この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします
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今日は新作予告編の紹介です。
『The soloist』
→you tube予告編
→yahoo movie予告編 (ハイクオリティで観たい方はこちら)
この作品は、『プライドと偏見』や『つぐない』で見事な人間ドラマを描いた新鋭ジョー・ライト監督の新作です。
初公開日は、米で08年11月予定。
『つぐない』の記憶がまだ新しいですが、ペース早いですね。
ファンとしては嬉しい限りです!
いつぞやの記事で『プライドと偏見』は僕の恋愛映画No.1という話をしました。
この作品はライト監督の処女作でありながら、観て以来、僕は監督にベタ惚れしております。
そんなライト監督の最新作が『The soloist』
ウォルト・ディズニー・コンサートホールで演奏することを夢見る統合失調症の主人公(ジェイミー・フォックス)と、主人公に出会う記者(ロバート・ダウニー・Jr)の物語で、実話を元にした作品らしいです。
ライト監督のこれまでの作品からすると、とても違和感を感じますね。
それは無理もない話で、過去2作品はどちらも少し前のイギリスを舞台にしているのに対し、今回は現代でのお話。
予告編を見たときも、最初の1分程は、本当にライト監督の作品か疑ってしまうほどでした。
(参考:『プライドと偏見』予告編、『つぐない』予告編)
し・か・し!
まったく・・・やってくれますね。
予告編1分半を過ぎたあたりからのジェイミーとロバートが、魅せる魅せる。
さすがライト監督だなぁ、と思える点は、この二人の演技の演出法ですね。
ライト監督は、感情の起伏と言うのを非常に抑え目に演出してると僕は思うのです。
例えば『つぐない』で言えば、ロビー(ジェームス・マカヴォイ)が、刑務所から出て久々にセシーリア(キーラ・ナイトレイ)に再会するシーンがあるのですが、マカヴォイが爆発しそうな感情を抑えに抑えて、嬉しさを表現するのですよ。
感情を素直に表現すれば、見てる側にストレートに伝わります。
逆に抑え目に演出すると、見てる側に想像する余地が与えられ、正しく汲み取ればストレートに表現するよりも登場人物の感情が伝わってきますね。
もちろん、演じる役者さんの力量によるわけですけども。
そんなライト監督の演出が、今回の作品でもキラリと光りそう。
特にこの予告編の最後に見せるロバート・ダウニー・Jrの表情。これだけで、期待が膨らみます。
そして演出法も去ることながら、俳優チョイスも素晴らしいと感じさせてくれる予告編でした。
今から非常に楽しみです。
来年の前半くらいには日本上陸してほしい。
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