2009年4月10日金曜日

ゲン@ 劇場:『レッドクリフ Part I &II』イッキミ

ゲンです。
今日はとても暖かかったですね。

『レッドクリフ Part I&II』イッキミ@TOHOシネマズ 日劇(3/9鑑賞)

シリーズモノの新作の時にTOHOシネマズがたまに企画する、シリーズ全作を一度に上映する「イッキミ」ですが、今回初めて参加しました。
一般公開の前日の開催なのに加え、ジョン・ウー監督の舞台挨拶つきともなれば、行くしかないでしょう、丁度休みでしたしw

前作も劇場で観ていてなかなか面白かったし、今回も前売り券をかなり前に買ってたんですが、それを無駄にして行ってきましたw
でも、日劇の大きなスクリーンでシリーズを連続で観れるなら、余計にお金をかける価値は十分にあるでしょう♪

まずは11時過ぎから「Part I」の上映。
前作を観たのも去年11月の公開初日で、忘れていた部分も結構あったので、直前に劇場で復習できるってのはホントにありがたいですね。
「ずっと関羽のターン」な無双っぷり素晴らしいし、何より趙雲がイイ!

で、次回作の予告編までもバッチリ流し、20分の休憩を挟んでいよいよ「Part II」の上映!

面白ぇー!!! 前作よりもさらに面白ぇー!!!

とりあえず、今年劇場で観た作品の中で、「劇場で観て良かった!」と一番思った作品でした。
この迫力は劇場の大きなスクリーンで観ないと損ですよ、マジで。

前作の「八卦の陣」の戦闘シーンも十分に迫力がありましたが、今回の水上戦→陸上戦はそれ以上にヤバいですねぇ・・・
燃やし過ぎだろー、孔明さんw
壮絶だわー!
水上戦のシーンの撮影中に、スタントマンが事故で亡くなったそうですが、スクリーンで観る限りでもかなりのコトになってましたよ・・・
そんで散々燃やした挙句の陸上戦の凄まじさたるや、もーね、何だろね・・・圧巻ですよ・・・

僕は元々、「三国志」自体に思い入れのある人間ではないので、ストーリーも詳しくないのですが、今回の映画は原作とは少し違ってるようですね。
なのでよく分かりませんが、個人的には展開も読めず、ドキドキして楽しむことが出来たと思います。

キャラクタですが、周瑜と孔明さんを中心に話は進んでくのですが、僕の中で武将と言えば、関羽のイメージが非常に強かったんです。
実際この映画でも、かなりの猛将として活躍しておるんですが、それ以上に惹かれてしまった武将が趙雲なんですよ。
もーマジでアツいよ、趙雲!
この作品の中で、前後編に渡って最も戦場で活躍してる武将だと思います。
槍を振り回して敵を次々となぎ倒す強さは勿論、ストーリー的にも非常に良いポジションにおりまして、見せ場が多すぎました。

ネタバレになっちゃうかも知れませんが、前作の「八卦の陣」の時に、周瑜が身代わりになって、趙雲を助けてくれてたんですよ。
個人的には、もうこの時点でグッと来てたんですけどねw
だっていくら同盟を組んだとは言え、身を削ってまで趙雲を助ける義理はないワケですよ。
で、今回はその恩をバッチリと返してくれるワケですよ。
男だねぇー趙雲! 惚れるわー♪

それと女性の活躍ってのも、映画オリジナルだそうですが、周瑜の妻:小喬と孫権の妹:尚香の活躍は、非常にドラマチックで面白かったです。

あと日本人的な目線で言うと、孔明みたいな非常に重要な役を日本人が演じてるってもは素晴らしいですね。
周瑜の部下で、水軍を統率する武将:甘興を演じる中村獅童さんもとても重要な役で、見せ場もタップリありました。
劇中の音楽を担当されてる方も日本人ってのもいいですし。


前後編をまとめて一言で言うならば、ド派手なアクションと壮大な世界観で迫力満点の「まさにジョン・ウー!」な作品なんですが、全てが良い方向に転がって、非常に面白い作品になっていると思います。

公開前は不安もありましたが、フタを開けてみれば、劇場で観るべきクオリティに見事に仕上げてきたアクションの腕は、ホントに素晴らしいです。

合計すると5時間近い上映時間ですが、それだけのボリュームがあっても決して飽きない、見事な作品だと思いました。
アジア以外では、登場人物が多くて複雑なのが懸念され、2作を2時間半ほどにまとめたモノを公開する予定だそうですが、絶対それはツマらないだろうなぁ・・・
まぁ、アジアでの成績だけで十分に元が取れてるので、余計な心配ですがw

ジョン・ウーの次回作は、中国を舞台にした恋愛ドラマのようですが、そろそろ「メトロイド」の実写映画化を進めていただきたいですw

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「Part II」の上映が終わり、いよいよジョン・ウー監督の登場!
思ってたよりも小柄で、優しそうな人でしたw

インタビュアーの質問にも、もの凄く丁寧に答える監督。
ていうか、思い入れが強すぎてコメント長すぎでしたw
ハリウッドの監督だったら、直接本人のコメントで何となくは分かりますが、中国語だから通訳を通さないと全く分からないしw

でも2作まとめて“イッキミ”というのは、さすがに監督も珍しいのか、「上映時間が長くて疲れてませんか?w」と、観客の心配もしてましたw

確かに疲れてたけど、この贅沢を体感できるんだから、容易いモンですよ♪

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