まだまだ寒い日が続きますね。
■『ヘルライド』@銀座シネパトス(1/18鑑賞)
60~70年代に量産された、バイクに乗った若者達の夢や挫折、暴力を満載した低予算のB級映画を、21世紀にタランティーノが復活させた!
昨年『グラインドハウス』でゾンビ映画とカーアクション映画のB級作品を、見事に大復活させたタラちゃんですが、今度はバイカームービーって事で、それだけで観たいですよw
しかも『レザボアドックス』や『キル・ビル』でもおなじみ、タラちゃん組の若頭こと、マイケル・マドセンの渋い演技も観れるなんて、こりゃ劇場に行くしかないでしょう!
思ってたよりも爆発しなかったけど、まー許す!
今回タラちゃんは製作で、監督・脚本・主演の3役を務めるのはラリー・ビショップ。
彼もまた、60~70年代にならず者映画で活躍した俳優で、タラちゃんと意気投合して(タラちゃん、意気投合して映画作るの大好きだなw)、今回の作品を作るに至ったそうです。
バイクと美女にまたがり、渋い表情とセリフで暴れまくる姿は、ホントにカッコ良かったです!
マイケル・マドセンも相変わらずイイ!
ちょっとカスれ気味の声、皮のベストばかりのバイク仲間の中で、一人だけヨレヨレのシャツにジャケット・・・オジサン萌えー!
あ、ストーリーはホント、どうでもいいですw
仲間を殺されたバイクチームの復讐劇とか、ホントにどうでもいい話です。
でも、その“どうでも良さ”を狙って作って、ちゃんとどうでもよくなってるんだから見事ですよw
ただ演出的に、もう少しぶっ飛んだ内容でも良かったなぁって思いました。
『グラインドハウス』はどうでもいい展開でも「あーもーバカだなぁw」っていう笑いが沢山あったんですけど、あまりに真面目にどうでもよく作りすぎてしまったと言いましょうか、真面目過ぎてバカしきれなかった感があった気がしました。
タランティーノがバックについてるんだから、もう少しやりすぎても良かったんだけどなぁ・・・
とは言え、製作側の狙った通りの作品には出来上がってる気はするし、2009年(米国では2008年公開)に、まだこういう作品が堂々と撮れる奴らに拍手を贈りたいですね。
まぁ、向こうでも2週間で打ち切りになったそうなんで、本当に楽しんでるのはタラちゃん達だけなのかも知れんけど、それはそれで良いと思うw
タラちゃん、これからも頑張ってください♪
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