2008年12月13日土曜日

梅太@ 劇場:『WALL・E』

この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします

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 お掃除ロボットの、たった一つの願い。

●地球で暮らす孤独なロボットの物語『WALL・E』
 ディズニー/ピクサー最新作。
 監督はアンドリュー・スタントン。

 最寄のシネコンでは吹き替え版しかやっておらず、遠出して字幕版を観にいってきました。
 二回目以降は吹き替え版でも良いのですが、「最初はその国の言語で」がモットーですので。

 先に鑑賞済のゲンさんの感想はコチラ


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 鑑賞したのは先週。
 な~に書こうかなぁ・・・と一週間散々迷った挙句、以下の点に絞りました。


 ~~~ たった一つの願い ~~~

 主人公:ウォーリーは、地球のお掃除を任された清掃ロボットの唯一の生き残り。
 清掃ロボットがゴミを一掃したら、人間は宇宙ステーションから戻ってくる・・・というシステム。
 でも、片しても片しても、ゴミは一向に減らない。
 
 ウォーリーには、他のロボットとは違うところが一つあった。
 それは、人間が残したゴミをコレクションしているうちに芽生えてしまった、感情。
 彼のコレクションの一番のお気に入りは、20世紀に公開されたミュージカル映画のVHS。
 劇中描かれる男女の恋愛模様を繰り返し見ているうちに、彼には唯一にして最大の望みが出来てしまった。
 それは、「誰かと手をつなぐこと」

 そんなある日、地球に謎の探査艇が舞い降ります。その船から排出された流線型のロボット、それが本作のヒロイン:イヴ。
 「望みが叶えられる!」意気込んだウォーリーであるが、イヴには人類の未来に関わる極秘任務が・・・・

 地球に関する”ある調査”に成果を出したイヴはシャットダウンする。
 そして数日後、ウォーリーのお掃除中に突如戻ってきた探査艇がイヴを格納。宇宙へ飛び立ってしまう。
 船へ一歩のところで乗り込めなかったウォーリーは、外壁にしがみつき、未知なる宇宙の旅が始まります。

 船の行き先は、宇宙ステーション。
 ここでウォーリーは、地球の、そして人類の未来を変えてしまうほどの騒動を起こすことになる。

 ・・・まずは、ストーリーをつらつらと書かせていただきました。


 ゴミに埋め尽くされた地球、宇宙空間の旅、そして人類の未来。
 物語の舞台は、とてつもなく壮大です。

 でも。

 この物語は、700年間孤独に過ごしたロボットの、とても小さな願いを原動力として進行します。
 キスでもない。抱きしめることでもない。
 「手をつなぐ」。これだけ。
 ウォーリーには、人類の未来を決めた!なんて認識はありません。
 周りを巻き込むだけ巻き込んで、散々ドンチャン騒ぎを繰り広げますが、彼はただ、好きになった女の子と「手をつなぎたい」だけなのです

 舞台の壮大さと、主人公の望みの小ささと純粋さ

 ・・・・・・・・・・・もう、大好きだ!
 こういうの大好きだ!


 そして僕の感想の前置きの長さと、言いたいことはたったの2行という短さ。

 ・・・・・・・・・・・・もう、ちょっと修行します。

 ウォーリーが700年かけて、ただ、手をつなぐことしか望まなかったのですもの。 
 たった22年しか生きていない僕が、いろいろ望むのはもう、贅沢としか言いようが無い・・・

 大好き。


 ~~~ パロディって、こういうことか ~~~

 この作品では「2001年宇宙の旅」のパロディを、あるシーンで組み込んでいます。
 
 「ツラトゥストラはかく語りき」が流れて初めて「あ、パロディか」と気付きましたが、そういえば操縦ロボット:オートはHALに似ています。
 人間に氾濫するところも、電源を切られてしまうところも。
 ネタのわかる人にはそれで面白いでしょうが、わからない人にも、キャラクターのカワイさと曲の壮大さのギャップで笑ってしまうでしょう。

 あのシーンを見たとき、僕は思ったのです。
 パロディとは、こういうことか。と。

 今年は、印象的なパロディ(オマージュ?)映画がありました。『魔法にかけられて』や『HOT FUZZ』等。
 どちらの作品も、元ネタがわからない部分はもちろんありましたけど、それを抜きにしても面白い。

 パロディを組み込む場合は、「わかる人がわかれば良い」で作ってはいけないのだ。
 わかる人は笑えて、わからない人にも楽しみ方を提供する。

 老若男女、みんなを置き去りにしない。さすがピクサー。


 ~~~ 夢のある映像って、こういうことだよね ~~~

 僕がこの作品の中で、最も好きなシーンがコチラ。

 ↓↓1:40くらいのところ↓↓




 一番素晴らしいと思ったシーン。
 最高。


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 この作品で言いたいことは、どんなに地球を離れても、アメリカ人は結局「ピザ」に落ち着くということ。いや、違うか。

 ピクサーは、来年は『Up』という作品を作るのだそう。
 本年度、これだけの作品を作り上げてしまったのだから、かかる期待は大きいでしょう。
 ・・・毎度のことか。
 来年も期待!


最後に:

 僕は終始、イヴに萌え萌えでした。
 機械に恋をする日も近いな。いえ、冗談です。

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