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2010年12月31日金曜日

ゲン@ 2010年映画ランキング120

年末恒例、いつものアレで御座います。

今年は劇場で120本の映画を観ることができました。
その全てをランキング!

ワースト5は最後に発表するので、115位から一気にカウントダウン!

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■115位『ユキとニナ』
子どもが主人公の日仏合作映画、思ってた感じと全然違ってた

■114位『ゴールデンスランバー』
伊坂作品は全く合わない

■113位『プレシャス』
米貧困層の実態「私って可哀想でしょ?」エアー出過ぎて受け入れられず

■112位『レギオン』
戦う天使

■111位『シーサイド・モーテル』
群像劇としてあまりにも完成度が低い

■110位『バッド・ルーテナント』
正直、意味が分からなかった

■109位『ストーン』
デ・ニーロ、ノートン、ミラが共演しても面白くないとかいう

■108位『ヴィクトリア女王』
やっぱり英国王室モノは苦手

■107位『告白』
良い意味でも悪い意味でも衝撃はあった ただ疲れる

■106位『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
ご都合主義の超ゆとりファンタジーw

■105位『ソルト』
アンジーにアクションはそろそろ厳しい

■104位『ダブルミッション』
ハリウッドのジャッキーはそろそろ限界・・・

■103位『キス&キル』
面白くなりそうな要素あるのに、ことごとく潰してた

■102位『リミット』
映像に緊張感が途切れる瞬間があったのが非常に残念

■101位『運命のボタン』
オチも展開も嫌いじゃないけど、印象は弱い

■100位『ゴーストライター』
ユアンとブロスナンの共演も肩透かし

■99位『てぃだかんかん』
岡村さんは十分頑張ってた

■98位『エクスペリメント』
『es』以上の衝撃が無かった

■97位『パンドラム』
ラストが鬱展開の方が良かった

■96位『チェブラーシカ』
ほんわか癒し系

■95位『リッキー』
設定だけ奇抜でメッセージ性が感じられず残念

■94位『ラブリーボーン』
映像は綺麗だけど、テーマとしては合わなかった

■93位『書道ガールズ』
成海璃子は好き

■92位『武士道シックスティーン』
成海璃子は好き でも北乃きいはもっと好き

■91位『おまえうまそうだな』
可愛らしい絵に負けない確かなメッセージ

■90位『裁判長!ここは4年でどうすか』
傍聴人というただ見守るしか出来ない立場で他人の人生を捉える

■89位『きみがくれた未来』
ザックんは好き

■88位『シングルマン』
デザイナーならではの美しいセットとカット割り

■87位『ジャック、舟に乗る』
P・S・ホフマン初監督作 雰囲気のある落ち着いたコメディ

■86位『エクリプス/トワイライト・サーガ』
大爆笑ヴァンパイア恋愛映画 第三弾も抜け目無く笑えたw

■85位『デイブレイカー』
ヴァンパイアになっても苦悩するイーサン・ホーク

■84位『クレイジーハート』
哀愁のある落ち目のカントリー歌手をジェフ・ブリッジスが熱演

■83位『小さな命がよぶとき』
ハリソンとブレンダンはアドベンチャーで観たかった

■82位『サロゲート』
ブルース・ウィリスの理想的な自分は髪がフッサフサ

■81位『レポゼッション・メン』
ムキムキなジュード・ロウ 笑顔の怖いフォレスト・ウィテカー

■80位『ミレニアム3/眠れる女と狂卓の騎士』
3部作完結編は法廷ドラマ

■79位『ミレニアム2/火と戯れる女』
2作目で大きく事件が広がる

■78位『プリンス・オブ・ペルシャ』
人工添加物タップリのアドベンチャー映画

■77位『ボックス!』
市原隼人は好き

■76位『インビクタス/負けざる者たち』
クリント・イーストウッド作品ってことでちょっと期待しすぎた

■75位『ウディ・アレンの夢と犯罪』
雪だるま式の最悪展開映画

■74位『遠距離恋愛』
バリモアとジャスティンのリアルカップルが描くラブコメ

■73位『おにいちゃんのハナビ』
西田さん脚本はやっぱり泣ける

■72位『終着駅 トルストイ最後の旅』
大物俳優に囲まれてマカヴォイの若さが光る

■71位『プレデターズ』
エイドリアンvsプレデター もっとバカバカしく暴れて欲しかった

■70位『ザ・ウォーカー』
荒廃した世界観は好き ゲイリーも好き

■69位『マイレージ、マイライフ』
ジェイソン・ライトマンの作品にハズレなし

■68位『怪盗グルーの月泥棒』
お子様向けじゃない、しっかりした脚本 3Dの技術も素晴らしい

■67位『ニンジャ・アサシン』
『Vフォー・ヴェンデッタ』神コンビがこの順位は悔しい

■66位『時をかける少女』
脚本にもう少し必然性が欲しかった でも仲里衣紗は好き

■65位『グリーン・ゾーン』
意外とメッセージがあるイラク戦争モノ

■64位『アデル/ファラオと復活の秘薬』
思ってたのと全然違ったけど嫌いじゃない

■63位『魔法使いの弟子』
ニックが楽しければそれでいいです

■62位『アリス・イン・ワンダーランド』
もっとダークな話だったら良かったのに・・・

■61位『マイ・ブラザー』
イラク戦争帰還兵の心の闇

■60位『カラフル』
あまり期待してなかったけどメッセージ性が強くて意外と良作

■59位『瞳の奥の秘密』
サッカー場のシーンはどうやって撮ったんだろう?

■58位『恋するベーカリー』
大人の恋愛コメディ

■57位『フローズン・リバー』
凍てつく寒さの中でも、決して凍らない母の愛情強さ

■56位『ウィンターズ・ボーン』
雪降る小さな集落に暗躍するルール けなげに生きる少女

■55位『しあわせの隠れ場所』
お金の余裕は心の余裕 心温まるセレブの話

■54位『借りぐらしのアリエッティ』
『もののけ姫』以来、ジブリ作品で面白いと思えた

■53位『最後の忠臣蔵』
家臣への忠義と武士の恥 こんな話が嫌いな日本人はいない

■52位『シャッターアイランド』
日本の配給会社のクソ宣伝には怒りしか湧かないが、作品としては良作

■51位『第9地区』
嫌いじゃないけど「お金をかけたB級映画」くらいの評価しかできなかった

■50位『ミックマック』
兵器会社にイタズラで仕返し 『アメリ』より好きかも?w

■49位『クロッシング』
絡み合う三人の警官の群像劇

■48位『ロビン・フッド』
大味感拭えないが、それでも許せる巨匠リドスコのスケールと迫力

■47位『ザ・タウン』
犯罪都市ボストンで強盗から足を洗おうとする男のドラマ

■46位『ミレニアム/ドラゴンタトゥーの女』
北欧舞台にしたミステリー

■45位『ハートロッカー』
イラク戦争の爆弾処理 ありえない緊張感の連続でちょっと苦しくなった

■44位『トイ・ストーリー1&2 3D』
あの名作が劇場で観れたことに感動!

■43位『半分の月がのぼる空』
油断してたら号泣した

■42位『バイオハザード4 アフターライフ』
デキは悪いが、ポールが監督復帰してくれたおかげで軌道修正はできたw

■41位『ハリー・ポッターと死の秘法 PART1』
久しぶりにハリポタで面白いと思えた

■40位『タイタンの戦い』
ルイ・レテリエの早いカット割りにサム・ワーシントンのムキムキが融合

■39位『パレード』
名前も知らない若者が一つの部屋で暮らすリアルな群像劇

■38位『ベスト・キッド』
ジャッキー久々の当たり作品 W・スミスの息子じゃなきゃもっと感動したw

■37位『ジェニファーズ・ボディ』
サイテーでサイアクな作品だけど、サイコーに楽しかったw

■36位『アイアンマン2』
いっぱい詰め込みすぎちゃったね

■35位『人生万歳!』
サラッと笑える軽いノリのウディ・アレンのNYコメディ

■34位『100歳の少年と12通の手紙』
悲しい話なのにこれでもかとジョークが詰め込まれてる 笑えて泣ける良作

■33位『ガフールの伝説』
ザック・スナイダーと3Dの食い合わせは悪くなかった

■32位『十三人の刺客』
日本のアクションで面白いと思えるのは三池さんだけ

■31位『月に囚われた男』
低予算で作られたとは思えない練りに練られた優秀なSF

■30位『フィリップ、きみを愛してる!』
ユアンがゲイを演じる それだけで評価は高い

■29位『ラスト・ソルジャー』
ここ数年のジャッキー映画の中で一番面白かった!

■28位『ビッチ・スラップ 危険な天使たち』
ビッチのビッチによるビッチのためのビッチ!

■27位『ぼくのエリ 200歳の少女』
ヴァンパイア少女との初恋 読み解けば読み解くほど魅力的な作品!

■26位『ゾンビランド』
ゾンビ映画史上最高収入 ゾンビ+非モテ青春コメディ

■25位『リトル・ランボーズ』
子どもでいられなかった二人の少年が憧れたのは、スクリーンの最強の戦士

■24位『バーレスク』
大したことの無い脚本を二人のディーバが必死で補う!w ド派手&豪華な演出!

■23位『トロン:レガシー』
前作を観てないと意味不明だけど、知っているとネタ満載で楽しすぎる♪

■22位『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
ドタバタコメディに謎解き要素も加えられ、脚本で笑える秀作

■21位『ナイト&デイ』
トムとキャメロン、スターのオーラの使い方はこれが正しい!

■20位『シャーロック・ホームズ』
ダウ兄さん最高! 続編も楽しみ♪

■19位『ローラーガールズ・ダイアリー』
ドリュー・バリモアならではの一筋縄ではいかないガールズ青春映画

■18位『オーケストラ!』
ラストシーンのメラニー・ロランの表情がタマらなく美しい!

■17位『ヒックとドラゴン』
ピクサーに負けない確かな脚本力と映像力 目指せアカデミー賞!

■16位『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』
お金をかけて、ド派手にバカやって、ちゃんと面白い!

■15位『NINE』
豪華美女の共演 男の妄想にミュージカルパートを詰め込んだ潔さも好き

■14位『プリンセスと魔法のキス』
ディズニーの手描きアニメーションが復活!

■13位『パリより愛をこめて』
『96時間』に続くピエール・モレル監督の痛快フレンチアクション!

■12位『エクスペンダブルズ』
最強使い捨て傭兵軍団! 漢と拳と弾丸と爆弾!

■11位『川の底からこんにちは』
人生ドン詰まりの女性が見せる頑張り 今年の邦画最高作品!

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さぁ、駆け足でした!

いよいよトップ10の発表です!

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■10位『処刑人II』
10年ぶりの続編は、オリジナルキャストとスタッフが奇跡の再集結!

■9位『9<ナイン> 9番目の奇妙な人形』
完成度は物足りないが、世界観やビジュアルに心を撃ち抜かれた

■8位『ファンボーイズ』
SWファンだけでなく、全ての映画オタクの気持ちを代弁したコメディ♪

■7位『コララインとボタンの魔女』
ストップモーションとCGと3Dを駆使した最高の演出! ダークな世界観も好き!

