2009年6月21日日曜日

梅太@ 劇場:『チョコレート・ファイター』

この記事は 興奮して眠れなかった 梅太 の名の下にお送りいたします

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●究極美少女が送る、究極ムエタイアクション:『チョコレート・ファイター
 監督はプラッチャヤー・ピンゲーオ。
 主演に、燃え萌えな、通称ジージャーことヤーニン・ウィサミタナン。



 まさか、これほどとは。
 震えるくらい、興奮した。

 
 完璧なアクションというものは、カッコイイとかそういう次元の問題ではないのだと痛感した。
 キレイとしか、言いようがない。
 そして完璧なアクションというものは、音楽にも似てるのかなとも少し感じた。
 拳の一振り一振りがビートを刻み、激しいアクションの中、呼吸で緩急をつける。リズムよく流れていき、そして終わった後に残る心地よさ。
 まるで音楽を聴いているような感覚に陥った。

 この辺、大暮維人の漫画を読むと、似たようなことが書いてあるので参照してください。


 他のアクション映画と同様、アクションシーンにはBGMが流れている。
 しかしラストの道場での闘いは、開始時、曲が流れない。
 そうだよ、曲なんていらないんだ。アクション自体が、もう音楽なのだもの。
 このシーンはホント、涙が出るほど興奮した。見事すぎる。


 細かいところで言うと。

 ”スイッチが入る”という表現がある。
 この作品の主人公は、普段はおとなしい女の子であるのだが、ある瞬間、スイッチが入り、誰にも負けない格闘美少女に変身する。
 このスイッチの切り替えの映像表現が、一瞬の暗転と、呼吸で表現されていて、とても素晴らしかった。
 


 そしてなんといっても、この作品最大の功労者:ジージャー。
 燃え萌え。



 震えた。とにかく震えた。 


 ゲンさんもコチラで書いていますけれど、僕の中でも上半期No.1はこれで確定です。
 

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