2009年1月5日月曜日

梅太@ 2008まとめ:『劇場鑑賞作品』編 作品紹介

この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします

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 あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞ、よろしくお願いします。

 この記事では、昨年観た作品について振り返ってみたいと思います。
 以下、観た順に軽く感想を書いています。

 僕は普段、点数や★等は付けないのですが、この記事で・・・も、つけてはいません。
 ただ今回は、感想の行数の違いで採点してみました。

 3行が基準。これが最も多いです。
 良かった作品は4行
 あまり・・・という作品は2行

 計39本。中途半端な・・・
 ここに感想を載せていない5本は、TOP5となります。それはコチラの記事にて。

 ではではスタート。

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『スウィーニートッド  フリート街の悪魔の理髪師』

 バートンのブラック面全開(つまり趣味丸出し)で、作調も暗い。復讐のお話だもの。
 でもすべてのシーンが美しいと思える。
 ホラーテイストな作り方もいいです。全部僕のツボ。
 特にオープニングのオルガンはゾッとするほど素晴らしい。大好き。

『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』

 観終わった後は、パイを食べたくなりますね。
 ”内心を見つめなおす”事と、ラストの”似顔絵”との関係性が、ウマイ!と思わせる。
 監督はこの作品を撮影後お亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。

『ONCE ダブリンの街角で』

 台詞の変わりに歌詞で語る。歌にすべてを込めた作品。
 曲は素晴らしいと思うけど、アルバムのPVをすべて見ているようで、若干飽きがきた。
 「シネテリエ天神」の大盛況っぷりに驚かされた。

『ダーウィン・アワード』

 今年の初笑い。
 特にチェックしていなかったけれど、かなり笑わせてもらった。思わぬ収穫。
 久々にウィノナ・ライダーを見た。イイネェ。

『アメリカン・ギャングスター』

 最近ギャングモノって大好きなのですよ(タランティーノのせいで)。
 基盤がしっかりとしたドラマで、穴が見当たらない。2時間30分があっという間だった。
 ラッセル・クロウとデンゼル・ワシントンが相対する場面は、思わず鳥肌。

『潜水服は蝶の夢を見る』

 病気にかかってしまった男が、唯一動かせる左目だけで綴った自伝の映画化。
 これこそ観客を巻き込んだ「体感型ムービー」作品と言える。
 撮影法の勝利。いや、もちろんそれだけではない。
 映画を観た後に原作の本を読むと、かなり感慨深い。

『団塊ボーイズ』

 ”おじいさん”に片足を突っ込んでいるおじさん達が、ハーレーに乗って旅をする。
 劇場でハーレーのエンジン音。これには参ったね。すごく興奮した。
 笑いたい!と思った時に、笑わせてくれる。王道なコメディです。

『ライラの冒険 黄金の羅針盤』

 序章、ということで、今後重要になってくる要素のご紹介・・・という感じかな。
 エヴァ・グリーンを観にいったようなもの。半分ウソ。
 これ打ち切りって話を聞いたのだけれど、本当ですか?

『ジャンパー』

 ジャンプ能力のVFXは、かなり見ごたえがあったと思う。イイネイイネ!と。
 世間からしたらパラディンの方が善の団体では・・・。いいか、そういうことは。
 サミュエルの悪役っぷりに◎。

『ペネロピ』

 クリスティーナ・リッチは、豚鼻メイクをしても可愛いんだ。
 「観るもの全てが新鮮で美しい・・・」というのを、眼だけで見事に表している。
 あのキラキラした眼。あれを見れただけでも文句なしでしょ。
 白馬の王子様なんて、待ってられないのよ!女性は強し。

『フローズン・タイム』

 時間(タイム)が止まる(フローズン)。でも主人公だけは動ける。
 監督は写真家という経歴を持っている。写真(静止画)と動画を組み合わせたら・・・そういう発想から生まれたのかな。
 ラストシーンはすごく綺麗。

『ダージリン急行』

 ウェス節全開。初参戦のエイドリアン・ブロディも、見事に世界に溶け込んでいます。
 ウェス作品の、「どん底からの少しの前進」というのは、やはり大好きです。
 『ホテル・シュバリエ』ではナタリー・ポートマンのヌードが見られますけれど、あれだけ骨ばってると逆に怖い。

『バンテージ・ポイント』

 ある一つの事件を、様々な視点から繰り返し繰り返し見せる。でも飽きなかった。
 「あ、この時別のところではこうなっていたのか~」と繋がっていくのが快感。
 ラストをTVの視点から描いたのもウマイ。一番客観的な視点であるべきなのに・・・

『魔法にかけられて』

 ディズニープリンセスムービーに最大限のオマージュを捧げた作品。
 「That's how you know」は、終わったとき思わず一緒に拍手したくなる。
 「So close」は涙が出るほど美しい。
 すごく幸せな気持ちにしてくれる。ディズニーはやっぱりすごいな。

『プライスレス』

 オドレイ・トドゥは、ラストで原付に乗ってます。
 それだけで、僕は満足。やっぱりラブコメには原付なんだよ。
 ダヴィンチの謎なんて解かずに、ずっとこの路線で行った方が良いと思うなぁ。