■6位『トイ・ストーリー3』
逃げることなくしっかりと「別れ」を描いたピクサーに大拍手!

■5位『インセプション』
ノーランが魅せる新たなるSF概念! 今年一番ススメたい作品!

■4位『キック・アス』
アメコミ原作アンチヒーロー 激アツ! ヒット・ガールに萌え殺される!

★3位★『かいじゅうたちのいるところ』
絵本原作の世界をスパイク・ジョーンズが実写化!
大人でも心に共鳴して泣ける傑作!

★☆2位☆★『マチェーテ』
ニセの予告編を本気で映画化する米国のエンタメ力に激しく嫉妬!
期待を遥かに超えて、まさかの年間ベスト3に食い込む超傑作!
1分間に4人くらい首や腕が飛ぶ切株映画なのに、移民問題も絡める脚本力!
無敵! 無敵! 無敵!

☆★☆1位☆★☆『(500)日のサマー』
運命を信じる男と信じない女の物語♪
ここまで心臓を鷲掴みにされた映画は初めて!
最高に面白いけど、最高に辛い!
JGLとデシャネル、もうそれだけで他には何もいらない!
これからもずっと心に残っていくであろう名作!

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そんな感じで御座いました。

今年の総括ですが、まぁーかつてなく良作が多い年でした。
1年おき当たり年が来てるのは感じてますが、ここまで良作揃いなのは初めてです。
今まで満点がこんなに多かった年はなかったなぁー

トップ10なんか大混戦ですよ・・・
自分の中で『トイ・ストーリー3』がトップ5に入らないとか異常事態w
でも、それ以上に秀逸な作品が多かったですから、満足してるのに違いはありません!


個人的な偏ったランキングでしたが、最後までご覧下さりありがとうございました。

来年もどうぞ、ヨロシクお願いします。

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それでは最後にワースト5でお別れです。

■116位『Dr.パルナサスの鏡』
CGに必然性が感じられず、ただ単に意味の分からない世界観だった・・・

■117位『トイレット』
日本人が外国人を引っ張り出して「異文化」を晒してもクスリ笑いの先がない

▼118位▼『ニューヨーク、アイラヴユー』
変に下ネタが多くて、NYの良い雰囲気がブチ壊される

▼▽119位▽▼『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』
本スジより、もはや小ネタの方が面白い

▽▼▽120位▽▼▽『誰かが私にキスをした』
吐き気がするほど酷い・・・思い出したくもない・・・
出演者全員が演出の意図を疑問に思いながら演技してるのが伝わってくる
ハンス・カノーザ監督&アントン・イェルチェンだと期待した自分を殴りたい
歴史に残る駄作

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以上で御座います。

お粗末さまでした。

2010年12月29日水曜日

ゲン@ 2010まとめ:劇場未公開作品 ベスト10

久しぶりの投稿でゴメンナサイ・・・
そこそこ元気にやっております。

今年は劇場公開作品だけではなく、劇場未公開作品もそこそこ観てたので、
劇場公開作の前にまとめてみようかと思います。
(一部、09年DVD発売作品もありますがご勘弁を・・・)

なので、大したアレじゃないのですが、一応ランキングです。

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■10位『ショーツ 魔法の石大作戦』
『スパイ・キッズ』ロバート・ロドリゲス監督のファミリー向けSFアドベンチャー
魔法の石とか宇宙人とか巨大ロボとか、
子どもがワクワクしそうなモノを詰め込んだドタバタコメディだけど、
映像も編集もやたらと拘ってて面白かった
『マチェーテ』とか残虐映画も作りながら、
こういう作品も撮れるロドリゲスの才能のふり幅にはトコトン感心してしまう
脇役で出てるカット・デニングスも素敵♪


■9位『ジョナ・ヘックス』
アメコミ原作のアンチヒーロー西部劇
当初は疑問だったが、劇場未公開も納得
世界観、キャスト、ガジェットは素晴らしいんだけど、
続編のTV編集版を観てるかの如く、展開&編集が最悪だった…
バックをしっかり描いたほうが面白そうな話なのに、
80分で無理やりまとめちゃってる 
監督が下手なのかと調べたら『ホートン』の人だったw 
アレは好きだけど、アクション撮れる人じゃないじゃん… 
主演のジョシュ・ブローリン、敵役のジョン・マルコビッチ共に好演
娼婦役のミーガン・フォックスには特に拍手w
期待してただけにこのデキは残念過ぎる…


■8位『ルーザーズ』
任務中に裏切られた特殊部隊メンバーが復讐に立ち上がる
アメコミ原作のバカアクションでキャラ立ちして面白いんだが、
どこかモノ足りなさを感じてしまうのは、
似た設定の『特攻野郎Aチーム』を観ちゃってるからなんだろうなぁ…
主演のジェフリー・ディーン・モーガンがどっかで観たことあると思ってたけど、
『ウォッチメン』のコメディアンだったw
とは言え『マトリックス』のジョエル・シルバー製作だからアクションの派手さはあるし、
劇場でも十分イケるとは思うので、DVDスルーはちょっと勿体無い
続編作りそうな気がするけど、
次回作やるならPGかけてもエロさとグロさをもっと入れて欲しいなぁw


■7位『マリス・イン・ワンダーランド』
『不思議の国のアリス』を現代のイギリスにアレンジした狂乱ファンタジー
やたらと時間を気にする男、緑のケムリを吐くヤク中、双子のドアマン、
神出鬼没のDJ・・・アリスのキャラが上手く人間に置き換えられてる!
キャラタだけじゃなく、話の展開も地下鉄、草木の生える庭、
マフィアの裁判など見事にアリス的な流れを組み、
徹底してオマージュを奉げてるのが素晴らしい!
アリスじゃないのに、ちゃんとアリスしてる! 
低予算ながらバートン版よりも面白かったかもw


■6位『アドベンチャーランドへようこそ』
80年代を舞台に冴えない青年が遊園地でのバイトで経験する甘酸っぱいダサ青春コメディ
もっとバカ笑いするコメディなのかと思ってたが、意外とシメっぽい青春モノで良作
来年公開『ソーシャル・ネットワーク』で注目されるジェシー・アイゼンバーグの好演が光る
ヒロインのクリステン・スチュワートも『トライワイト』なんかよりずっと魅力的♪ 
鼻が赤くなった泣きっ面が可愛いw


■5位『ROCKER 40歳のロック☆デビュー』
若い頃にデビュー直前でバンドをクビになったドラマーが、再び熱いロック魂を燃やす 
下ネタ多そうなコメディの感じがしてたけどほとんど感じず、
過去を引きずる中年×青春×ロック×コメディで痛快な傑作!
エマ・ストーンがベースってまたツボなポジション♪
脇役のライバルバンドにブラッドリー・クーパー見つけて興奮w


■4位『ブラザーズ・ブルーム』
幼い頃から詐欺師の兄弟が最後の仕事に臨むクライムコメディ
「完璧な嘘は人を幸せにする」と豪語する兄と、騙すことに嫌気が差す弟
エイドリアン・ブロディ、レイチェル・ワイズ、日本からは菊池凛子と充分なキャスト、
何でコレを劇場で公開しなかったんだ!
全くセリフがないのに、ハリウッドのアカデミー賞俳優に囲まれても全く存在感が消えず、
確かなキャラクタを印象付ける菊池凜子が最高!
あの存在感はちょっと神がかってるレベルだと思う
欧州系小規模作品のような異質な場所に不思議と馴染む空気が恐ろしかった

■3位『キューティ・バニー』
お払い箱になったグラビアモデルが、ダメダメ女子大生を磨き上げるコメディ
カット・デニングスとエマ・ストーンってだけで興奮したw
カット・デニングスは相変わらず赤いルージュが似合う♪
序盤のピアスだらけの顔でヤラれたw
エマの声がハスキー過ぎてセクシー♪
基本的にデニングス派だけど、今回はエマの方が良かったかな?
ダサいメガネキャラがツボにハマったw
トム・ハンクスの息子も素敵☆
ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘:ルーマー・ウィリスの容姿が残念過ぎる!
って話題になってたけど、アレ観る限りは個性的でなかなか面白い女優だと思った
むしろ可愛い要素は十分揃ってる気がする…いや、もしかしてCGか?!


■2位『恋するポルノ・グラフィティ』
「男女の間に友情はあるのか?」という永遠のテーマ
ルームシェアをしている金に困った幼馴染のジリ貧男女が、
二人でポルノ映画を作っちゃおう!っていうラブエロコメディ
最低で下衆な下ネタ連発してるクセに、
実は純愛モノで最後がイイ話に落ち着くのが素晴らしい♪
こういうテイストは絶対に日本じゃ撮れないなぁ☆
脇役のジャスティン・ロングがまさかの斜め上を行く熱演で大爆笑!w
ますます彼が大好きになったw


■1位『ディフェンドー 闇の仕事人』
自らを「闇の守護者」と名乗り、手製の武器で悪党を退治するヒーローコメディ
謳い文句からして笑える作品だと思ったら、『グラン・トリノ』や『レスラー』に近い、
現実社会に居場所を見つけられない男のヒューマンドラマで、
まさかの鼻水垂れ流し大号泣!
主演:ウディ・ハレルソンのバカ熱いキャラに前半で引き込まれてしまい、
後半で明らかになる彼の過去やヒーローに憧れる理由に打ちのめされる
笑ってた男に泣かされるって緩急はタマらなく気持ちがいい♪
カット・デニングスのワルっぽい演技もヤバい!
今まで観た劇場未公開作品の中でも最高傑作!
劇場で観てたら、年間1位になっていたであろう神作品!


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そんな感じですが、興味ある人にしか一切興味が無いランキングでした。

来年も埋もれがちな良作を発掘したいと思います!

2010年6月14日月曜日

ゲン@ 劇場:『NINE』

ゲンです。
ジメーッとした陽気になってきましたね・・・嫌な季節です・・・

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『NINE』
@TOHOシネマズ 西新井(3/21鑑賞)

※先に観た梅太くんの感想はコチラ


『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がメガホンを取り、『イングリッシュ・ペイシェント』のアンソニー・ミンゲラ監督が脚本を手掛け、トニー賞受賞の同名ブロードウェイ・ミュージカルをオールスター・キャストで映画化。
主人公に『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイス、彼を取り巻く女たちにマリオン・コティヤールやニコール・キッドマンらアカデミー賞受賞者がきらびやかに華を添える。

企画の話を聞いた一昨年から、ずっと公開を楽しみにしてた作品が遂に公開!
ここ数年はミュージカル外れナシ伝説なので、とても期待してました♪

ゴージャス!!! 映画は男と女と愛と歌で出来ている!!!

あーもー素晴らしかったー!
これほどまでに「ゴージャス」という言葉がハマる作品は他にないでしょうw

もうOPの数分だけで、1800円置いて帰ってきてもいいくらいに震えました!


ストーリーはというと、新作の撮影を控えたかつての巨匠、今はスランプ中の映画監督が、妻やら愛人やら女優やらスタッフやら、撮影に臨むまでに出会う様々な女性と繰り広げる妄想劇って感じですかね?

