2009年3月16日月曜日

ゲン@ 劇場:『ジェネラル・ルージュの凱旋』

ゲンです。
欲しいDVDが多くて困ります。

『ジェネラル・ルージュの凱旋』@TOHOシネマズ有楽座(3/14鑑賞)

『チーム・バチスタの栄光』の続編、医療ミステリーの映画化第2弾。
原作小説は読んでませんが、前作の映画があまりに期待ハズレでガッカリしていただけに、今回もそこまで期待せずに観に行ってきたのですが・・・

ヤッベ! 面白ぇ! 堺雅人かっけぇ!

ヤラれたわー完全にヤラれたわー
前作のツマらなさっぷりがウソの様に、全ての展開が面白すぎました。
別に原作者が変わったわけでも、映画のスタッフが変わったわけでもないだろうに、比べるのもバカらしいほどに面白くなってました。

まず拍手を贈りたいのは、容疑者として出演されてる堺雅人さんですよ!
もーねーヤバい! めさめさ魅力的!
ストーリー上で言えば、疑惑を追及される側なので、「悪役」として扱われているワケなんですが、久しぶりに邦画でとんでもなく魅力的な悪役を観た気がしました。
僕の中での堺さんは、ほんわかとした優しい笑顔の印象があったので、今回のような一見冷めたような不気味でイッちゃってる役は馴染みが無かったのですが、もー完璧にハマり役でした。
登場から終わりまで、全てにおいてカッコ良すぎました。
ヤバい、マジでヤバい。


で、そこまで敵役が魅力的になるストーリーも素晴らしかったです。
前作は全くリアリティを感じなくて、事件の真相が暴かれても全く面白くなかったんですが、今回のテーマになっているのが「救急医療」で、現実的に問題になってる医師不足や過剰な負担などが絶妙に絡められていて、話にドンドン引き込まれました。
事件の真相が分かっても、「これだったら実際にありえるかも・・・」と思えました。


さらに面白くなっている理由が、続編というのを最大限に利用していること。
主人公である田口(竹内結子)と白鳥(阿部寛)のコンビのやりとりが相変わらず面白いってのは勿論ですが、前作と同じ病院内で起こる事件なので、「バチスタ事件」で登場した人達が今回も登場します。
その登場するタイミングってのもまた最高でして・・・こればかりはネタバレになるので、あとは劇場でお楽しみにw


観た方が全員言ってますが、前作のダメっぷりがウソのようにとんでもなく面白いです!w

この面白さのまま、今後もシリーズ化されたら、ちょっとヤバいかも・・・

ただ、あくまで詳しい人物相関の説明なんかは省かれてるので、辛くても前作を観てからでないと、楽しみきれないかとは思いますw

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