが、この作品に関して言えばグロテスクな描写などがないのも魅力かと。
その代わりに多少のエロスと、それに伴った大人なドラマも含まれてるのも素晴らしいと思います。


上映館数が少ない欧州系の作品としては、今年最高だと思います!

ベルギー映画、侮れません!

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