ほぼ日手帳2010が届きました。
■『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』@TOHOシネマズ 日劇(9/26鑑賞)
ヒュー・ジャックマン演じる特殊な能力を持つウルヴァリン誕生の秘密を描く。
シリーズから派生したスピンオフ作品ですが、向こうでの評判も上々だったので、それなりに楽しみにしておりました。
おー! ちゃんと面白いじゃないか!
『X-MEN』シリーズ自体は3部作と謳っておりますが、どうも後付けに継ぐ後付け感が拭えず、映像の面白さは好きなんですがシリーズとしてはそこまで良い評価はしておりませんでした。
なので、企画を聞いた当初はウルヴァリンを中心に描いたトコで、どうにかなるもんかなぁと心配だったのですが、出来上がった作品を観て面白さに納得できました。
シリーズ前半はシナリオに活かされていたはずの「ウルヴァリンの過去」が、シリーズ後半ではウヤムヤになり、最終的にはジーン・グレイの話とか、個人的にはホントにどうでも良かったんですが、今回はそれがしっかりと説明されてるのが良かったですね。
シリーズのオープニングは、記憶を無くしたウルヴァリンの登場から始まりますが、今回はこの「記憶」ってのが脚本的に凄く重要視されていて、非常にドラマチックに描かれ、ラストの展開もすんごく面白かったです。
またアクションとしても、3部作完結編だった『ファイナル・ディシジョン』に負けるとも劣らないクオリティでした。
今までのメンバーは出てなくて、ウルヴァリンを中心に描くのだから、ミュータントの能力の面白さは、そこまで幅は出ないんだろうなぁと思っておりましたが、意外なほどにバラエティ!
特に気に入っているのは、やはりガンビットでしょう!
原作でも1番好きなキャラクタだったのですが、前シリーズには全く登場しておらず、ちょっと悲しかったけど、今回登場すると聞いたときからとっても楽しみにしておりました。
演じてる俳優さんもちょっとジョニデっぽいの風貌で、トランプや杖の扱いも素敵で、カッコ良かったです!
主演のヒューヒューですが、やはりこの役は当たり役ですね♪
生え放題のヒゲと胸毛と腕毛で、男臭さムンムン!w
腕の血管とか、マジでヤバいよなぁ・・・
(男が注目する場所じゃないけど)
今後ですが、同じくスピンオフでマグニートーの過去を描く作品のほか、もう一本のスピンオフが予定されております。
マグニートーの方は、すでに脚本もほぼ完成しており、あとは監督を探すだけのようなので楽しみですね。
あと『X-MEN』自体の新シリーズも企画されてるみたいですが、前シリーズに出演した俳優さんは、ほとんど出ない様子・・・
まぁ、これ以上痛々しいハルベリーは観たかないが、サイクロプスのジェームス・マースデンはもう少し観たかったなぁ・・・
この作品単体でも面白いですが、複線がかなり沢山あるので、過去シリーズを観てる人は絶対面白いです!
ヒューヒューのワイルドっぷりも堪能できる作品!
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