2009年11月1日日曜日

ゲン@ 劇場:『きみがぼくを見つけた日』

ゲンです。
友人の結婚パーティーへ行って来ました。
2人が出会う前からそれぞれを知ってる自分としては、
なんだか不思議な気分でしたが、とっても素敵なパーティーでした♪

『きみがぼくを見つけた日』@TOHOシネマズ 錦糸町(10/24)

異なる次元に引き裂かれる恋人たちの切ない運命を描き、アメリカで大ベストセラーとなった純愛小説を映画化。
脚本は『ゴースト/ニューヨークの幻』のブルース・ジョエル・ルービン。

「SF×ラブストーリー」ですが設定が珍しかったので、公開を楽しみにしておりました。

至極の脚本! タイムトラベルがこんなにも切ないだなんて!

いや、めさくさ面白かったです!
とにかく設定が良く出来てたと思います。


主人公:ヘンリーは、自分の意思とは関係なく、過去や未来へタイムトラベルしてしまう。
幼い頃、母を交通事故で亡くす瞬間に時間を飛んで以来、場所も滞在する時間も、自分ではコントロールすることが出来ない。
ある日、過去にタイムトラベルした彼は、6歳の少女:クレアと出会う。
純粋無垢な彼女は、「未来から来た」と言う彼をタイムトラベラーと信じ、「いつか同じ時空で会えるときが来る」と心に誓う。

大人になった彼女は、偶然“再会”したヘンリーに思いを伝えるが、当のヘンリーは彼女に全く覚えがない。
幼い頃に彼女が会った彼は、現在の彼よりも歳をとった未来の彼だった・・・


と、あらすじを文字で書こうとすると混乱してしまいそうですが、普通の時間軸で生きている女性と、自分で制御できない能力のおかげで、時間軸がバラバラになってしまっている男性のすれ違いが、本当に切なく感動できました。

何かトラブルがあると、彼女から「未来の貴方は、以前こんなことを言っていた」と言われ、自分の行動を咎められたり、逆に今の自分が起こした問題を未来の自分が解決してくれたり、コミカルに描きつつも脚本のプロットが丁寧で、かなり高い完成度を感じました。

場所や滞在時間も制御できないばかりか、タイムトラベルをすると裸になってしまい、洋服も現地で調達しなければいけないという「ターミネーター方式」が採用されているのも、話を面白くする要因になっている気がしますw


主演のエリック・バナレイチェル・マクアダムスの2人ですが、幅広い年代を演じながらも、お互い変わらない愛情を持ち続け、ずっと繋がり続けている様子は、とても微笑ましくラストシーンでも思わず泣きそうになりました。


「タイムトラベル」を扱った作品はやり尽くされた感がありましたが、それをキーワードにしてラブストーリーを上手く展開させると、ここまで魅力的で面白い作品になるのかと驚きました。

とにかく脚本がよく出来てると思います! オススメです!

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