桜が満開ですね。
■『アンダーワールド:ビギンズ』@TOHOシネマズ日劇(3/27鑑賞)
ヴァンパイアと狼男の戦いを描いたゴシック・アクション『アンダーワールド』シリーズ最新作は、戦いの発端となった事件を描くエピソード1。
監督は本シリーズのクリーチャー・デザインを手掛けてきたパトリック・タトポロス。
若干の物足りなさはあるものの、今回もエロカッコいいゴシックアクション!
3作目ってコトですが、実は『アンダーワルード』大好きですw
そんなワケで、最新作を非常に楽しみにしてたんですが、過去の話を描くってことで、前作まで主人公だった大好きなケイト・ベッキンセールが出演しないってコトでガッカリしておりました。
話としては、かつてヴァンパイア族の奴隷だったはずのライカン族(狼男)が、どうして全面戦争になってしまったのか・・・
そして、前作までの主人公:セリーンは、なぜ追われる運命になったのか・・・
を描いているのですが、多少なりとも都合のいい感じはありつつも、シリーズを観てる人間としては、それなりに楽しめる内容であったと思います。
ただ、流れとしてはヴァンパイアとライカンのロマンスや、混血の話など、前作と似たような流れを組んでいて、目新しさってのをあまり感じなかったのが残念でした。
いや、過去にそういった話があって、それが現代(1・2作目)になっても繰り返されるって意味では、興味深い部分もあったのですが、同じような話をされても、ちょっとなぁ・・・って思ってしまったので・・・
あと年代が昔に戻ってしまっていうコトで、アクションが弓矢や剣に限定されてしまったってのも、非常に残念でした。
僕がこの作品にハマったのも、「ヴァンパイア vs 狼男」といったゴシックな要素に加え、映像が非常にスタイリッシュで、現代的な銃を使ったガンアクションの要素も兼ね備えていたのが大きかったのです。
見た目のカッコいい、ガジェット的な武器も出てこず、ひたすら剣とこぶしでの殴り合いの戦闘シーンは、若干見飽きました・・・
今回の主人公:ソーニャを演じるローナ・ミトラですが、過去作での主人公:セリーンを演じたベッキンセール姉さんと瓜二つな冷酷美人w
最初に観た時にあまりに似ていたので驚いたんですが、ストーリー的にも「酷似した運命」になっているのがキーワードで、似ている女優さんをわざと起用したようですね。
ベッキンセール姉さんに負けないくらいのビッチ、そしてエロカッコいい演技でした♪
そしてソーニャの父親で、ヴァンパイア族のリーダー:ビクターを1作目から引き続きで演じてるビル・ナイ。
彼を他の作品で観るたびに、「やっぱりこの人は、ヴァンパイア顔だよなぁw」と思ってるんですが、今回もさすがの存在感で、お歳に負けない冷酷で激しいアクションが非常にカッコよかったです♪
『パイレーツ~』では、半分イカ人間こと、デイヴィ・ジョーンズを演じてた彼ですが、素顔でも怪物を演じられる素晴らしい俳優ですw
どうやって終わるのかは、1と2を観ていれば想像できるので、予想を大きく超える展開にはなりませんでしたが、『スターウォーズ』のEP3のラストのような、「ここでこうなるのかー」みたいな確認作業はなかなか面白かったです。
それとその後に繋がる非常に重要な部分、主にラスト30秒くらいが爆発的に面白くなってたので、シリーズ大好きな自分としては、何だかんだで満足して帰れましたw
時系列では最初の話ですが、1と2を観てないと意味が分からないので、シリーズを観てない人にはオススメしません。
ただ、観てる人は拾える部分も多いですし、ゴシックアクションとしては見応え十分ですので、それなりに楽しめるかと思います!
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