2009年5月15日金曜日

梅太@ 予告編:『NINE』

この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします

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 久しぶり・・・な気がしますが、予告編紹介です。
 今日は前々から楽しみにしていたミュージカル映画『NINE』。

 確か昨年末の座談会でも少し触れたような覚えがあります。

 この作品は、フェリーニ作『8 1/2』・・・の、ミュージカル版・・・・の、映画化ということです。
 監督の苦悩を描いたこの作品が、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督によってどう調理されるのか、とても楽しみにしていました。

 主人公を「ミルクセーキを吸ってやる」でおなじみダニエル・デイ・ルイス
 ヒロイン群に、黄金の羅針盤を頼りにしたら道を見失ってしまったニコール・キッドマン他、マリオン・コティヤールペネロペ・クルス飛行場での別れを演じさせたらピカイチのケイト・ハドソン、ベテラン勢でジュディ・デンチと、何とソフィア・ローレンまで・・・

 ここまでで鼻血が出そうな豪華さですが、果たして初公開となった予告編やいかに・・・


 ↓↓↓ 予告編 ↓↓↓



 ジュディ・デンチのナレーションで始まると、どうにも『007』の予告編と思ってしまう


 さて、記事の出だしはかなり冷静に書かせてもらいましたが、それもここまでです。



 すごい!これは良い!
 この官能的な具合といい、この豪華さといい、このエロティックさといい、なんと素晴らしいことだろうか!
 (同じ事を二回言っている気はしますがそこは気にしない)

 いや、僕は、ミュージカル映画で何が好き?といわれれば『シカゴ』なのですよ。
 映画館では観ていなくて、後にDVDで観た時、「何故にこれ、見逃したんだ!?」と後悔した記憶があります。
 その監督、ロブ様の最新ミュージカルですよ。
 すごいだろうとは思っていましたが、まさかこれほどとは。


 ダンスシーンが、予告編でも随所で流されていますけれど、この感じすごく良いですよ。
 ”映画でしか描けないミュージカル”というものを、わかっていらっしゃる気がします。

 いや、もう、今回は・・・・
 久々に予告編で鳥肌たった。

 ミュージカル映画は、最近どれも面白い作品ばかりでしたが、どこかで『シカゴ』を超えられない何かがあるのですよね。
 もちろん梅太基準で。
 
 この予告編を観たとき、「あぁこれか」と感じた。
 「これ」って何?と聞かれても、自分でもよくわかっていないけれど。

 さぁ『シカゴ』以来、出るか満点。
 アメリカで本年11/25(僕の誕生日!)に公開。
 
 日本ではいつだろう。
 六本木のTOHOの、スクリーン7で観たいなぁ。

2009年5月10日日曜日

梅太@ 劇場:『スラムドッグ・ミリオネア』(2回目)

この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします

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 2回目のJai HO♪・・・ではなくて、『スラムドッグ・ミリオネア』。

 前回鑑賞では前売り券を使っていなかったので、今回使いました。
 公開4週目ですが、かなり盛況でした。

 今回は、原作を読んで挑みました。
 原作は『僕と1ルピーの神様』。

 それを踏まえての2回目鑑賞ですが、劇場版は、最終的に主人公:ジャマールの一途な恋の成就に帰結しているところが良いですね。
 お話しとしてすっきりしますし。(それは構成とか編集とかの力も、勿論ありますが)
 そしてなにより、胸を打つ。
 

 では感想を。
 もう公開4週目ですから、若干のネタばれを含めてお話しします。
 
●神は偉大なり
 ジャマールの兄:サリームが最後に発する言葉。
 最初に鑑賞したとき、すごく引っかかったのですよね。
 なぜここで、神を持ち出すのだろうと。

 無学の少年が、クイズミリオネアで最後の問題に答えた。
 少年は勉強をしたわけではない。ではなぜ答えられたのだろう。
 少年は過酷な環境で生きていく間に、嫌がおうにも、知識が身についてしまった。
 そして主人公が知っている事柄が、”たまたま”クイズとして出題されたのだった。

 クイズというものは、運である。
 自分の知っていることであれば答えられるし、逆なら無理。
 これは有名大学を出たいわゆるインテリであろうが、スラムに住む少年であろうが、同じ事である。
 (その象徴として、ジャマールが警部に、食の値段を聞く場面がる)

 しかしここまで、自分の知っている事柄が出題されれば、無神教であろうが、なんとなく神の存在を信じたくもなる。
 「これってもしかして、神が創ったシナリオなのではないか」と。

 更に言うなれば、障害の大きかったジャマールとヒロイン:ラティカの恋が実るまでの筋書きすら、神が書いていたのではないかと。
 サリームは消え行く意識の中、そんなことを考えたのではないだろうか。

