2008年12月22日月曜日

ゲン@ 劇場:『ラースと、その彼女』

ゲンです。
年の瀬に来ても、まだまだ秀作はありますね。

『ラースと、その彼女』@シネクイント(12/22鑑賞)

アカデミー賞脚本賞にノミネートされた、ハートウォーミングな人間ドラマ。
インターネットで注文した等身大のリアルドールとの恋愛関係に没頭する青年と、彼を取り巻く町の人々の人間模様が展開する。

まず設定からして面白すぎるんだけども、昨年度のアカデミー賞脚本賞にノミネートされてしまうなど、ストーリーが面白いのは確かなようでしたし、何より予告編が面白かったので期待して観に行きました。

おかしいけどちょっぴり切ない、心温まるドラマ♪

田舎町に暮らす青年:ラースは、温厚で心優しいが、とってもシャイで周りとの付き合いを極端に嫌っている。
そんな彼が急に、「彼女を紹介したい」と兄夫婦を部屋に招待する。
そこにいたのは等身大のリアルドール、彼女の名前はビアンカ。
とうとう気が狂ってしまったと医者に相談する兄夫婦だったが、徐々にラースと、その彼女に周囲も魅かれていく・・・

というストーリーなんですが、まーこれが暖かいです♪

初めは周りの人達は、ラースの事を変人扱いしているんですが、ラースの話に合わせる様に、その人形を「彼女」として接していくうちに、段々とコミュニケーションの輪が広がって行き、ついには町全体をひっくるめた暖かい関係が築かれます。
その過程が実に丁寧で、愛と笑いに溢れ、本当に幸せでした♪

主人公のラースを演じるライアン・ゴズリングは、激しい人見知りながらも不思議な魅力に溢れ、周りの人々を暖かくする非常に素晴らしい演技でした。
何も話さず、全く動かない彼女との対話も、初めは奇妙で引いてしまうんですが、段々その様子を観ていると心が温かくなりました。
人形相手にずっと演技し続けるっていうのは、かなり大変だっただろうなぁw

で、そんなヒロイン?のビアンカですが、等身大のリアルドール!
まぁ、所謂ダッチ○イフ的なアレなんですけども、ブラジル人とデンマーク人のハーフで、内気なベジタリアン、修道院で育った元宣教師、看護師の資格も持っていて子どもの面倒をみるのも好き・・・とか、やたらと設定が細かいですw
当然ですがセリフも動きも表情も無いんですが、ずっとラースと共にいる彼女を見ていると、不思議と人間に見えてきてしまうんですよねぇ♪
素晴らしい演技力ですw


で、そんな奇妙な設定で心温まるストーリーですが、一番のポイントになっているのが、後半に明かされる「なぜ、ラースが内向的になってしまったのか」という理由。
これが非常に切なく、涙ながらに語るラースを観ているとコチラも自然と涙が・・・
うーん・・・やはり脚本賞にノミネートされるだけの力がありますね・・・


ラースの笑顔と、彼女の笑顔?にとっても心が温まりました♪

オススメです♪

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