この記事は ちょっと安心した 梅太 の名の下にお送りいたします
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今回お送りする予告編は、ウォシャウスキー兄弟最新作『Ninja Assassin』。
("s"が多いな・・・)
本ブログで、ゲンさんと共に2008年最高傑作に選ばせて頂いた『スピード・レーサー』。
そのテジョ・トゴカーンを演じていたRAIN(ピ)が主演の、忍者アクション。
『スピード・レーサー』日本公開時から、この作品の製作自体は報じられていました。
しかし『スピード・レーサー』の興業的大失敗により、恐らく世界的にはあまり期待されていないだろうなと感じられます。
「あぁぁぁ・・・ウォシャウスキー、またですか」みたいな。
ただ、僕は『スピード・レーサー』は、こちらのブログで何度も紹介させていただいている通り、ものすごく好きな作品です。
「ウォシャウスキー作品で一番は?」といわれれば、『スピード・レーサー』と答えます。
あれは駄作でもなんでもなく、あれでウォシャウスキーが描きたかった核に気付けば、大傑作であることがおのずと伺える作品なのですが・・・
『マトリックス』と、やってること自体は変わらないのだけどなぁ。
さて、『スピード・レーサー』以降、僕が懸念していたことがありました。
『暗殺者』の脚本家デビュー以降、『マトリックス』が大ヒットし、『Vフォーヴェンデッタ』では、目立つ収益は無いものの、高評価を得ていました。
しかし『スピード・レーサー』の痛手(いや、僕の中では大成功)により、もしかして、この兄弟は、作風を変えてしまうのではないだろうか・・・そんな心配があったのです。
この兄弟は、「やりたいことをキチンと作れる」数少ない監督であると思うので、あの失敗(いや、僕の中では大成功)にヘコたれず、路線を保っていて欲しいなと思っていました。
そして今回の予告編です。
前置きが長くなりました・・・
どうもありがとう!
心配後無用でございました。
しかもまたもや、ワーナーさんが配給。
これを観るにワーナーさんは、前作での興業的な面ではなく、ちゃんと作品面を見て、ウォシャウスキーを支援しているのだなと、なんとなく思いました。
共演に、『パイレーツ・オブ・カリビアン』にて、英語で話しているにもかかわらず、あと一歩で英語字幕を入れられそうになってしまったナオミ・ハリス。
(役:ティア・ダルマは、そういう話方だから仕方ないのだけれど・・・)
そしてショー・コスギ。
公開は、アメリカで09.11.25。
ロブ・マーシャル監督のミュージカルムービー最新作『NINE』と被っているので、そちらには恐らく負けるでしょうが、僕は期待していますよ。
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