この記事は 興奮して眠れなかった 梅太 の名の下にお送りいたします
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●究極美少女が送る、究極ムエタイアクション:『チョコレート・ファイター』
監督はプラッチャヤー・ピンゲーオ。
主演に、燃え萌えな、通称ジージャーことヤーニン・ウィサミタナン。
まさか、これほどとは。
震えるくらい、興奮した。
完璧なアクションというものは、カッコイイとかそういう次元の問題ではないのだと痛感した。
キレイとしか、言いようがない。
そして完璧なアクションというものは、音楽にも似てるのかなとも少し感じた。
拳の一振り一振りがビートを刻み、激しいアクションの中、呼吸で緩急をつける。リズムよく流れていき、そして終わった後に残る心地よさ。
まるで音楽を聴いているような感覚に陥った。
この辺、大暮維人の漫画を読むと、似たようなことが書いてあるので参照してください。
他のアクション映画と同様、アクションシーンにはBGMが流れている。
しかしラストの道場での闘いは、開始時、曲が流れない。
そうだよ、曲なんていらないんだ。アクション自体が、もう音楽なのだもの。
このシーンはホント、涙が出るほど興奮した。見事すぎる。
細かいところで言うと。
”スイッチが入る”という表現がある。
この作品の主人公は、普段はおとなしい女の子であるのだが、ある瞬間、スイッチが入り、誰にも負けない格闘美少女に変身する。
このスイッチの切り替えの映像表現が、一瞬の暗転と、呼吸で表現されていて、とても素晴らしかった。
そしてなんといっても、この作品最大の功労者:ジージャー。
燃え萌え。
震えた。とにかく震えた。
ゲンさんもコチラで書いていますけれど、僕の中でも上半期No.1はこれで確定です。
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