 そう考えると、やはり「運命だった」は「It is written」なのだろうな。と思う。
 

 この『スラムドッグ・ミリオネア』で展開されたお話しを、「映画だから都合よく・・・」と考えたくなる気持ちもわかる。
 でも僕は、そうは思わない。


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 暗転に映し出される問題。
 Tシャツに書かれた『slumdog millionair』が映し出されるタイトル紹介。
 人生を賭して手に入れた恋。
 そして最後の、インド映画!という感じのラスト。

 いやはや、素晴らしい。

 
 「インド映画!という感じのラスト」が良く分からない方。
 この映画は、こんなラストが待ち受けているのですよ。

 こんなラスト↓↓↓↓




 ・・・・間違えた。コチラ↓↓
 『Jai Ho


 そうそう、前回書き忘れたこと。
 ミリオネアの音楽というか効果音(心音とか)、使い方がうますぎますよね。

梅太@ DVD:『キミに逢えたら』

この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします

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 日本国内ではDVDスルーされた、原題は『NICK and NORAH's infinite playlist』という作品。
 そしてDVD発売となっても、流行らす気は一切感じられない邦題をつけられてしまった作品。

 監督はピーター・ソレット。
 主演に人気上昇中の若手二人、マイケル・セラとカット・デニングス。

 予告編はチェックしていたのですが、そのときは特に注目せず。
 しかし先月観た『チャーリーバートレットの男子トイレ相談室』でカット・デニングスに惚れ、そのノリで、そう、本当にノリでDVDを買ってしまいました。

 いやいや、公開されないなんて勿体無い。これ。

 ストーリーとしては・・・
 元カノ:トリスのことが忘れられない主人公:ニック(セラ)は、別れたあともトリスに自作(自選曲)のCDを送りつづけていた。
 しかしトリスは聞かずにゴミ箱へポイ。
 そのCDを、偶然にもゴミ箱から拾い上げたノラ(デニングス)は、逢ったこともないCDの作成者に、いつのまにか心を奪われる。
 ある夜、ニックのバンドがライブを開催。偶然会場に居合わせたノラ。
 こうして二人は出会うのだが・・・

 物語は、ニックとノラが出会った一夜の出来事。
 僕はこういう、”一夜の”とかに弱くて。
 長い期間の駆け引き、それで実る恋も、嫌いかといわれればNoですけどね。


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 はい、ではここから少し壊れます。

 カット・デニングス!
 もう、素敵!
 awesome:)

 デニングスの名演技(梅太目線)が光る、こんな一場面をご紹介。 

 ニックとノラが出会うライブ会場で、ノラはトリスに「あれ、連れはいないの?」と聞かれます。
 「いるよ」と強がるノラ。本当はいない。
 でも引くに引けず、近くにいたニック(このときはお互いのことを知らない)を捕まえ、「緊急事態だから話を合わせて・・・」と耳打ちし、「これが彼氏」とトリスに言う。
 ここでニックは、トリスの元カレだから、関係が徐々にこじれて・・・となるわけです。

 前置きはよくて、ここでニックにかけるノラの言葉がね。
 
 「いきなりで悪いけど、彼氏になって。5分でいいから」
 
 それはもう、なるしかないでしょうが。
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 さて、気を取り直して。
 いくらカット・デニングスが素敵だと言っても、それだけでは秀作足りえない。
 (いや、それだけでも十分秀作ではあるわけですが。僕としては)

 これから紹介する二つの場面が、秀作たるその要因。

●I wanna hold your hand

 ニックとノラは良い関係になってくるのですが、やはりニックはトリスのことが心に引っかかり、ウジウジしている。
 本当にこれで良いのだろうか・・・と。
 そこでバンド仲間が、ビートルズを持ち出して、こういう事を言う。

 「彼らはセックスより痛みより、歌うべきものを知っていた。
  『抱きしめたい(I wanna hold your hand)』だ。これってすごくないか?
  手を握れ。24時間絶倫とか、100年続く結婚なんて必要ない。やさしく手を握れば十分さ」

 この”手を握る”伏線は、最後にしっかり回収されて、もう本当に素晴らしい作品に出来上がってしまいました。

●ラストシーン
 ラストシーンは、ニックとノラのキスで終わるのですが、そのシーンが良すぎる。
 エスカレータでキスし、画面からフェードアウトしていくというこのシーン。
 考えた監督、天才だろう。



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 うん、マイケル・セラも素晴らしいのですよ。
 シャイで一途なティーンをやらせたら、今現在勝てる人はいないでしょうね。
 
 ラブロマンスというものは、ロマンティックな筋書きと、ロマンティックなシーンが無ければ面白くない。
 でも監督はそういう部分を良く分かっていて、しっかり作り上げていたように感じます。

 こういう作品が、普通に日本で公開される日が、いつか来てくれないだろうかと、切に願います。
 
 あぁでもそうか。
 10代の飲酒とかを描いているから、公開されないのかな。
 という冷静な判断。