スランプ中の監督が新作のストーリーを悩み続けるのが「ストーリー」なので、映画としての脚本と考えるとちょっと苦しいお話w
ただその分、女性に対する想いをすべて妄想の中に入れ込んでしまってるってのは、潔くて個人的には好きですが。

そのおかげで、ミュージカルシーンが現実世界とは離れているので、ゴージャスでより際立って演出されてるのは素晴らしい!
それにより会話の途中から急に歌い出すっていうミュージカル特有の演出が少なく、そこが苦手な人でも入りやすい作品なのかも。

別に僕は、急に歌い出すのがダメな人じゃないですが、ミュージカルパートをガッチリ囲ってしまう戦法も、これはこれでありなのかもと納得できましたね。


ただこの作品の魅力は、やはり豪華な顔ぶれでしょう!

まず主人公の映画監督:グイドを演じるダニエル・デイ=ルイス!
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の渋ーいでオスカーを獲得しておりますが、今回はその渋さに加えて中年男のありえない色気が存分に放たれ、ホントに惚れ惚れしました!
巨匠のクセに自分一人じゃ何も決められない、大勢の女に目移りしてて愛想を尽かされる、とダメダメ男なんだけどドコか憎めないキャラクタのおかげで人脈には恵まれまくってるのが羨ましいw
つーか、美女にモテまくりだわよーなんだよー! キーッ!



そして、これでもかと集めに集めた美女達!

彼の妻を演じるマリオン・コティヤール!
『エディット・ピアフ』でアカデミー主演女優賞を獲得した彼女ですが、ダラしない夫をひたむきに支える姿が、奥ゆかしくて清楚なイメージが今回の役にピッタリ!
彼の愛人を演じるペネロペ・クルス!
もーペネロペ姐さん、フェロモン出過ぎ!
ドコまでサービスしてくれるのさ、あーた!
ご立派なお身体もですが、スペインなまりの彼女の口調は、いつ聞いても気持ち良いですね♪
ホント、ご馳走様でしたーw
彼を取材する記者を演じるケイト・ハドソン!
出演シーンは少ないながら、存在感は一番あったんじゃないでしょうか?
予告編でも使われてる「Cinema Italiano」の盛り上がりは異常ですよ!
あのパートはエンドレスで観てられるわー♪


彼の映画に出演する女優を演じるニコール・キッドマン!
いつ出て来るんだろうと思ったら、出演シーンが結構後半でヤキモキしてたけど、スポットが当たった瞬間のオーラが違いますねw
もーあっという間に掻っ攫ってくよー♪

彼が幼い頃に出会った娼婦を演じるファーギー!
「Be Italian」で魅せるあのギッツギツで露骨にエロい感じは何だろ、拷問に近いよw
砂とタンバリンであんなに興奮したのは初めてだしw

ダメダメな彼を優しい眼差しで支える衣装係を演じるジュディ・デンチ!
007シリーズのM役でも感じるけど、この人の恰幅のいいシャレた母性はホントに救われますね。
ただ印象には残っても華やかな役をあんまり観てこなかったので、今回のミュージカルの鮮やかさには涙モノでした!



ストーリー的には弱め、というかありそうで無い感じなので、そこまで評価できないけど、ありえない豪華な顔ぶれとゴージャスなミュージカルパートのおかげで、早くも今年4本目の満点作品になりました!

劇場で観れたことと、男に生まれたことを感謝せざるをえない素晴らしい作品!

極上エロ満足♪

2010年6月12日土曜日

ゲン@ 劇場:『運命のボタン』

ゲンです。
W杯の中継を見ようと思ったのですが、「ブーン」って音が不快で見ていられず・・・
南アフリカ特有の応援だそうですが、他の試合でもある様なら全部見れないなぁ・・・

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『運命のボタン』
@TOHOシネマズ 錦糸町(5/13鑑賞)

ボタンを押せば大金が手に入るが、代わりに見知らぬ誰かが死ぬという究極の選択を迫られた夫婦の運命を描くスリラー。
監督は『ドニー・ダーコ』のリチャード・ケリー。
出演はキャメロン・ディアス、ジェームス・マースデン。

不条理スリラーであんまり評判良くなかったですが、『ドニー・ダーコ』の監督なのと、好きな主演二人が共演ってことで劇場まで観に行って来ました。

古典スリラー+古典SF要素で映像的にもなかなか!

ホントに評判が良くなかったのでハードルを限界まで下げていきましたが、なかなか面白かったです。

ストーリーはというと、ある日突然自宅に「押すと100万ドルが手に入るが、見知らぬ誰かが死ぬ」という謎のボタンが届けられた夫婦が、段々と追いつめられていく様子を描いているのですが、スリラーとSFを融合して描く破滅的な閉塞感がタマらなかったです。

決して軽い気持ちで押したワケじゃないけど、その結果が段々と重く圧し掛かっていく様子は、米国中流家庭の悪循環ドラマのようなイヤーな空気が漂ってて、個人的には好きな展開。
最終的に迫られる「究極の決断」も、道徳的な流れで納得。


キャストですが、キャメロン・ディアス『私の中のあなた』に続いて今回も母親役。
『メリーに首ったけ』とか『チャーリーズ・エンジェル』とかキャピキャピしてた頃からファンですが、一時期は低迷してたので、また最近盛り返してきたので嬉しいですね。
元々表現力は素晴らしい女優だったけど、それが存分に活かせる役がこれからも続くといいなぁー

その夫を演じるジェームス・マースデンは、『X-MEN』のサイクロプスや『ヘアスプレー』のコーニー・コリンズ、『魔法にかけられて』のエドワード王子など、妙に印象に残る役が多い彼ですが、今回は作品が作品なだけに素敵な笑顔があまり観れなかったのはちょっと残念だったかも・・・
ですが、父親役という新しいジャンルを観れたのは良かったです。


『ドニー・ダーコ』の監督なので、映像的にも独特な雰囲気があって面白かったです。
古典スリラー特有の冷たく物静かな映像は、どこか恐怖感と不安感を煽られてドキドキしました。


大人版『ドニー・ダーコ』と言ってしまってもいいくらい、不思議な魅力を持った作品でした。

が、『運命のボタン』という邦題はちょっと的外れ・・・

原題の『THE BOX』の方が、色んな意味を含められて的確だと感じました。

2010年6月10日木曜日

ゲン@ 劇場:『フィリップ、きみを愛してる!』

ゲンです。
いよいよ『アイアンマン2』の公開ですが、仕事で観に行けず・・・
でも、来週の水曜に川崎IMAXまで行って来ます!

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『フィリップ、きみを愛してる!』
@新宿ピカデリー(3/15鑑賞)

刑務所内で出会った運命の相手に「愛してる」と伝えるため、詐欺と脱獄を繰り返した男の実話を基にしたドラマチックなラブストーリー。
出演はジム・キャリー、ユアン・マクレガー。

実話を元にしたゲイ映画ですが、主演のジムとユアンが恋人を演じるって事でかなり楽しみにしておりました!

それでも恋するゲイ詐欺師!

あー濃ゆい濃ゆいw
よく考えると素直に笑っていいのか分からないストーリーなんだけどw


ストーリーはというと・・・
ゲイであることを隠し続けてきたスティーブン(ジム・キャリー)がある事件をきっかけにカミングアウト!
ゲイとしてゴージャスに生活する為に詐欺師になるが、合えなく御用!
収容先の刑務所で出会ったフィリップ(ユアン・マクレガー)に一目惚れ!
彼と甘い生活のためなら、脱獄でも詐欺でもやってやる!
ありとあらゆる嘘で塗り固め、ついに二人はゴージャスな生活をはじめるが・・・


とにかく主演二人のキャスティング勝ちですね!
主人公:スティーブンを演じるジム・キャリー!
一目惚れしたフィリップのため、学歴や保険金など様々な詐欺を働くのですが、マシンガントークではったりをかます様子はジムにピッタリ!
相変わらず顔が良く動いてましたw

そんな彼がゾッコンなフィリップを演じるユアン・マクレガー!
もうユアンがゲイを演じるって聞いたときから、似合いすぎると思ってましたが完璧でしたw
あの透き通った一途な眼差しは、ゲイ以外の何者でもないよ!
ジム・キャリーもカメレオン俳優ですが、勿論ユアンの演技力も確かなものがありますから、文字通り、身体を張った演技合戦はかなりの見物でした!


映像としては所謂、BL的な腐女子さんが興奮するような美しい描かれ方はされておらず、笑える程度にナマナマしい感じw
(別にBLよく知らないので分からないけども・・・)

かと言って、ゲイをバカにしてるようなワケでもなく、むしろヒューマンドラマに近いような展開なので、脚本的にもなかなか面白い作品であると思いました。

まぁ、僕は一人で観て安心しましたけどもw

2010年6月9日水曜日

ゲン@ 劇場:『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』

ゲンです。
今日は劇場で2本連続鑑賞しましたが、どちらも精神的に辛い作品で、余計に疲れが・・・
でも両作とも面白かったので、満足は出来ました♪
その作品のレポも追々で・・・

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『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』
@MOVIX亀有(5/21鑑賞)

縦横10メートル以上もある紙の上で、音楽に合わせ書をしたためるパフォーマンスがテレビ番組で放送され、大反響を呼んだイベント「書道パフォーマンス甲子園」を映画化した青春ドラマ。
紙の生産高日本一を誇りながら不況で停滞した町の活気を取り戻そうと、「書道パフォーマンス甲子園」を開催すべく奮闘する女子高生たちの姿を描く。
主演は成海璃子。

『武士道シックスティーン』に続いて『○○道』で主演の成海璃子。
『武士道~』がちょっと弱かっただけに期待してました。

あー・・・いい話だけど、やっぱりあざとい・・・

「青春×部活」モノって結構ツボのような気がしてたんだけど、どうしても狙っていい話にしようとし過ぎて、あざとさが目立っちゃうんだよなぁ・・・
変にコミカルにして笑かそうっていう空気も好きじゃないし・・・

狙ってるにも拘らず、見せ場の書道シーンは前半はかなり地味目。
どんなに動き回ろうと半紙と筆だから、ビジュアル的には弱い。
こんなんで大会シーンはどうなるのかと思ってましたが、クライマックスではやっぱり見せ場にあるもんですね。
急にカラフルな墨汁をつかって色鮮やかな作品を書かれると、ダイナミックさが増し、若さも相まって非常に力強い空気をスクリーンから感じられました。

が、肝心な場所で寒気がするような演出。
今どき、あんな演出つけようて思うセンスが信じられない・・・
アレは流石にないだろう・・・一瞬で冷めた・・・


キャストですが、主演の成海璃子はやっぱり今が旬な女優ですね。
剣道に続いて書道ですが、「和」なオーラを持ってるので、どう転んでもハマり役になると思ってましたが、今回も良かったです。
ただ、実力的にはまだまだこんなもんじゃないだろうから、これからの活躍にさらに期待したいです。
二十歳超える前に、青春モノにトコトン出まくって欲しいw

あと高畑充希って娘の赤メガネ&髪止めが激ツボだった。
同じく、今後の活躍に期待しときます。


余計な演出はいらないから、極力地味に撮ってもらいたかった作品。

前半は抑えに抑えて、クライマックスの大会シーンで派手になったら、感動して泣いちゃったかも。

それくらいの要素はもってるだけに、あざとく狙ってくるのは残念でした。

2010年6月8日火曜日

ゲン@ 劇場:『シャーロック・ホームズ』

ゲンです。
明日・明後日とお休みですが、また映画館に入りびたりますw

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『シャーロック・ホームズ』
@TOHOシネマズ 錦糸町(3/14鑑賞)


世界一有名な探偵:シャーロック・ホームズがついにハリウッドで映画化。
監督は『ファイトクラブ』のガイ・リッチー。
出演は『アイアンマン』のロバート・ダウニーJr.、『A.I.』のジュード・ロウってことで期待しておりました。

スタイリッシュな映像としっかりとした世界観!