『マイブルーベリーナイツ』

 ロードムービーではありますが、旅の過程がバッサリと切られている。
 変わりに、経過点で会う人とのちょっとした出会いを描く。
 でもそのエピソードのトーンが暗くて、見終わった後はスッキリしない。

『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』

 『電王』のダークサイド(悪乗り)が発揮された作品。
 元々Vシネ用に作られた作品です。おうちで見る分には、許せるかなと思う。

『迷子の警察音楽隊』

 シュール。この言葉がこれ以上似合う作品は無い。
 こういう笑いは大好きだ。
 イスラエル映画は今まで見たこと無かった。また世界が広がった。

『つぐない』

 TOP5入り

『ラスベガスをぶっつぶせ』

 爽快です。
 ブラックジャックの見せ方もテンポが良くて。ドラマも見終わった後とてもスッキリする。
 劇場を出た後の爽快感は、今年トップクラス。

『シューテム・アップ』

 すべてを銃で解決する。どんなに近距離でもそこは銃で解決する。
 その筋が一本通っているこだわり具合に、笑いながらも興奮。
 こういうバカさ加減は好きだ。

『JUNO』

 TOP5入り

『インディージョーンズ クリスタルスカルの王国』

 王道。冒険の王道。
 あのテーマ曲を劇場で聞けたのは、良かったな。
 老体に鞭打って頑張ったハリソンに拍手。

『スピードレーサー』

 TOP5入り

『パリ、恋人たちの二日間』

 二人の会話の内容がとても面白くて、終始ニヤニヤ。
 お互いのほんのりしたやさしさ加減というのがいいですね。
 恋人は、こういう関係でありたいな。

『ダークナイト』

 TOP5入り

『旅するジーンズと19歳の旅立ち』

 役者陣のスター性は格段に上がっているけれど、個人の主張が強く思えた。
 ティーンのガールズムービー。そんな感じ。前作の素晴らしさ故、そう思ってしまうのだろうか。

『ホットファズ』

 TOP5入り

『崖の上のポニョ』

 この作品は様々なインスピレーションを与えてくれた。
 アニメってなんだろうということから、現代人の映画感など、本当に色々なことを考えた。
 やはり、ジブリはいいな。

『アクロス・ザ・ユニバース』

 ビートルズの書いた歌詞は一語一句変えてない。
 でも歌い手と状況によって、印象はガラッと変わる。
 ラストの「All you need is love」は必見。

『スカイ・クロラ』

 ”同じ毎日”というものを”同じ体”に置き換えて語る。
 「いつも通る道でも、違うところを踏んで歩くことができる。いつも通る道だからって、景色は同じじゃない」
 そういうことだ。

『仮面ライダーキバ 魔界城の王』

 『キバ』の、というより『平成ライダー』の悪い部分がすべて詰まった作品。
 ただ、僕の弟がエキストラとして出演した記念すべき作品であるから、苦い評価はあまり付けたくはない。

『ウォンテッド』

 CGとアクションの融合の、良い例です。
 そんなこと思いつくか?というアクションがいっぱいで、満足満足。
 腕を振りながら引き金を引くと、銃弾は曲がるのです!

『アイアンマン』

 ビバ!トニースターク!
 ロバート・ダウニー・Jr最高です。あなたはもうトニー・スタークです。
 メカの駆動音とか、たまらないですよね。グウィネスもたまらないですよね。
 あぁ・・続編楽しみ。でもテレンスさんが出ないっていうのは本当?

『P.S.アイラブユー』

 ジェラルド・バトラーはとんでもなく素晴らしい声をしていますね。
 手紙の最後にある「P.S. I love you」の声の、なんと素晴らしいことか。
 でも、徳永さんが余計な仕事をしてくれた。何を考えてるんだ日本のスタッフ。

『さらば仮面ライダー電王 ファイナルカウントダウン』

 『電王』のライトサイド(素晴らしさ)が発揮された作品。
 まともにやればここまで面白い。『電キバ』はこれで帳消し。いやお釣がくるな。
 でも、敵役に変なドラマを持ち込まなければもっと良かったな。

『ヤング@ハート』

 「ロック」というものについて考えさせてもらった。
 「ロック」は、生き方・考え方なんです。歌い手によって、意味は変わるのです。
 普遍ではないのです。それがロックです。恐らく。
 おじいさん、おばあさん。元気をありがとう。そしていつまでも元気でね。

『恋愛上手になるために』

 ラストでニヤリ。
 あそこで笑えるかどうかで、評価はガラっと変わるでしょう。
 ペネロペとグウィネス。この間で生きるマーティン。幸せすぎる悩みだろう。

『WALL・E』

 すごいなぁ。CGもここまできた。そしてアニメの表現力もここまできた。
 言葉は無くても通じるのです。これぞ、国境を越える映画。
 バベルの塔が崩壊しても、この映画があれば大丈夫。
 あと、僕はイヴに萌え萌え。

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