暑がりなので、未だに半袖&半ズボンで寝てます。
■『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』@新宿バルト9(10/3鑑賞)
アドレナリンを体内で出し続けないと死んでしまう毒薬を注入された殺し屋の奔走を描いた『アドレナリン』の続編。
前作同様、主人公をジェイソン・ステイサムが続投。
今作では充電を怠ると止まってしまうバッテリー式の人工心臓を埋め込まれ、自分の心臓を取り戻すために再び街中を走り回る。
「世界一カッコいいハゲ」ことジェイソン・ステイサム主演最新作。
『トランスポーター』1作目を観て以来の大ファンで、当然前作も観ておりますが、作品のタイトル通りで超過激でハイテンションな作品な為、実は劇場に観に行くのをちょっと気後れしておりましたw
電撃ハイテンション! 今回もやりすぎ!
予想通り、やっぱり観てて疲れました・・・
いや、作品的には面白いので文句は無いんですがw
ストーリーは前作のエンディング直後から。
マフィアに打たれた毒により常に興奮し、アドレナリンを出し続けなければ死んでしまう身体になってしまった殺し屋:シェブ・チェリオス(ジェイソン)は、ロス上空での死闘の末、ヘリコプターから敵諸とも落下・・・
絶命したかに思えたが、その直後、謎の中国系マフィアが彼を連れ去る。
彼の並外れた肉体に目をつけたマフィアのドンにより、彼の心臓は移植され、代わりにバッテリー式の人工心臓へと交換させられてしまう。
そうして彼は、電気的な刺激を定期的に受けないと死んでしまう身体になってしまった!
とまぁ、取って付けたようなストーリーですが、無茶苦茶に暴れる理由さえあれば構いません。
そもそもヘリから落ちて、心臓だけ交換すりゃOKとか・・・無事だな!w
この作品の魅力は、何と言っても過激で挑戦的な編集でしょう!
広角レンズでアップを撮り続けたり、複数台のカメラを激しく切り替えたり、まるでトンでもなくノリの良いミュージックビデオを2時間ぶっ続けで観ているような非常に激しい映像がひたすら続きます。
普通の映画用のカメラではなく、スピード感を出すため機動性を重視した軽くて高画質の一般的なデジカムを使用した映像もなかなか面白いです。
まぁ、市販のカメラを使うのは、過激なシーンの撮影中にカメラが壊れる可能性もあるからみたいですがw
それに加えて、アクションの過激さ!
前作はただ単に興奮するためのアクションでしたが、今回は「電気」が必要になっているので、車のバッテリーを身体に繋いだり、路上の変電器に腕を突っ込んだり、自分で自分にスタンガンを当てたりと、前作以上に痛みを伴うコトをやりまくっておりましたw
主演のジェイソンですが、『トラポ』でスーツをビシッと決めたジェントルマンな彼も好きですが、ハチャメチャでやり過ぎな彼も魅力的です♪
いくら演技とは言え、電撃を受けて体が吹っ飛べば痛いワケですから、それを何回も繰り返してるのは酷でしょうな・・・w
また今年6月に急逝したデヴィット・キャラダイン(『キル・ビル』のビル役)が悪役で出演してるのも見物だと思います。
内容的にも映像的にも、R指定の完全18禁映画ですが、僕は大好きです♪
次回作もありそうで、ちょっと期待してますw
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