いやいや、期待通りの面白さでした。
相変わらず原作をよく知らない人間なので、どの程度ピッタリだとかは分かりませんが、いい意味で探偵っぽくない感じが魅力的でした。

ホームズってあんなにコミカルな人間だったですね。
ワトソンはあくまで「助手」ってイメージでしたが、もう「相棒」とか通り越してそれ以上になくてはならない存在。
一応、原作者側の意向として、ホームズとワトソンの関係が「探偵と助手」以上の描かれ方をした場合(早い話、ゲイっぽい場合)、即刻製作を中止するとキツく命令をされてたようですが、アレはギリギリセーフなのかな?w


映画的な話をすると、探偵を主人公にしてるクセにかなりのアクション映画風な感じ。
監督がガイ・リッチーなだけあってか、早いカット割りとスローを多用した編集でスピード感と緊張感を同時に描き、さらに爆破で迫力もプラスされてて、エンタメ性としては100点に近いと思う。
クラシカルで暗めの世界観のおかげで、変に行き過ぎた演出にならず、どんなに派手になってもどこか落ち着いた雰囲気を残す映像は素晴らしいです。

それでいて推理パートは推理パートで、順を追ってキチンと描いているので、アクションで盛り上がりすぎてちょっと離れてしまったストーリーにも、良いタイミングで冷静に引き戻される。

アクションシーンがスタイリッシュな上に、推理パートも見事。
この完璧な緩急を味わえる作品はなかなかないだろうと思います。


キャストですが、何と言っても主人公:ホームズを演じるロバート・ダウニーJr.!
彼の存在ってのはハリウッド映画で唯一無二だと思いますね。
基本的にオジさんなんだけど、ダンディでコミカルな2.5枚目。
肉的的な強さと知性を兼ね備えた素晴らしい演技でした!

そのホームズの相棒:ワトソンを演じるジュード・ロウ!
ホームズに振り回されながらも、決して彼を裏切らない優秀な彼氏w
謎の女性:アイリーンを演じるレイチェル・マクアダムスの大きな瞳も魅力的でした♪


製作当初からシリーズ化を前提として作られてきただけあって、そのしっかりとしたクラシカルな世界観とアクション性と謎解きを兼ね備えたスタイリッシュな映像は、ほぼ完璧!

早く続編の製作が待ち望まれる作品でした!

2010年6月7日月曜日

ゲン@ 劇場:『武士道シックスティーン』

ゲンです。
青春モノが楽しめるようになるのは、三十路超えてからだ!と知人から言われましたw

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『武士道シックスティーン』
@テアトル新宿(5/8鑑賞)

照的な二人の女子高生が、剣道を通して成長していく姿を描く。
かたや剣道一筋、かたや剣道をエンジョイする女子高生をそれぞれ演じるのは、『罪とか罰とか』の成海璃子と『ハルフウェイ』の北乃きい。

主演の二人がそれぞれ好きなので、共演ってことでそこそこ楽しみに劇場に観に行って来ました。

キラキラして爽やかだけど、もう一押し欲しかった!

シンプルなスポーツ青春モノらしくて良い作品ではあったけど、いまいちパンチに欠けてたのが残念だなぁ・・・

ストーリーはというと・・・
幼いころより剣道に打ち込み、ある無名選手に負けたことを根にもっている香織(成海璃子)は、入学した高校で再会したライバル・早苗(北乃きい)に再会するも、彼女はとても練習熱心とは言えない選手だった。
最初は香織の気迫に押され気味の早苗だったが、次第に真剣勝負の醍醐味にハマっていく・・・というお話。


見所は主演二人のギャップ。
武士道一直線の成海璃子に対し、楽しむことに一生懸命な北乃きい。
お互いのキャラクタが上手く表現されていて、絡んだ時に発せられる空気が可笑しくって思わず笑ってしまうのと同時に、爽やかにスポーツしちゃってる二人がとても輝いてました。

成海璃子はストイックさの中に、どこかヌケっぽいトコがあるのが良いですね。
キリッとした眉もカッコイイし。
いや、『罪とか罰とか』のヌケきってる感じも好きだけど!
腕と足のたくましさも、今回は役に活かされてて良かったんじゃないかとw

で、それに対する北乃きいの爽やかさたるや、そりゃもーお腹いっぱい♪
『ラブファイト』で彼女にハマったけど、がむしゃらに頑張ってる姿が似合いますなー♪
変な意味じゃなく、出来る限り彼女には制服を着ててもらいたいです。
変な意味じゃなく。


そんな感じでキャスト的には文句無いんですが、脚本的にはちょっと残念。
前半はコミカルに、後半でスポーツモノとしての展開を出してくるんですが、クライマックス前で話を深くするために脚本を落としこむんだけど、前フリが全然効いてなくて浅い所でしか話が進んでないのがガッカリ・・・

前半でキャラ設定にこだわり過ぎて、二人の関係を単なるキャラだけで面白おかしく説明しちゃってるんで、後半にどんなにいい話をしようとしても、感情移入が全く出来ない。

多分、あの二人だったら余計な演出とかしないでも、地のキャラで関係を表現できるはずだから、変にコミカルなトコまで持ってかないでもいいのになぁ・・・


キャストも素晴らしいし、題材も面白いだけに、変にドラマを付けようとして脚本で失敗してるのが勿体無い。

この二人の共演は、また違った形で観てみたいですね。

2010年6月6日日曜日

ゲン@ 劇場:『プリンセスと魔法のキス』

ゲンです。
やっぱりディズニーの手描きアニメは最高ですね!

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『プリンセスと魔法のキス』
@丸の内ピカデリー(3/8鑑賞)

アメリカ・ニューオーリンズを舞台に、ひたむきに夢を追う女性とカエルの姿に変えられた王子とのラブ・ストーリーを描くロマンチックなミュージカル・アニメ。

久々の本格ディズニー・プリンセス!ってのに加えて、6年ぶりの手描きアニメ!ってことで、すんごく期待しておりました!

これぞ王道ディズニー・プリンセス! 本家本元の実力復活!

いやーホントに良かった! スゲー楽しかった!
ディズニーの2Dアニメで心の底から楽しい!って思ったのって何年振りだろう?

最近ではピクサーに押され、3DCGアニメの波にも飲まれ、実写作品の『パイレーツ~』『魔法にかけられて』では評価を残してきましたが、完全に衰退していたディズニーの2Dアニメ。
一時は完全撤退してしまいましたが、この作品でいよいよその力を取り戻しましたね!

今回はファンタジックなディズニー・プリンセスでいて、かなりのミュージカル作品。
舞台になってるのがアメリカのニューオリンズってことで、ジャズを基調としたノリの良い黒人音楽がベースになってて、聞いていてとっても気持ちが良かったです。
ちなみに音楽を手がけたのは『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』でも作曲のアカデミー賞常連のランディ・ニューマン、流石です♪


そしてそれ以上に圧倒されるのが、やはり手描きディズニーの底力!
ニューオリンズが港町ってこともあり、水や船、夕日と言ったモノまでロケーションも完璧で美しかったです。

人間の表情や動き、背景の美しさ、光と魔法の表現力・・・
CGでは決して描けない、温かさと緻密さが感じられます!

その中でも今回注目したいのは、「影」の表現力!
ディズニーではおなじみの「悪い魔法使い」が今作でも登場するのですが、そのキャラクタが操る「影」がホントに凄い!
映像的にも演出的にも、もうマジでヤバ過ぎ!
あまりに素晴らしくて、ちょっと寒気がしました!


また映像だけでなく、脚本的にもかなり優れていると思いました。
製作総指揮にピクサーを立ち上げ『トイ・ストーリー』を作り上げた大天才:ジョン・ラセターを迎えていますが、彼の素晴らしいのはストーリーの落とし込み。
去年公開されたディズニーのCGアニメ『ボルト』でも製作総指揮を務め、その手腕を発揮していましたが、今回もまた大活躍。
「夢と魔法」で終わってしまいがちなファンタジーに、少し寂しくなるような現実的なエッセンスを加えることで、ストーリーが一気に深みを増してより素晴らしい作品になっています!

元々はディズニーのアニメーターで、ディズニーから除け者にされて会社を飛び出したラセターですが、今ではディズニーの手がける2D・3Dアニメ全ての企画に携わり、なくてはならない存在になりました。
彼が製作賞指揮を執り続ける限り、ディズニーのアニメは安泰でしょう♪
夏の『トイ・ストーリー3』にも激しく期待しております!


CG?・・・3D?・・・笑わせるな!

21世紀も「手描きディズニー」は健在じゃい!!!!


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やっぱり手描きディズニーは最強だよ・・・うんうん・・・
『魔法にかけられて』の冒頭で、ディズニーの手描きアニメを十数年ぶりに観たけど、あの数分でちょっと泣きそうだったもの・・・
今回の本格的に描き込まれた作品は、本当に嬉しいです♪

2010年6月5日土曜日

ゲン@ 劇場:『月に囚われた男』

ゲンです。

昨年の「勝手に映画コラボCOCKTAIL」フェアでもお世話になりました、
お友達のみぃさんがやっている「東京カフェブログ」で、ウチのブログを紹介して頂きました!

自分もお店に行く時に参考にさせてもらっておりますので、
良かったらのぞいて見て下さい♪
(掲載記事)

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『月に囚われた男』
@恵比寿ガーデンシネマ(5/14鑑賞)


地球に必要不可欠なエネルギー源を採掘するため月の基地に滞在中の男が奇妙な出来事の数々に遭遇するSFスリラー。
デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズが初監督に挑み、男の悲しく恐ろしい運命を描く。
主演は『フロスト×ニクソン』のサム・ロックウェル。

予告編が気になっていた所、低予算ながらかなりの高評価だったので、劇場まで観に行って来ました。

秀逸なSFスリラー! サム・ロックウェルの演技の幅に圧倒される!

