この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします
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あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願いします。
この記事では、昨年観た作品について振り返ってみたいと思います。
以下、観た順に軽く感想を書いています。
僕は普段、点数や★等は付けないのですが、この記事で・・・も、つけてはいません。
ただ今回は、感想の行数の違いで採点してみました。
3行が基準。これが最も多いです。
良かった作品は4行。
あまり・・・という作品は2行。
計39本。中途半端な・・・
ここに感想を載せていない5本は、TOP5となります。それはコチラの記事にて。
ではではスタート。
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●『スウィーニートッド フリート街の悪魔の理髪師』
バートンのブラック面全開(つまり趣味丸出し)で、作調も暗い。復讐のお話だもの。
でもすべてのシーンが美しいと思える。
ホラーテイストな作り方もいいです。全部僕のツボ。
特にオープニングのオルガンはゾッとするほど素晴らしい。大好き。
●『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』
観終わった後は、パイを食べたくなりますね。
”内心を見つめなおす”事と、ラストの”似顔絵”との関係性が、ウマイ!と思わせる。
監督はこの作品を撮影後お亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。
●『ONCE ダブリンの街角で』
台詞の変わりに歌詞で語る。歌にすべてを込めた作品。
曲は素晴らしいと思うけど、アルバムのPVをすべて見ているようで、若干飽きがきた。
「シネテリエ天神」の大盛況っぷりに驚かされた。
●『ダーウィン・アワード』
今年の初笑い。
特にチェックしていなかったけれど、かなり笑わせてもらった。思わぬ収穫。
久々にウィノナ・ライダーを見た。イイネェ。
●『アメリカン・ギャングスター』
最近ギャングモノって大好きなのですよ(タランティーノのせいで)。
基盤がしっかりとしたドラマで、穴が見当たらない。2時間30分があっという間だった。
ラッセル・クロウとデンゼル・ワシントンが相対する場面は、思わず鳥肌。
●『潜水服は蝶の夢を見る』
病気にかかってしまった男が、唯一動かせる左目だけで綴った自伝の映画化。
これこそ観客を巻き込んだ「体感型ムービー」作品と言える。
撮影法の勝利。いや、もちろんそれだけではない。
映画を観た後に原作の本を読むと、かなり感慨深い。
●『団塊ボーイズ』
”おじいさん”に片足を突っ込んでいるおじさん達が、ハーレーに乗って旅をする。
劇場でハーレーのエンジン音。これには参ったね。すごく興奮した。
笑いたい!と思った時に、笑わせてくれる。王道なコメディです。
●『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
序章、ということで、今後重要になってくる要素のご紹介・・・という感じかな。
エヴァ・グリーンを観にいったようなもの。半分ウソ。
これ打ち切りって話を聞いたのだけれど、本当ですか?
●『ジャンパー』
ジャンプ能力のVFXは、かなり見ごたえがあったと思う。イイネイイネ!と。
世間からしたらパラディンの方が善の団体では・・・。いいか、そういうことは。
サミュエルの悪役っぷりに◎。
●『ペネロピ』
クリスティーナ・リッチは、豚鼻メイクをしても可愛いんだ。
「観るもの全てが新鮮で美しい・・・」というのを、眼だけで見事に表している。
あのキラキラした眼。あれを見れただけでも文句なしでしょ。
白馬の王子様なんて、待ってられないのよ!女性は強し。
●『フローズン・タイム』
時間(タイム)が止まる(フローズン)。でも主人公だけは動ける。
監督は写真家という経歴を持っている。写真(静止画)と動画を組み合わせたら・・・そういう発想から生まれたのかな。
ラストシーンはすごく綺麗。
●『ダージリン急行』
ウェス節全開。初参戦のエイドリアン・ブロディも、見事に世界に溶け込んでいます。
ウェス作品の、「どん底からの少しの前進」というのは、やはり大好きです。
『ホテル・シュバリエ』ではナタリー・ポートマンのヌードが見られますけれど、あれだけ骨ばってると逆に怖い。
●『バンテージ・ポイント』
ある一つの事件を、様々な視点から繰り返し繰り返し見せる。でも飽きなかった。
「あ、この時別のところではこうなっていたのか~」と繋がっていくのが快感。
ラストをTVの視点から描いたのもウマイ。一番客観的な視点であるべきなのに・・・
●『魔法にかけられて』
ディズニープリンセスムービーに最大限のオマージュを捧げた作品。
「That's how you know」は、終わったとき思わず一緒に拍手したくなる。
「So close」は涙が出るほど美しい。
