2010年6月8日火曜日

ゲン@ 劇場:『シャーロック・ホームズ』

ゲンです。
明日・明後日とお休みですが、また映画館に入りびたりますw

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『シャーロック・ホームズ』
@TOHOシネマズ 錦糸町(3/14鑑賞)


世界一有名な探偵:シャーロック・ホームズがついにハリウッドで映画化。
監督は『ファイトクラブ』のガイ・リッチー。
出演は『アイアンマン』のロバート・ダウニーJr.、『A.I.』のジュード・ロウってことで期待しておりました。

スタイリッシュな映像としっかりとした世界観!

いやいや、期待通りの面白さでした。
相変わらず原作をよく知らない人間なので、どの程度ピッタリだとかは分かりませんが、いい意味で探偵っぽくない感じが魅力的でした。

ホームズってあんなにコミカルな人間だったですね。
ワトソンはあくまで「助手」ってイメージでしたが、もう「相棒」とか通り越してそれ以上になくてはならない存在。
一応、原作者側の意向として、ホームズとワトソンの関係が「探偵と助手」以上の描かれ方をした場合(早い話、ゲイっぽい場合)、即刻製作を中止するとキツく命令をされてたようですが、アレはギリギリセーフなのかな?w


映画的な話をすると、探偵を主人公にしてるクセにかなりのアクション映画風な感じ。
監督がガイ・リッチーなだけあってか、早いカット割りとスローを多用した編集でスピード感と緊張感を同時に描き、さらに爆破で迫力もプラスされてて、エンタメ性としては100点に近いと思う。
クラシカルで暗めの世界観のおかげで、変に行き過ぎた演出にならず、どんなに派手になってもどこか落ち着いた雰囲気を残す映像は素晴らしいです。

それでいて推理パートは推理パートで、順を追ってキチンと描いているので、アクションで盛り上がりすぎてちょっと離れてしまったストーリーにも、良いタイミングで冷静に引き戻される。

アクションシーンがスタイリッシュな上に、推理パートも見事。
この完璧な緩急を味わえる作品はなかなかないだろうと思います。


キャストですが、何と言っても主人公:ホームズを演じるロバート・ダウニーJr.!
彼の存在ってのはハリウッド映画で唯一無二だと思いますね。
基本的にオジさんなんだけど、ダンディでコミカルな2.5枚目。
肉的的な強さと知性を兼ね備えた素晴らしい演技でした!

そのホームズの相棒:ワトソンを演じるジュード・ロウ!
ホームズに振り回されながらも、決して彼を裏切らない優秀な彼氏w
謎の女性:アイリーンを演じるレイチェル・マクアダムスの大きな瞳も魅力的でした♪


製作当初からシリーズ化を前提として作られてきただけあって、そのしっかりとしたクラシカルな世界観とアクション性と謎解きを兼ね備えたスタイリッシュな映像は、ほぼ完璧!

早く続編の製作が待ち望まれる作品でした!

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