2009年7月26日日曜日

梅太@ 雑記:『Star Light Cinema 2009』

この記事は 良い映画体験をさせてもらった 梅太 の名の下にお送りいたします

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 「We want the movie!!!」

 良い映画体験をさせてもらいました。

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 昨日、恵比寿ガーデンプレイスで約1ヶ月にわたって開催されている「Star Light Cinema 2009」に行ってきました。

 これは、ガーデンプレイスの広間を使い、そこに座席とスクリーン、音響設備を用意して、屋外で映画を楽しんでみましょう、という企画。
 開催日は、7/17~8/9、金・土・日曜日の18:45から。
 上映作品は、観客のリクエストや、開催者側が選んだもの等様々で、一日ごとに作品は違います。

↓↓↓現場の様子はこんな感じ↓↓↓

 座席数は150。
 しかし席を選ばなければ、会場周辺から見られます。
 僕はといえば、開始1時間前から並んで、ちゃんと整理券をゲットしました!

↓↓↓整理券↓↓↓

 さて。

 僕は以前から、屋外上映というものに、一度でいいから立ち会いたいと思っていました。

 屋外上映といっても、様々なものがあります。
 アメリカ映画に良く観る、広間にスクリーンを設置し、車中から見るというタイプのものもあります。
 『それぞれのシネマ』で観たような、映画館自体が屋上にあり、夜にならないと開場しないタイプのものもあります。

 とりあえず、なんでもいいから、関わってみたかった。
 今回は、そんな願いが叶い、とてもうれしかった。

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 いやぁ、実は同期の飲み会を蹴ってまで参加したのです・・・

 一ヶ月ほどやっているので、作品を選ばなければいつでも行けたのですけれど、昨日25日に行ったのにはわけがあります。

 それは、上映作品が『僕らのミライへ逆回転』だったから。

 この作品、観た方なら分かると思うのですけれど、まさに、”こういう場で見るのにふさわしい”作品だと思います。

 僕はこの作品を観てから、考えていることがあります。

 「映画を観るのに”良い”環境って、なんだろう」

 昨今は、シネコンが幅を利かせてきています。
 デジタル版や、先月から始まったIMAXシアターによる上映も、頭角をあらわしてきています。

 確かに、映像はキレイです。
 音も素晴らしい。
 会場もキレイ。
 マナーもしっかりしている。

 文句はありません。

 ですが僕は、昨年まで地方に行って、そこのシネコンに通っていて、何かが足りないと思うことがありました。

 本年度から東京に戻ってきて、久々にシャンテ・シネの初日初回に立ち会ったとき、その足りないものが分かった。

 これだ。
 客の数だ。

 そういう混雑が嫌だと、言う人もいるかもしれません。
 でも僕は、”映画館は混んでいてなんぼ”と思います。

 映画というものは、映画館に行ったのであれば、一人でみるものでは絶対にない。
 そこには、まったく知らない他人がいる。
 でも、”映画を観に来た”という共通の目的がそこにはある。
 その瞬間、楽しみを共有する仲間になる。

 故:淀川長治さんの言葉を借りるなら、

 「映画は距離をなくし、すべての人を家族にする」

 やはり人がいると、そこには作品に対する反応がある。
 面白い場面では笑い、悲しい場面では泣く。
 3階の高さから生身で落ちると「うわぁ・・」という若干の引き気味の悲鳴が上がる。(by『チョコレート・ファイター』)
 
 映画館で作品を楽しむという事は、その作品の出来如何も当然であるが、そういう”会場の雰囲気”も含めた、楽しみであると思う。



 話を戻して。

 つまり、映画を観るのに”良い”環境というのはキレイな映像・音・会場より何より、まず先に、”それを一緒に楽しめる客がいるかどうか”であると、最近感じるのですよね。


 この『僕らのミライへ逆回転』では、そういうエッセンス的な部分を、笑いを含めて僕に教えてくれた作品だと思う。

 特にラスト。

 みんなで作った作品の上映会は、ものすごく狭い部屋で、ひしめきあって開催される。
 音だって良くないし、スクリーンは白い布切れ。
 でもみんな、楽しんでいるのです。

 このシーンを見たとき、「あぁ、映画ってこれでいいんだよ」と思った。

 まずは、みんなで楽しむ。
 これこそ、大衆娯楽の根幹を成すものである。

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 うれしいハプニングもあった。

 途中で、前のシーンへ飛んだり、映写機がとまり、約5分ほど客が放置状態になったり。

 そうそう、こういうのがあってこそ、屋外上映だよ。

 「あれ~」という雰囲気の中、僕はひそかに微笑んでいました。

 そして上映終了後、恵比寿の駅に戻るとき、「あ~、幸せ」と呟かずにはいられなかった。

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