半分はサム・ロックウェル目当てで観に行ったようなものだったので、正直ここまで面白い作品だとは予想外でした。

ストーリーはというと・・・
月の裏側で新たなエネルギー資源の採掘する任務を就く男:サム(サム・ロックウェル)は、3年の勤務期間の終わりを2週間後に控え、たった一人で働き続けていた。
そんなある日、故障した採掘機の中で「ありえないモノ」を発見する。
それは自分と全く同じ姿形をした男だった・・・

イキナリですが、以下ネタバレでレポを書きます。

知りたくない人はスルーをお願いします。

~~~~~~以下、ネタバレ~~~~~~

予告編を観た段階で大体の展開は予想できてましたが、まさにその通りでした。
たった一人で月で働くを男を派遣した会社は、そんな辺鄙な場所に何度も人員を送るのは勿体無いと、最初からその男のクローンを大量に作って月に保管しておき、3年の任期毎に「地球に帰す」と偽って男を消去。
新たにクローンを目覚めさせ、偽りの記憶を書き込んで3年の任務に就かせる・・・というオチ。

で、この大まかな流れは初めから予想できていたのですが、それ以上に惹かれたのがクローンの人間性。
本人に自分がクローンであると感づかれてはいけないので、同時に2体以上の男が月に存在してはいけないはずが、ある手違いで二人が顔を会わせてしまう。
当然初めは戸惑いますが、徐々に任務に疑問を感じ始め、自分達がクローンであることを察します。
しかし、同じ姿形をしているのにも関わらず、素直だったり荒っぽかったり性格が全く違うのに、元は同じ人間だからなのか最終的には上手くまとまります。

クローンを扱った作品は今までいくつか観てきましたが、どれもがオリジナルに対する苦悩を描いた作品が多い中で、単純にその方向だけではな部分で脚本の落としこみをしてくる辺りに独創性を感じて、後半はかなり面白い展開でした。

また、主人公のサムを演じるサム・ロックウェルは、常に一人だけで画面に登場し、後半からは何役もこなしているのですが、キチンと人物によって全く違う性格を演じ分け、その演技の幅に圧倒されました。
サム・ロックウェルって「ノリの良い兄ちゃん」っていうイメージが強かったので、ここまで幅のある演技が出来るものかと驚かれてました。


低予算で取られたにも拘らず、秀逸な脚本と俳優の素晴らしい演技力によって覚醒した良作のSFスリラー♪

劇場で観て、損はなかったです!

2010年6月4日金曜日

ゲン@ 劇場:『ハート・ロッカー』

ゲンです。
ムシムシしますね。

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『ハート・ロッカー』
@TOHOシネマズ みゆき座(3/8鑑賞)


イラクに駐留するアメリカ軍の中でも、最大の危険を伴う爆発物処理班の兵士を描き、2009年の賞レースを席巻した戦争アクション。
命知らずの兵士と仲間との確執と友情を軸に、緊張感あふれる爆発物処理の現場をリアルに映し出す。

昨年度アカデミー賞で多くの賞にノミネートされ、見事作品賞を獲得した作品ですが、念のため強調しておくと「発表当日の朝」に観に行きました!
お昼に観終わり、劇場出てしばらくしたら賞獲得のニュースが入ってきたので、ギリギリ間に合いました!
まぁ、前評判はなかなか良かったので期待はしてましたけど、タイミング良過ぎw

圧倒的な迫力とリアルな緊張感! ハラハラして胃が痛くなる!

まぁードッキドキでしたわー
戦争映画って言うと戦争自体の正当性だとか、非情さとかを訴えかける作品が多いですが、こういった切り口で描いた作品は初めてだったので非情に興味深くもありました。

ストーリーはというと、イラク駐在米軍に派遣された「爆弾処理班」のある軍曹の任務明けまでの38日間を追った作品ですが、まるでドキュメンタリーでも観ているかのような構成で、入口としては映画を観ている感覚では無かったように感じました。

真夏の中東、灼熱と砂の地獄のような環境で、ほんの少しのミスが「死」へと直結する任務。
テロの爆弾処理という仕事は、ミサイルでも打ち込んで無理やり爆破してるものだと思っていました。
実際そういった場面もあるようですが、周囲への被害も考えて、ほとんどの場合は兵士が自らの手で解体を行っているそうですね。

そんな過酷な任務にも拘らず、果敢に爆弾へと近づいて解体していく男達。
何なんだろか・・・あの迫力は・・・


それとは別に感じたのは、戦場の兵士の心理描写が生々しいなぁと。
最近でもよく誤爆のニュースが報道されますが、長く戦場にいる兵士の心理状態というのは、かなり滅入っていると聞きます。
まぁ、毎日リアルに生死の瀬戸際を感じているのですから、当然と言えば当然ですが、誤爆の報道ばかりが先走り、兵士の心理状態まではあまり注目されません。

街中の市民が全員敵に見えてくる・・・
ビデオカメラですら、ロケット砲に見えてくる・・・

そんな状況の中で行われる「爆弾の解体」というセンシティブの極みの様な作業。
何なんだろか・・・あの緊張感は・・・


さらに驚くのは、これだけガッツリした作品を女性監督が撮ったということですね。
勿論、戦争映画ですから血が出るシーンはありますが、印象としてはかなり控え目で、それ以上に映像的にも面白いカットが幾つかあって、リアルさを感じる作品でありながら、映画的な演出効果も面白いという、なかなか美味しい作品だと思いました。

2010年6月3日木曜日

ゲン@ 劇場:『タイタンの戦い(3D字幕版)』

ゲンです。
今週末からまた期待作の公開ラッシュ!
上半期最後の追い込みですねw

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『タイタンの戦い(3D字幕版)』
@TOHOシネマズ 六本木(5/14鑑賞)


ギリシャ神話をベースに、神々の王ゼウスの息子として生まれながらも人間として育った青年ペルセウスが活躍するアクション・アドベンチャー超大作。
監督は『トランスポーター』のルイ・レテリエ、主演は『アバター』のサム・ワーシントン。

『トラポ』のルイ・レテリエが久々にガッツリしたアクションをやってくれるので、結構期待して観に行って来ました。

『トラポ』1作目以来の傑作アクション!

いやー、やっとこれで「ルイ・レテリエ復活!」って言えるわw
『インクレディブル・ハルク』はそこそこだったからなぁー

一応81年に公開された同タイトルのリメイク作品ですが、大元の元ネタは「特撮の父」と呼ばれるレイ・ハリーハウゼンの作品。
ストップモーションと実写の合成を多用した特撮映画のですが、今回は3D上映されているにも関わらず、実は撮影は通常のカメラで行われました。
で、それを編集の段階で立体的にする「アフターコンバート」と呼ばれる手法だったので、3Dで観ることを懸念していたので通常上映で観る予定だったのですが、スケジュールの関係で泣く泣く3Dで観ることに・・・
どんだけなんだろうかと不安でしたが、思ったよりも普通に立体的でした。

ほとんどのアクションシーンでCGを多用していて、実写のみのシーンがあんまり無いので、そこまで問題無かったのかもw
まぁ、無理やりぼやかしてるのが目立つ場面もいくつかありましたが、言われなければ気づかない程度だと思うので、気にならないかもです。


そんなことより、やはりルイ・レテリエはアクションの才能が素晴らしい監督だと改めて確認できました。
激しいカット割りと早いカメラワークで、今回もやたらと挑戦的な編集。
そしてカットを早くした分、犠牲になってしまいがちな迫力を、主演のサム・ワーシントンの力強い肉体で補強w
まさに理想的なタッグです!w


3Dでアクションなので目は疲れましたが、劇場で観れて良かったと思えた作品。

サム・ワーシントン以上に、ルイ・レテリエには今後も頑張って頂きたいです!


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ホントに3Dが不安だったけど、そこまで違和感は感じませんでした。
モチロン、普通の3DやIMAX3Dと比べたら遥かに見劣りしますけど・・・

でも、まだまだアフターコンバートは不安だなぁ・・・
『バイオハザード4』も当初は通常上映の予定だったけど、3Dブームに乗るべく、同じくアフターコンバートで3D上映が決定されました。

確か予算ギリギリのはずなので、下手すりゃ大赤字になるんだろうが・・・

色々不安なんだが、1作目以来のポール・W・S・アンダーソンが監督に復帰するので、普通に観れれば楽しめるんだろうけど、やっぱり心配だなぁー

2010年6月2日水曜日

ゲン@ 劇場:『しあわせの隠れ場所』

ゲンです。
連日更新してますが、まだまだ貯めてたレポがいっぱいあるので、しばらくお付き合い下さい。

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『しあわせの隠れ場所』
@渋谷東急(3/2鑑賞)

ホームレス同然の生活からアメリカン・フットボールのプロ選手になった少年の実話を映画化した感動的な人間ドラマ。
裕福な家族と黒人少年との、偶然の出会いと深いきずなを丁寧につづる。

実話を元にした作品ですが、主演のサンドラ・ブロックがアカデミー賞にノミネートされたというので注目しておりました。

「感動の実話」に偽りなし! 家族の強さを教えてくれるドラマ!

評判通り、非常に素晴らしい作品でした。
実話を元にしたスポーツモノっていうと、これを観る前に観たクリント・イーストウッド監督の『インビクタス』が思い浮かびますが、コチラの作品のほうが人物描写が遥かに丁寧で、完成度が高い作品のように思いました。

ストーリーはというと、スラムで育った少年:マイケルが、裕福な家庭:テューイ家に迎え入れられ、その才能を開花させてアメフトのプロ選手になるまでを描いた作品ですが、あらすじだけ追うとちょっと嫌味にも感じてしまうかも。

実際自分も、そんなの金持ちの偽善じゃん!と、観る前は若干引き気味だったのですが、実際に観てみたらそんなことは全く感じませんでした。

確かに「お金の余裕は心の余裕」ってのはあるかも知れないけど、この少年を受け入れた家族はホントに人間が出来ている。
スラムで育ち、金も学もない彼を差別せずに受け入れますが、金持ちセレブ仲間からも偏見の目で見られます。
しかしそんな事には気にも留めず、彼が立派な人間になるように心から愛し、遂には本当の家族とするべく養子として迎え入れます。

それもこれも、このマイケルが迎えてくれた家族に負けないくらいに素晴らしい人物だからだと。
貧しい家庭で生まれ、幼い頃からよその家庭を転々としていた彼ですが、とても優しい心を持ち、誰にも迷惑はかけたくないと思い続けています。
その結果、預かってくれた家庭を自ら飛び出してしまうのですが、偶然出会ったテューイ家で初めて本当の家族の温かさを知る。
彼を家族に迎えることを決めたテューイ家の母親:リー・アンが、「私が彼を変えてるんじゃない。彼が私を変えているの」と語るように、お互いがお互いを必要とした奇跡のめぐり合わせだったのではないかと感じました。


キャストですが、何と言っても主演のサンドラ・ブロック!
アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされておりますが、その前哨戦でもあるゴールデングローブ賞ではドラマ部門女優賞を早くも獲得しております。
とても気が強いイメージがありますが、今回の役はそれに加えて家族としての温かさ、特に母親としての子どもを見つめる愛情の深さが見事に表現されていたと思います。