すごく幸せな気持ちにしてくれる。ディズニーはやっぱりすごいな。
●『プライスレス』
オドレイ・トドゥは、ラストで原付に乗ってます。
それだけで、僕は満足。やっぱりラブコメには原付なんだよ。
ダヴィンチの謎なんて解かずに、ずっとこの路線で行った方が良いと思うなぁ。
●『マイブルーベリーナイツ』
ロードムービーではありますが、旅の過程がバッサリと切られている。
変わりに、経過点で会う人とのちょっとした出会いを描く。
でもそのエピソードのトーンが暗くて、見終わった後はスッキリしない。
●『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』
『電王』のダークサイド(悪乗り)が発揮された作品。
元々Vシネ用に作られた作品です。おうちで見る分には、許せるかなと思う。
●『迷子の警察音楽隊』
シュール。この言葉がこれ以上似合う作品は無い。
こういう笑いは大好きだ。
イスラエル映画は今まで見たこと無かった。また世界が広がった。
●『つぐない』
TOP5入り
●『ラスベガスをぶっつぶせ』
爽快です。
ブラックジャックの見せ方もテンポが良くて。ドラマも見終わった後とてもスッキリする。
劇場を出た後の爽快感は、今年トップクラス。
●『シューテム・アップ』
すべてを銃で解決する。どんなに近距離でもそこは銃で解決する。
その筋が一本通っているこだわり具合に、笑いながらも興奮。
こういうバカさ加減は好きだ。
●『JUNO』
TOP5入り
●『インディージョーンズ クリスタルスカルの王国』
王道。冒険の王道。
あのテーマ曲を劇場で聞けたのは、良かったな。
老体に鞭打って頑張ったハリソンに拍手。
●『スピードレーサー』
TOP5入り
●『パリ、恋人たちの二日間』
二人の会話の内容がとても面白くて、終始ニヤニヤ。
お互いのほんのりしたやさしさ加減というのがいいですね。
恋人は、こういう関係でありたいな。
●『ダークナイト』
TOP5入り
●『旅するジーンズと19歳の旅立ち』
役者陣のスター性は格段に上がっているけれど、個人の主張が強く思えた。
ティーンのガールズムービー。そんな感じ。前作の素晴らしさ故、そう思ってしまうのだろうか。
●『ホットファズ』
TOP5入り
●『崖の上のポニョ』
この作品は様々なインスピレーションを与えてくれた。
アニメってなんだろうということから、現代人の映画感など、本当に色々なことを考えた。
やはり、ジブリはいいな。
●『アクロス・ザ・ユニバース』
ビートルズの書いた歌詞は一語一句変えてない。
でも歌い手と状況によって、印象はガラッと変わる。
ラストの「All you need is love」は必見。
●『スカイ・クロラ』
”同じ毎日”というものを”同じ体”に置き換えて語る。
「いつも通る道でも、違うところを踏んで歩くことができる。いつも通る道だからって、景色は同じじゃない」
そういうことだ。
●『仮面ライダーキバ 魔界城の王』
『キバ』の、というより『平成ライダー』の悪い部分がすべて詰まった作品。
ただ、僕の弟がエキストラとして出演した記念すべき作品であるから、苦い評価はあまり付けたくはない。
●『ウォンテッド』
CGとアクションの融合の、良い例です。
そんなこと思いつくか?というアクションがいっぱいで、満足満足。
腕を振りながら引き金を引くと、銃弾は曲がるのです!
●『アイアンマン』
ビバ!トニースターク!
ロバート・ダウニー・Jr最高です。あなたはもうトニー・スタークです。
メカの駆動音とか、たまらないですよね。グウィネスもたまらないですよね。
あぁ・・続編楽しみ。でもテレンスさんが出ないっていうのは本当?
●『P.S.アイラブユー』
ジェラルド・バトラーはとんでもなく素晴らしい声をしていますね。
手紙の最後にある「P.S. I love you」の声の、なんと素晴らしいことか。
でも、徳永さんが余計な仕事をしてくれた。何を考えてるんだ日本のスタッフ。
●『さらば仮面ライダー電王 ファイナルカウントダウン』
『電王』のライトサイド(素晴らしさ)が発揮された作品。
まともにやればここまで面白い。『電キバ』はこれで帳消し。いやお釣がくるな。
でも、敵役に変なドラマを持ち込まなければもっと良かったな。
●『ヤング@ハート』
「ロック」というものについて考えさせてもらった。
「ロック」は、生き方・考え方なんです。歌い手によって、意味は変わるのです。
普遍ではないのです。それがロックです。恐らく。
おじいさん、おばあさん。元気をありがとう。そしていつまでも元気でね。
●『恋愛上手になるために』
ラストでニヤリ。
あそこで笑えるかどうかで、評価はガラっと変わるでしょう。
ペネロペとグウィネス。この間で生きるマーティン。幸せすぎる悩みだろう。
●『WALL・E』
すごいなぁ。CGもここまできた。そしてアニメの表現力もここまできた。
言葉は無くても通じるのです。これぞ、国境を越える映画。
バベルの塔が崩壊しても、この映画があれば大丈夫。
あと、僕はイヴに萌え萌え。
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