2009年7月23日木曜日

ゲン@ 劇場:『アマルフィ 女神の報酬』

ゲンです。
ナツいアツですね。

『アマルフィ 女神の報酬』@TOHOシネマズ スカラ座(7/21鑑賞)

イタリアで起きた日本人少女失踪(しっそう)事件の謎に迫るサスペンス・ミステリー超大作。
主演は織田裕二、監督は『県庁の星』『容疑者Xの献身』の西谷弘。

ベタですが、実は織田裕二が好きだったりしてます。
映画も『踊る~2』からは全部劇場に観に行ってたり・・・
今回も別に期待作は無かったですが、話題作なので一応劇場で観ておこうと思い、行ってきました。

悪くは無いけども、まぁまぁかなぁ・・・

フジテレビ開局50周年記念の劇場作品ってコトですが、某他局がやってるような人気ドラマの劇場版ではなく、オリジナルでの製作って言う点ではなかなか良い評価をしてます。
そもそも「ヤンキー更生バンザイ話」が死ぬほど大嫌いなので、現在劇場で公開されてる某作品は予告編を観るだけで胸クソ悪くなります。

何?不良が立ち直るのってそんなに偉いの?
普通の人間が迷惑かけずに普通に生きてる方が、よっぽど素晴らしいだろーが!


あ・・・ゴメンナサイ・・・話がズレました・・・

とにかく、TVドラマからの流れを全く組んでいなく、一からここまで作り上げたのには、拍手したいと思います。
日本人が主人公の邦画作品でありながら、日本初となる全編イタリアロケで撮影されており、壮大で美しいロケーションは物語の雰囲気を盛り上げています。
コロッセオやバチカン市国、スペイン階段などなど、名所名跡でバッチリ撮影しているのを見ると、そうとう頑張ったんだなぁと感心します。
特にタイトルにもなっている海沿いの断崖にある街:アマルフィの美しさはかなりの見ものでした。


ストーリーはと言うと、年末のイタリアG8サミット開催直前に起こった邦人幼女の誘拐事件で、面白い話ではありましたが、そこまで絶賛するような内容では無かったかと・・・
いくら優秀な外交官とは言え、そこまで越権行為のオンパレードは無いだろうとか、そんなツッコミはいっぱいありましたが、織田裕二ですしね、やりたいだけやれば良いと思いますw

で、主演の織田裕二ですが、一見するとクールで冷めた人間だけど、実は強い使命感と正義感を持っている熱い男という、彼にピッタリの役でした。
やっぱり劇場で見るとカッコイイなぁ・・・

あと個人的には、戸田恵梨香がドタバタしてて良かったです、良かったです、うん。


別に大絶賛もしないですし、特にオススメもしないですが、劇場まで観に行って「あー失敗したなぁ・・・」とはならないレベルの作品で、ちょっと安心しました。

キャストとロケーションの美しさに加えて、西谷監督のクセの無い堅実な手腕っての結構重要なのかも知れないですね。

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