2010年1月2日土曜日

梅太@ 2009まとめ:『予告編』編

この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします

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 さて、2009年の映画を振り返る第一弾。
 08年に引き続き、今年も予告編ランキングを付けたいと思います。
 基準は以下の通り。

 ・今年日本国内で上映された作品
 ・洋画の場合、国内版・海外版の違いも考慮に入れる
 ・インターネットやTVCM、つまり”映像媒体”の宣伝は含む

 では、昨年と同様、印象に残った予告編を上げ、最後に今年のNo.1を紹介します。

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 ~~~ 2009年、印象に残った予告編 ~~~

●『007 慰めの報酬』(『007/quantum of solas』) 海外版、2nd Trailer

 

 007の最新作が公開された今年。
 マーク・フォースター監督を迎えた本作は、激しいアクションが一つの魅力。
 フォースター監督の持ち味であるカメラワークが楽しめる予告編となっております。


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●『路上のソリスト』(『The soloist』)、海外版、1st Trailer



 ジョー・ライト監督は、前2作の印象が強い。
 なので、予告編出だしからの現代劇には、少々驚かされた。
 しかし観ていくうちに、ライト監督らしい、細かい演出(主に演技に対する)が見えてくる。

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●『トランスフォーマー/リベンジ』(『Transformer / Revenge of the Fallen』)、海外版、Teaser



 『トランスフォーマー』の続編。
 予告編開始から、爆破に次ぐ爆破。
 余計なものはいらない、爆破さえあればそれでいいという、マイケル・ベイの心意気が確認できる。



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●『サンシャイン・クリーニング』(『Sunshine Cleaning』)



 エイミー・アダムスとエミリー・ブラントの丁寧な演技が堪能できる予告編。
 作品全体に漂う優しい雰囲気を、見事な選曲で匂わせてくれる。

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●『パイレーツ・ロック』(『The Boat that the Rocked』)、海外版、2nd Trailer



 作品全体の、心底楽しく、ノリノリな雰囲気を堪能できる予告編。
 もう一回劇場で観たかったなぁ。


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●『スペル』(『Drag me to hell』)、日本版、GAGA配信版



 誰かが作ったとかではなく、配給元が作った公式な予告編。(だったはず)
 しかし、この予告編が、一番この作品の性質をよく表していた!!


 ~~~ 2009年、BEST予告編 ~~~

 さて、栄えある(?)2009年のNo.1予告編は・・・・?

●『イングロリアスバスターズ』(『Inglourious Basterds』)、海外版、Teaser



 待ってました!というタランティーノ最新作の特報。
 ブラピの長演説、曲の合わせ方など、相変わらずのタラ節が炸裂していて、たまらない。
 作品自体もものすごく面白かった。
 こういう映画を死ぬまで作り続けて欲しい!


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 さて、いかがでしたでしょうか。
 今年は、ドカンとインパクトのある予告編は少なかったですが、噛んでも噛んでも味の出てくる予告編が多かったように思います。

 来年は、このブログでも少しずつ紹介していますが、大作系が多く、予告編も素晴らしいものが沢山出てきています。
 来年度のランキングも、乞うご期待。

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