またその家族に迎えられる少年:マイケルを演じたクイントン・アーロンも、大きな体格の中に繊細な心を持った優しい少年を熱演しておりました。


歯の浮きがちな感動実話ドラマですが、丁寧な人物描写とユニークなセリフのおかげで、非常に心に残る作品になっています!

多くの人に観てもらいたい作品です!

2010年6月1日火曜日

ゲン@ 劇場:『パリより愛をこめて』

ゲンです。
今日から6月、そろそろ上半期のまとめを始めないといけませんね・・・

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『パリより愛をこめて』
@TOHOシネマズ 錦糸町(5/20鑑賞)

フランスを舞台に諜報員が、爆弾テロリストと戦うスタイリッシュなアクションムービー。
アメリカ政府の要人を狙う暗殺計画を知った二人が、フランス・パリを舞台に激しい銃撃戦やカー・アクションを繰り広げる。
製作はリュック・ベッソン、監督は『96時間』のピエール・モレル。
出演はジョン・トラボルタと『M:i:III』のジョナサン・リス・マイヤーズ。

前作『96時間』があまりにも面白かったので、製作&監督のコンビは今回もまたやってくれるだろうと期待して観に行って来ました。

やり過ぎ&殺り過ぎ! パリは大乱闘するのに最高の街だ!

あーもー最高だった!
『96時間』を超える衝撃を体感できるなんて夢のようだ!

ストーリーはというと、フランスのアメリカ大使館で働く新米の諜報員と、アメリカから任務でやってきたCIAの超凄腕諜報員のコンビが、爆弾テロリストを追ってパリを大暴走するっつーお話なのですが、正直ストーリーなんてどうでもイイ!
暴れる理由さえあれば!
(『トランスフォーマー:リベンジ』より学んだこと)

『96時間』では誘拐された娘を取り戻すため、父親がパリで問答無用に大暴れするお話でしたが、今回もその流れを受け継いで、これでもかと大暴走!
任務を遂行するためには、邪魔な要因はとにかくブチのめす!
街中で爆弾やロケットランチャーなんて当たり前!
任務とは言え、その暴れっぷりたるやハンパなもんじゃなく、もの凄く回りに迷惑をかけてるワケなんですよね。
ただその分、何としても犯人を捕まえてやろう!っつー凄く強い筋が一本通った気持ち良さってのが、観ていてホントにスカッとします!

特に今回、キモになってるのはジョン・トラボルタ演じるCIAの超凄腕諜報員!
スキンヘッドにタップリの口ひげで、見た目からして非常にゴツくて最初に写真を観たときは絶対に犯人役だと思ってましたw
で、このトラボルタが超大暴れするワケなんですが、大雑把で乱暴のように見えるけど、実はもの凄く合理的で任務遂行の最短距離で突き進んでるプロフェッショナルであるという設定が本当に魅力的♪
見た目の印象と全く違って、非常に繊細な部分を持ってるっていうのは、ストーリー的にも良いクッションになっていて、単にドカバカするだけのアクションで終わらないのが素晴らしいです。

また彼の相棒を演じるジョナサン・リース・マイヤーズも、初任務でなれない戦闘をこなしながらも、クレバーで冷静な一面を見せ、動と静を兼ね備えた良いキャラクタでした。


『トランスポーター』『TAXi』で誕生したフレンチアクションも、ここ数年は低迷した作品が続いて諦めモードでしたが、『96時間』とこの作品が続いて公開され、ベッソン製作のアクション映画はコメディを排除して新たな領域に入ったと思います!

オススメです♪

2010年5月31日月曜日

ゲン@ 劇場:『コララインとボタンの魔女(3D字幕版)』

ゲンです。
今年初の劇場2回鑑賞作品はこの作品になりました!

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『コララインとボタンの魔女(3D字幕版)』
@TOHOシネマズ 六本木(2/23・3/1鑑賞)

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の鬼才、ヘンリー・セリック監督が手掛けるダークで幻想的なアニメーション。
世界中で愛されている同名のファンタジー小説を映画化し、パラレルワールドに迷い込むヒロインの冒険と成長を生き生きと描く。

『ナイトメア~』のヘンリー・セリック監督が久々に手がける長編ストップモーションアニメって事ですが、前作に負けないくらいにダークな世界観で激しく期待しておりました。

史上最強&最怖のストップモーションアニメ、ここに完成!!!

これは・・・ホントにヤバいぞ・・・マジでヤバいぞ・・・
元々ストップモーションアニメは大好きな人間ですが、2005年に年間一位を獲得したティム・バートン監督『コープス・ブライド』を超える衝撃を味わうとは!



ストーリーはというと・・・

11歳の少女:コララインは両親とともに田舎のアパートに引越してくる。
新しい街には友達もいないし、両親は仕事で忙しく全然構ってもらえない。
仕方なく新しい家を探索していると、壁紙に隠された小さなドアを発見する。
しかし壁紙を破って開けてみるも、ドアの先はレンガで閉ざされていた。

その夜、ふと目が覚めたコララインがネズミを追いかけていくと、例の小さなドアの隙間に消えていく。
不思議に思ってドアを開けると、そこには昼間にはなかったトンネルが。
トンネルを抜けると、そこは今出てきたはずの家の中。
でも、何かが違う・・・

仕事で忙しかったはずのママは鼻歌まじりで手料理を、パパは明るくピアノを弾いて歌っている。
明るく楽しい雰囲気と、美味しい料理でご機嫌のコララインだったが、どうしても拭えない違和感に気づく。
パパとママの目がボタンだ!
そんな両親に戸惑いながらも「別の世界」の両親からは優しくされ、コララインはまんざらでもない様子。

だがベットに目覚めると、現実の世界に戻っている。
両親は相変わらず忙しく、誰もコララインに構ってくれない。
夜になり、再びトンネルを抜けて「別の世界」に向かうコラライン。
温かく迎えてくれるパパとママ。
楽しさのあまり現実の世界がどんどん遠のいていくコララインに、ママが笑顔で提案する。

ここにいたければ、ずっといてのいいのよ・・・

あなたの目もボタンに変えれば・・・




たまに間違われている方が多いですが、ストップモーションアニメの傑作『ナイトメア~』のティム・バートンは製作でして、監督は今作のヘンリー・セリックが手がけていました。
個人的には、その後のバートンが監督した『コープス~』の方がよりバートンらしい世界観が現れていると思ってるのですが、今回の『コラライン』の原作者であるニール・ゲイマンは、子供が怖がるような世界観のお話を多く書いてるそうです。

で、この『コラライン』ですが、もーホントに怖いw
勿論「ホラー」という意味での怖さではなく、子どもが泣き叫ぶほど恐ろしいという意味でもないんですが、可愛らしいキャラクタの中に一瞬垣間見える大人でも背筋がゾワッとする感覚。

現実の世界に嫌気がさし、明るく楽しい別の世界に心魅かれるようになったコララインですが、いくらママに優しくされてもどこか素直に受け入れられません。
その理由は「ボタンの目」
口とか眉とか、人の感情を表すものは顔にはいくつかありますが、最もその力が強いのは、やはり目でしょう。
目さえ見れれば、相手の感情は大体受け取れます。
その感情の肝である目がボタンとなっている人達が、いくら口で笑い、楽しく優しいセリフを話していても、どうしても不気味で「怖い」という印象が拭えないのですよ。
この何とも言えない怖さが、最高に快感を覚えます!w

その怖さは「ボタンの目」だけには止まりません。
コララインがボタンの目になることを拒否したことにより、今まで明るく楽しかった「別の世界」は一変し、悪夢のような恐ろしい世界へと変貌します。
優しかったママは恐ろしい「ボタンの魔女」へと変身し、鮮やかだった庭の花も毒々しい色になり、可愛らしかった虫や動物たちも悪魔のようにコララインへ纏わりつく。
グロまでは行きませんが、あのおどろおどろしさたるや、まさに悪夢!
小さい頃に観てたら、トラウマになりますよw
でも恐ろしいとは言え、どこかユニークで不思議な魅力を感じてしまうのが、ヘンリー・セリックだからこそ成せる業なのでしょう。

普通の世界よりも、変貌を遂げた世界の方がさらに魅力的です♪



本作は3D撮られておりますが、手間のかかるストップモーションアニメで、3D撮影が本格的に行われたのはこの作品が初。
(『ナイトメア~』の3D Ver.は撮影後に無理やり3D版に編集したので・・・)
今までのCGや実写の3D作品とは違い、ストップモーションアニメの3Dはまた独特の映像世界になっています。
実際に立体物を使って撮影しているワケですから、より一層作品に深みが出て、作り手の愛情が感じられました。
3D的な演出としても、過去に例を見ない数多くの多才な演出が入れられていて、ストーリーや世界観にハマれるより効果的なモノになっていると思いました。



そして声を担当したキャストの素晴らしい!
ほとんどの劇場が吹き替え版での上映をしていますが、都内で唯一字幕版を上映している六本木ヒルズに2週連続で行ってきましたw

主人公:コララインの声を演じているのは、成長した天才子役のダコタ・ファニング!
撮影より先に声を収録し、ダコタんの声に合わせて表情を作ったと言うだけあり、生意気な表情と声はまさにダコタん!
やっぱり、ダコタん! 最高だ!



芸能人が吹き替えを担当し、また子ども向けに宣伝されてますが、大人が観ても充分に楽しめる超良作!

『ナイトメア~』『コープス~』を超えるダークな世界観!

ストップモーションアニメの天才が作り上げた最強&最怖の作品!

劇場でゾクゾク感を体験すべし!!!


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そんな感じですが、2周連続で六本木まで観に行きました。

1回目に観た時にあまりの衝撃を受けてしまい全くレポが書けず、2回目でやっと落ち着いて鑑賞、レポもそれなりに書けました。

重ねて言いますが、これを字幕で観ないのは勿体無い!
ダコタん、やっぱりイイっすわー♪
生意気な感じがコララインのキャラクタにピッタリで、最高のキャスティングだと思います。

個人的にストップモーションアニメは『コープス~』が一番だと思っていたのだけど、今作の出現でその地位は危ういですね。
バートンとは違うダークさを持ってる作品で、比べられないよ・・・

2010年5月30日日曜日

ゲン@ 劇場:『ローラーガールズ・ダイアリー』

ゲンです。
ちょっと肌寒いですが、これくらいの陽気の方がすごし易くて好きです。

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『ローラーガールズ・ダイアリー』
@TOHOシネマズ シャンテ(5/28鑑賞)


テキサスの田舎町で退屈な日々を送る女子高生が、ワイルドなスポーツのローラーゲームに魅了され、猛練習をこなしながら成長していく姿を描くガールズ・ムービー。
女優のドリュー・バリモアが念願の初監督を勤める。
主演は『JUNO/ジュノ』の演技派若手女優エレン・ペイジ。

ドリュー・バリモアの初監督作ってコトで注目してましたが、主演がエレン・ペイジなので、余計に期待してました!

パンクでキュートなエレン・ペイジが光る、青春キズだらけムービー!

ストレートな作品ではあったけど、なかなか面白い作品でした。

ドリュー・バリモアは監督自体は今回が初めてですが、4歳で子役でデビューして以来、長年映画界に携わっています。
