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■『パブリック・エネミーズ』@TOHOシネマズ スカラ座(12/12鑑賞)
大恐慌時代のアメリカに実在した伝説のアウトロー、ジョン・デリンジャーと彼の恋人との逃亡劇を描いたラブストーリー。
無法者として生きる男とFBIの攻防を軸に、運命の恋人との純粋な愛もスクリーンに焼き付ける。
監督は『インサイダー』のマイケル・マン。
主演はジョニー・デップ、共演は『ダークナイト』のクリスチャン・ベイル、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』のマリオン・コティヤール。
ジョニデとベイルがついに初共演!ってコトで、かなり楽しみにしていた作品だったワケですが・・・
あー・・・うーん・・・ 全く共感できないなぁ・・・
ツマらなくはないんだけど、微妙だったなぁ・・・
夢の共演だっただけに、余計に残念だ・・・
1930年代前半、大恐慌時代のアメリカに実在し、鮮やかな手口で銀行強盗を繰り返した男:ジョン・デリンジャーの半生を描いた作品ですが、予告編で観たよりもこのジョン・デリンジャーという男のキャラクターがあんまり伝わってこなくてガッカリ・・・
「汚れた金しか奪わない」
「仲間は決して裏切らない」
「愛した女は最後まで守り抜く」
悪人ながら男らしいプライドを持ち、警察から「社会の敵ナンバーワン(Public Enemy No.1 )」と呼ばれながらも、当時の大衆からヒーロー扱いされていたというジョンですが、描かれ方としてやはり「犯罪者」という印象があまりにも強く、本人自身は紳士的でも彼の仲間内が荒くれ者なので、結局は民衆にもかなりの迷惑(死者・怪我人)をかけてたりと、全然スッキリしませんでした。
勿論、ギャングなり、アウトローなりのカッコ良さみたいなのはあるんですが、悪者が主役になっているだけにどうしてもそれを超えてくるものが感じられなく、全く感情移入が出来ずにエンディングを迎えてしまいました。
事実を元にしてる作品とは言え、実際のジョン・デリンジャーがどこまで活躍した人間なのかは分かりませんが、同じく実在した悪人を描いた『アメリカン・ギャングスター』なんかと比べると、主人公のキャラクタ性や物語の重厚感があまりにもあっけなく、全体的にエンタメ感が薄く物足りなさを感じました。
まぁ、そもそも「ギャング」と「マフィア」って違いもあるんだろうけど、悪人ってジャンルに変わりはないということで・・・
キャストですが、主人公:ジョン・デリンジャーを演じるジョニー・デップ!
どんな役を演じてもジョニデのカッコ良さは消えませんからね、魅力が薄く感情移入が出来ないとは言ってしまいましたが、黒いスーツと黒いコートにハットを被り、マシンガンを持って銀行のカウンターを乗り越える様は、卑怯なほどです♪
一目惚れしたヒロインにかけるセリフなんざ、もータマらん!
そんかジョンを捕まえる為、奮闘する刑事を演じたクリスチャン・ベイル!
『ダークナイト』『3時10分、決断のとき』『ターミネーター4』と僕の中は最高に面白い作品にドンドン出演してくれてるベイルですが、今回の正義感溢れる刑事役も非常にカッコ良かったです!
ジョニデと並んでも、全然負けない男前♪
ただ期待していた肝心の二人のツーショットのシーンが非常に少なく、それも物語の中盤であっけなく終わってしまった為、かなりの物足りなさを感じてしまいました・・・
ヒロインのマリオン・コティヤールも大きな目がとてもキュートで素晴らしかったです。
来年公開のミュージカル映画『NINE』も楽しみ♪
ジョン・デリンジャーのキャラクタ性に魅力が欠け、悪人臭が拭えずに感情移入が全く出来なかった残念な作品。
期待していた豪華な共演だけに、その落胆は大きかったです・・・
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