『チャーリーズ・エンジェル』シリーズや『ドニー・ダーコ』、最近では『そんな彼なら捨てちゃえば?』など数多くの映画の製作を手がけ、その手腕もかなり高く評価されていたので、実際に監督するとどんな作品になるのかと期待してましたが、ガールズ青春モノで爽やかさもありながら、「ローラーゲーム」を題材にしているので同時にロックで危険な雰囲気もあり、バランスの取れた美味しい作品になったのではないかと思います。


ストーリーはというと・・・
小さな田舎町で暮らす17歳の女子高生:ブリス(エレン・ペイジ)は、献身的な母親の強い意向で美人コンテストに出場を続けさせられるも、自分にはそんな環境は似合わないと違和感を感じていた。

そんなある日、親友と出かけた街で、これまでに想像もしえなかったモノを目の当たりにする。
それは「女性らしさ」なんて気にせずにワイルドにぶつかり合う、個性的でガールズパワーのみなぎる「ローラーゲーム」の世界だった。


ガールズ青春モノ、そしてスポーツを扱ったモノって、今まで結構綺麗に描かれている作品が多い印象だったので、生傷や骨折の絶えない「ローラーゲーム」が題材になってるってだけでも、凄く新鮮でした。

「女性らしさ」を競うコトに全て捧げられていた主人公にとっては対極にあるモノですが、初めはボロボロでも徐々にその才能を開花させ、実力を身につけてスター選手になっていく様子はホントにカッコイイ♪
そこに青春モノの王道である両親との確執や、ボーイフレンドの恋愛なんかも上手く絡めて、キチンとまとまっている素晴らしい脚本でした。

またこの作品の見せ場である「ローラーゲーム」のシーンも、役者の顔がハッキリと分かるカットで撮られ、実際に体当たりで演じているのを観ると、ハラハラするのと同時に、役者魂も感じられ余計に興奮しました。


キャストですが、主演のエレン・ペイジはやっぱり素晴らしい!
『JUNO』の印象からだけど、パンクで小生意気なイメージが強い彼女なので、今回の主人公の役はホントにハマり役でした!
今現在、リアルな10代を演じさせたら、彼女の右に出る女優はいないと思いますねぇー
これからの活躍が大きく期待される、若手女優の一人です!

主人公のチームメイトを演じるゾーイ・ベル『キル・ビル』でユマ・サーマンのスタント担当で一躍注目され、その後もタランティーノ監督『デス・プルーフ in グラインドハウス』で主演も務めましたが、今回もスタント経験を活かした激しいアクションで圧倒されました!

またドリュー・バリモアもチームメイト役で出演し、自らもアクションをしているのですが、監督をしながらこの役を演じていたのかと思うと、その苦労はかなりのものだったと思いました。


初監督作ながら、スポーツ青春モノを単純なハッピーエンドに仕上げず、ストレートながらも個性的な作品に仕上げたのは、子役でデビューし挫折や離婚を経験したドリュー・バリモアらしいとも言えると思います!

エレン・ペイジの魅力もたっぷりで、おなかいっぱいになれました!


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そんな感じですが、エレン・ペイジはずっとこれくらいの年齢でいて欲しいですね。
あの小生意気な感じはずっと観てたいw

次回作は『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督作『インセプション』ですが、新しい予告編が解禁されてその全貌が徐々に明らかになってきましたね!

エレン・ペイジもだけど、ジョセフ・ゴードン=レヴィットにも激しく期待♪

先行上映にも参加できそうだし、本当に楽しみです!

2010年5月29日土曜日

ゲン@ 劇場:『処刑人Ⅱ』

ゲンです。
10年ぶりの続編が、期待以上の大傑作でした♪

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『処刑人Ⅱ』
@シネマート六本木(5/27鑑賞)

※先に観た梅太くんの感想はコチラ


神の啓示を受けた敬けんな兄弟が、世にはびこる悪人たちを処刑するバイオレンス・アクションの続編。
1999年に製作され、今や伝説のカルトムービーとなった前作に続き、処刑人兄弟が活躍する。
前作を手掛けた監督のトロイ・ダフィーほか、主要キャストが引き続き出演。

スタイリッシュな映像と世界観に惹かれて、前作がホントに大好きな映画でしたが、昨年末に続編を作ったと聞いて大興奮!
しかも10年もブランクがありながら、監督や主要キャストのオリジナルメンバーが再集結したと聞き、公開を待ち望んでおりました!

悪人どもよ、待たせたな! さらに過激で美しく殺してやる!

もー完璧でしょ・・・ため息出ちゃう・・・
前作から10年も経っているにも関わらず、オリジナルメンバーが揃うのだけでも奇跡的なのに、世界観や映像センスが全く劣化せず、ここまでクオリティの高い作品になるなんて、もう「神作品」としか言えない!

ストーリーはいうと・・・
法で裁けぬ悪人達に、正義と怒りの銃弾を撃ち込んできた聖人:マクナマス兄弟が、開廷中の裁判所を襲撃し、イタリアン・マフィアのボスを公開処刑した事件から8年。
兄弟とその父親はアイルランドに逃亡し、郊外の牧場でひっそりと暮らしていた。

そんなある日、兄弟もよく知る一人の善良な神父が、何者かによって殺害された一報が入る。
しかもその殺害方法は、彼らの処刑を模倣したもので、死体の両目にはペニー硬貨まで置かれていた。

明らかに自分達に対する挑発だと察した彼らは、罠を承知で古巣:ボストンへと向かうのだった・・・



10年も間が空けばスタッフや出演者の都合で、協力しない人間ってのが普通は出てくるもんですが、この作品は誰一人として欠けていません。
そのおかげで、前作の流れを完全に受け継ぎ、より一層深くて広いストーリーと世界観になっています。

ストーリー上では8年後の話ですが、その経過した時間ってのが見事に脚本的な演出として効いていて、同じキャストが演じてるのがただでさえ嬉しいのに、登場人物の前作では紹介されなかったバックグラウンドが徐々に明らかになり、キャラクタがより色濃い描かれ、単にドラマとして観てももの凄く面白かったです。



それに加え、映像のセンスが前作を上回る面白さ!
監督・脚本のトロイ・ダフィーは前作から10年間、長編映画は全く撮っていなかったとのことですが、そんな事は全く感じませんでした!

前作でもおなじみだった、悪人を処刑した兄弟の犯行手口を、刑事があたかもその場に一緒にいたかのように解明していくシーンが今回もあるのですが、やっぱり今回も面白い!
しかも前作では男性刑事(ウィレム・デフォー)が演じていたパートを、今回はS気タップリの女性刑事が演じており、スローを多用した銃撃シーンも派手さと色気がハジケまくって、よりエキサイティング!



キャストですが、この作品に登場するキャラクタってのはホントに魅力的♪
処刑人の兄:コナー・マクナマスを演じるショーン・パトリック・フラナリー!
弟:マーフィー・マクナマスを演じるノーマン・リーダス!
やっぱりこの兄弟は最強で最高だよ!
悪人を処刑するとは言え、正義感がとても強く、タフでワイルドなのに映画のような派手な演出を求めてるクセにいつも失敗してしまうっつーマヌケな一面(でも処刑はいつも成功するw)もあって、10年経ってもその存在があることに嬉しくなりました♪



兄弟の父親で伝説的な殺し屋:ノア・マクナマスを演じるビリー・コノリー!
前作ではただ父親であることだけが明かされ、他の事は全て謎でしたが、今作で判明する父親の過去のエピソードが、また素晴らしかったです・・・
コートの下に着たベストに、何丁ものハンドガンを仕込んで臆す事無く敵陣に乗り込んでいくカッコ良さは異常!

兄弟の犯行手口を解明する天才的なFBI“特別”捜査官のジュリー・ベンツ!
女性であることもだけど、前作のウィレム・デフォーが演じてたスメッカー捜査官とはまた違った感じで鼻につくイヤらしさを持ったキャラクタでしたが、後半になり彼女の正体が判明した後は、もうとんでもなく魅力的な人にしか見えませんでした♪
あたかも自分が現場にいたように手口を解明するシーンは、絶対見もの!

そのほか、<ボストン・ポリス・アミーゴス>ことダメ刑事3人衆も前作から引き続きの俳優さんで演じられていたり、アイリッシュ・パブのマスターや兄弟が武器を大量に仕入れる銃砲店の店員も前作と同じ俳優さんが演じていて、本当に抜け目の無いキャスティングでした!

あ、肝心の“あの人”も・・・・♪



10年ぶりの続編で、前作もそこまで大きな規模でなかったり、カルト的な人気で熱狂的なファンも多く、その後のガンアクションにも影響を与えた作品であったりと、厳しい目で観られてもおかしくない作品。

それが、ここまでの完成度に仕上がってるのには、驚きと同時に頭が下がります。

奇跡としか言えない、超完璧な続編!

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とにかく、前作を観て面白いと思った人は、絶対に観ないと損!!!

映像や世界観に加えて、コミカルでちょっと笑ってしまうような部分とかまで完全に継続されてるんで、確実に楽しめる作品です!!!

予定さえあえば、もう一度劇場まで観に行きたいなぁー

2010年5月28日金曜日

ゲン@ 劇場:『パレード』

ゲンです。
昨日今日とお休みでしたが、また映画漬けな休日でした♪
そのレポも追々で・・・

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『パレード』
@シネクイント(2/23鑑賞)

表面的な人間関係で満足しながら、都内のマンションで共同生活を送る若者たちの日々を描く青春群像ドラマ。
吉田修一による第15回山本周五郎賞受賞作の原作を基に、『世界の中心で、愛をさけぶ』『遠くの空に消えた』の行定勲監督が映像化。
出演は藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介。

現代の若者らしい人との繋がり! 自分の知ってる“アイツ”って何?

前評判がそこそこ良かったので期待してましたが、脚本もキャストも見事にハマっていてなかなか面白かったです。

ストーリーはというと、都内のとあるマンションの一室で共同生活する男女5人の群像劇。
特別に仲が良いワケでも悪いワケでもなく、お互いに深くは干渉しないように生活を共にしているんですが、その繋がりの浅さってのが妙にリアル。
友達でも恋人でもなく、単なる同居人なんだけど、生活のリズムもバラバラなので、そこまで深い付き合いを楽しんでいるワケでもない。
だからと言って、ストレスを溜めてる感じでもない。

まぁ、実際にこんな風に生活してる人達なんていないだろうけど、もし20代の男女が一緒にバランス良く生活しようとしたら、きっとこんな風になるんだろうなぁって感じました。

で、一見すると何の苦労もないように見える個々だけど、実際にはそれぞれ裏に人には言えない秘密や悩みを抱えてるってのも、ちゃんと描かれている。

そして、誰もがそれを気づかれていない、他人は気にも留めていないって考えてるんだけど、実際にはクチや態度に出してないだけで、心のどこかでは分かってる。
分かってはいるんだけど、そこにはあえて触れない。

それは優しさだったり、哀れみだったり、理由はそれぞれなんだけど、その奇妙な共同生活が持ってる「心地良さ」に安心してるんだろうと。


この繋がりのバランスが、ホントに絶妙で素晴らしかったです。
序盤はこの軽薄さがどうも引っかかって、ストーリーにそこまで魅力を感じてなかったのですが、後半ではその軽い繋がりが故に保たれた人間関係のバランスにグイグイ惹き込まれました。
さらにラストでもう一押しの展開。
アレのおかげで、前半にスルーしてた部分が魅力となって一気に蘇ってきて、それはもう素晴らしいエンディングでした。


そして脚本以上に素晴らしいキャスト。
若手の実力派をよくここまで揃えたなぁって思いました。

まず藤原竜也ですよ!
この人は若者の裏と表を演じさせたら、最高に輝くよなぁー♪
映画配給会社に勤め、共同生活の仲間内ではリーダー的な存在で一番まともな人間なんだけど・・・!
いやーもーホントに最高でした。

共同生活に突如割り込んでくる謎の青年を演じる林遣都!
去年くらいから知った若手俳優ですが、濱田岳の次に注目してますw
今まで観た作品ではクリーンな役が多かっただけに、今回の影と謎のある役は新鮮でしたが、とても魅力的でした。

その他にも、先輩の彼女に恋をする大学生を演じる小出恵介!
人気俳優と密かに恋愛を続ける女の子を演じる貫地谷しほり!
イラストレーターでおかまバー常連の酔っ払いを演じる香里奈!
と、主要キャスト5人の個性が抜群に効いてて、全ての俳優がその演技力を最大限まで引き出されてて、ホントに素晴らしい配役でした。


本音と建前、秘密と隠ぺい、友情と馴れ合い・・・
不確かな関係の中にある、確かなバランスと安心感。

今しか味わえない作品なのかも知れませんね。


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年代的にも自分とドンピシャな部分もありまして、青春&群像劇としてもかなり完成度の高い作品だと思います。

ただ描写が一部生々しいんで、あんまり友人とかと観に行かない方がいいかも知れませんが・・・

あと個人的に「追い込まれた藤原竜也」ってのは最高の素材だと思いますねw
「追い込まれた堺雅人」に負けないくらい魅力的だわ♪

彼の演技は舞台向きだと常々思うので、一度ナマで観たみたいなぁ・・・

2010年5月27日木曜日

ゲン@ 劇場:『川の底からこんにちは』

ゲンです。
今年は邦画もなかなか好調です!

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『川の底からこんにちは』
@渋谷ユーロスペース(5/7鑑賞)

仕事も人生も妥協して生きてきたヒロインが実家に戻り、病気で倒れた父親の営むしじみ加工工場の再建に奮闘する人生応援歌。
工場の従業員には相手にされず恋人に浮気されながらも、どん底から開き直って成長していくヒロインを『愛のむきだし』の満島ひかりが熱演する。

かつて『アフタースクール』の内田けんじ監督も獲得した「ぴあ」が主催する映画祭「PFFアワード」で、2007年にグランプリを獲得した石井裕也さんが監督・脚本したという作品ですが、多くの映画サイトで絶賛されてたので楽しみに観に行って来ました。

しょうがないから、頑張るしかない! ドン詰まりの女子が見せるリアルな奮闘記!

正直、ここまで素晴らしいとは予想してませんでした!
初めに言っちゃうけど、今年の邦画一位はほぼ確定だと思います!


ストーリーはというと・・・
上京して5年目のOL:佐和子は、5つ目の職場で、5人目の彼氏とその連れ子とともに仕事にも恋愛にも「妥協」の二文字を胸に悶々とした日常をやり過ごしていた。
そんなある日、実家でしじみの加工会社を営んでいる父が病に倒れたとの連絡が入る。

佐和子にはおいそれと帰郷できない事情があったが、彼氏の強引な後押しにしぶしぶ帰る決心をする。
が、実はこのどさくさにまぎれ、先に会社を辞めていた彼氏が娘とともに佐和子の帰郷について来てしまう。

受難の続く佐和子。
それでも父の後を継ぐかたちでしじみの加工会社で働き始めるのが・・・




脚本もですが、素晴らしいのはこのリアルな空気感。
自らを「中の下」と評価する主人公:佐和子は、仕事やプライベートの全てにおいて「私なんかは、これくらいでしょうがない」と妥協を続ける毎日。
何か悲しいことや落ち込むことがあっても、「しょうがない」でやり過ごす。
それは自虐でも逃避でもなく、自分なりにただ「生きやすい場所」なだけ。
そんな先にも後にも進めない佐和子が、しょうがなく出戻ってきた地元でも、ドン詰まりを味わい続ける。

一見すると救いが無さそうな状況だが、主人公の佐和子のキャラクタのおかげなのか、どこか微笑ましく笑って観ていられる。
でも観客も、薄々気づき始める。

「どこか自分と似てるかも・・・」

そう、例え仕事を転々としていなくても、恋人が甲斐性ナシでバツイチで子持ちでなくても、田舎に出戻ってバカにされていなくても、ドン詰まりを味わい続ける佐和子の心境に共感し始める。

そして、どんな苦境でもあっけらかんとし、打ち勝つでも負けるでもなく「しょうがない」で何となく乗り切り続けている佐和子を応援したくなってくる。

そんな佐和子も父が亡くなり、会社の経営も悪くなり、彼氏にも捨てられると、今までにない表情を見せる。

「もう・・・・頑張るしかない!」

そうだ、もう頑張るしかないんだ。
しょうがないのも、ダメなのも知ってる。
別に「努力しよう!」何ていう意味じゃない。
逆ギレかも知れないし、笑われるかもしれない。
でも、とにかく頑張るしかない。

観ているコチラが応援されてるワケでも、励まされてるワケでもない。
ただ、どこか許されてる気がする。
そして、手を引っ張られてるような気がする。

笑いとともに感じる、その不思議な安心感がとても心地よく、最後の最後までスクリーンに目が釘付けでした!


キャストですが、主人公:佐和子を演じる満島ひかりが本当に素晴らしい!
『愛のむきだし』(未見)で演技力の高さを各映画雑誌で絶賛されていたので、名前は聞いた事がありましたが、確かに演技力は高いのも頷けるし、それ以上に今の若手女優の中ではあまりいないタイプの空気とキャラクタを持っていて、とっても個性的で魅力的な女優であると思いました。
恐らく、今年の各映画雑誌の邦画部門の女優賞は、彼女が掻っ攫うんじゃねぇかなぁと思います。

そして彼女の叔父を演じる岩松了さん!
三木聡作品で独特な空気を放ってて、凄く好きな俳優さんですが、この作品でもその存在感は独特の味があって、とっても笑えました。


とにかく全体的に監督のセンスが素晴らしく光ってると思いました。
若干26歳(同い年!)の若手監督ですが、脚本・映像ともに変にしがらみがなく、こ慣れた様な甘いカットが全くと言っていいほど無いので、落ち着いた空気の作品なのに油断できずにスクリーンから目が離せませんでした。

このセンスがずっと消えずに、映画を撮り続けてくれたら、どんな傑作が生まれるのか、ちょっと末恐ろしいですね・・・


若手の監督が描く、ドン詰まりのリアルな空気感!

笑えて、泣けて、安心できる傑作ドラマ♪


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単館系なので爆発力って意味では弱めですが、あとからジワジワ感じるものがあったのと、自分と同い年の若手監督への賞賛と期待って意味を込めて、かなりの高評価にさせてもらいました。


東京では渋谷でしか上映してませんが、もう少し館数増やしてもらってもいいのになぁと思いました。
一般的には目立たないだろうけど、映画雑誌の今年のランキングでは確実に上位に食い込む作品だと思います。
と同時に、主演の満島ひかりの今後に期待♪
『愛のむきだし』も観たいのだけど、上映時間が6時間(1本で)と激しく長いので観る勇気がないのだよねぇ・・・w

ゲン@ 劇場:『恋するベーカリー』

ゲンです。
やっとお休みになりました! 木・金曜でまたいっぱい新作観ます!

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『恋するベーカリー』
@TOHOシネマズ 錦糸町(2/22鑑賞)

※先に観た梅太くんの感想はコチラ


人気ベーカリーを営む女性実業家が、自分らしい人生を手に入れるために奮闘するハートウォーミング・ストーリー。
監督は『ホリデイ』の女性監督ナンシー・マイヤーズ。
主演は『プラダを着た悪魔』の名女優メリル・ストリープ。

ゴールデングローブ賞で『ジュリー&ジュリア』に並んで主演女優賞にダブル・ノミネートされたメリル・ストリープのラブコメ!ってコトで、楽しみにしておりました。

大人のラブコメ♪ それでも恋するベーカリー!w

いや、めさくさ面白かったです。
メリル・ストリープの演技が観れればいいやと思ってましたが、脚本的にも非常に素晴らしかったです。


ストーリーはというと・・・

旦那の浮気が原因で10年以上前に別れた、人気ベーカリーのオーナー:ジェーン(メリル・ストリープ)は、女手一人で3人の子どもを育て上げ、仕事も順調にこなしていたが、安定した生活の中でどこか満たされない思いを密かに持ち続けていた。
そんな時、息子の卒業パーティーで久しぶりに元旦那と再会する。
始めは敬遠していた彼女だったが、そこは元夫婦、会話は弾んで盛り上がってしまい、一夜を共にしてしまう。

愛想が尽きて分かれたはずの元旦那に再び惹かれてしまう彼女。
これって浮気? 不倫?


まず始めに言っておきますがこの作品、邦題と予告編でかなり損してます!
原題は『It's Complicated』というタイトルで、訳すなら「まぁ、複雑なのよねぇ・・・」って感じでしょうか?
少なくとも「ベーカリー」はタイトルに入れない方が良かったかと・・・

とにかく、ホントに脚本がよく出来ると思いました。
年齢を重ねた女性のラブストーリーって、今まで絶対に共感できないと思ってたんですが、脚本の面白さにグイグイ引きこまれて行きました。
年齢を重ね、様々な経験をしてきたからこそ分かる、そこから生まれる愛情や葛藤。
今は別れたとは言え、若い頃に知り合い、長年連れ添ってきた二人ともなれば、相手の手の内が分かっているので、進もうと思えばドコまでも進んでしまう。

この人と“一度”別れたのは事実・・・
でも、愛する気持ちは終わってない?

うーん、こいつは複雑だわw


キャストですが、主演のメリル・ストリープの素晴らしさ言わずもがな。
作品ごとに違った顔を見せ、とてつもない演技の幅を持ち合わせておりますが、今回は元旦那に恋をしてしまうと言う女性の役。
本人も60歳を向かえましたが、恋をするのに年齢なんて関係ないのですねw
元旦那を見つめる瞳や、女性の親友同士でぶっちゃけトークを見ていると、年齢を感じさせないエネルギーを感じました。

その元旦那を演じるアレック・ボールドウィンも50歳と結構なお歳で、体型もなかなかのメタボなのですが、メリルを完全に女性として見つめる眼差しがギラギラしてて良かったですw

そして、メリルに恋する建築家を演じるスティーブ・マーティン!
コメディ俳優としての印象が強い俳優さんだったのですが、今回はセリフが少ないながら、表情と仕草でメリルに対する想いを匂わす演技がとても自然で素敵でした。


女性監督らしい目線で描かれ、全ての女性の恋する気持ちを代弁する、とっても素敵な作品!

男性側から観ても、とっても複雑ですよ♪w


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そんな感じですが、やっぱりメリル・ストリープは凄い女優だわ・・・

作品ごとに全然違うイメージでどれも恐ろしい演技力だし、全てが面白い。
出演作を観るたびに、この人の引き出しは一体いくつあるんだろうと驚かされます。

あと、この手の「大人向け恋愛映画」ってあんまり興味なかったんで、手を出したことが無かったんですが、面白い作品は面白いんだなぁー

とりあえず、この作品は劇場で観ても損しないくらい、素晴らしい作品でした!