2009年6月6日土曜日

ゲン@ 劇場:『ターミネーター4』

ゲンです。
先月末に引越しをして、実家に戻ってきました。
なかなか時間が取れず、更新できなくてゴメンナサイ。
やっと時間が作れそうになってきたので、これから頑張りたいと思います。

『ターミネーター4』@TOHOシネマズ錦糸町(6/5鑑賞)

大ヒットSFアクション3部作の新生シリーズ第1弾。
人類滅亡を意味する“審判の日”から10年後の2018年を舞台に、30代となったジョン・コナーが人類軍の指導者となり、機械軍の支配する世界に立ち向かう。
監督は『チャーリーズ・エンジェル』のマックG、主人公ジョン・コナーを『ダークナイト』のクリスチャン・ベイルが演じる。

いよいよ『ターミネーター』の新三部作が公開!
「バットマン」に続いて大きな役に抜擢されたクリスチャン・ベイルにも驚きましたが、それ以上に監督があの“マックG”と聞いて大興奮!
嫌でも期待が高まりましたが、幸運なことに先行上映、それも前日レイトショーの最速上映に参加してきました!

おぉ! 普通に面白い! これは続編も期待できるぞ!

これだけの超大作で期待作ですから、世界中からのプレッシャーも大きかったでしょうが、ここまでの完成度で仕上げてきたマックGの手腕ってのに、まずは大拍手したいと思います!

ストーリーとしては4作目ですが、3作目は完全に無かったことになっておりますw
まぁ、あんなグダグダで先の無い未来だったら、続編の作りようが無いですしねw
そもそも『T3』のジョン・コナーは酷すぎるから!
お前、子ども時代に何を学んできたんだよ!って言いたくなるくらいに責任感の無いダメ人間になっちゃってましたからねw

なので、ストーリー的には『T3』とは別の未来ですが、人工知能を搭載したスカイネットが核戦争を引き起こした「審判の日」が訪れ、ロボット軍と抵抗軍の闘いがいよいよ本格的に始まった時代の話。
ジョン・コナーは抵抗軍のリーダーとなり、生き残った仲間達と共にスカイネットを破壊しようと奮闘しています。

前作まではタイムワープをしてT-800とか現代にやってきたストーリーだったので、SFとしての要素が強かったですが、今回はやっと未来(現在)に近づいた事もあってか、SFと言うよりも単純にアクション映画としての映像の面白味、そしてシリーズモノ特有のネタや複線で面白くなっているように感じました。
ですので、時間軸がずれてしまった為に起こっている「タイムパラドクス」は結構目に付くのですが、それを許せるくらいの映像やネタが沢山あったと思います。

まず何と言ってもカメラワークが素晴らしい!!!
『チャーリーズ・エンジェル』を観ても思っていたのですが、マックG監督のカメラの動かし方は抜群に上手い!
クレーンカメラやステディカム(手持ちカメラ)での映像が非常に挑戦的で、動きの激しいシーンでもカメラが俳優の近くまでみっちり寄って追いかけるので、ありえない迫力が出ます!
それに加えて編集も非常に上手いので、普通だったらブツ切りになってしまいがちなアクションシーンでも、一瞬だけ物陰に隠れる瞬間にカットで繋いでるおかげで、一見すると1カットで長回ししているかのように感じられ、緊張感が全く緩みません!

やはりマックGのカメラワークってのは、ハリウッドでも一二を争う素晴らしさだと思いますねぇ・・・
ジェームズ・キャメロンなんていう大巨匠からバトンを引き継ぐのは、とんでもないプレッシャーだと思いますが、これなら世界中のファンが納得するだろうと思うほどの、文句ない手腕です!


またカメラワーク以外でも映像的に面白い要素がいっぱいありました。
おなじみの銀色のボディに赤く光る目のロボットたちも沢山登場しますが、初登場の人間型以外のターミネーターも非常にカッコよくて魅力的です♪
そりゃ、『トランスフォーマー』のマイケル・ベイにケンカを売られるほどの完成度ですよw
特にバイク型ターミネーターのカッコ良さは最高!
登場シーンからしてニヤつきました♪


キャストですが、何と言っても主演のクリスチャン・ベイル!
「バットマン」の大抜擢でも充分過ぎるほどに世界中から絶賛されましたが、またも根強いファンの多い大作の主演に抜擢されました。
体重の増減も自在に操る演技派でありながら、アクションもバリバリにこなせる数少ない俳優だと思いますが、今回も魅せますねぇ♪
ジョン・コナーが真面目に育ったら、こうなるだろなぁって思いました!
(『T3』のダメ人間とは大違いw)

共演のサム・ワーシントンもワイルドでイイ感じ♪
それに前3部作でターミネーターだった、噂の米国カリフォルニア州知事もおいしい登場w


「新三部作」と言っちゃってますが、実は米国では想像以上に酷評で収益も悪く、元が全然取れてない状況でして、続編の話も消えかかっております・・・

大作の続編にありがちな生温い感覚は一切無く、ストーリーも映像も抜群の面白さで、見事に新しい一歩を踏み出したマックG監督に心から大拍手!
同じくプレッシャーを難なく跳ね飛ばした、クリスチャン・ベイルの熱演も流石!

ターミネーターはまだまだ終わらない!!!


・・・で欲しい!w

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そんな感じですが、遂に始まった新三部作!

しかも夜中の先行上映に参加できるなんて!
レイトショーで初日に観に行ったのは、『マトリックス・レボリューション』『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』だけだったので、今回で3回目です!
つーか、マックGは前も行ってますねw

繰り返しでしつこいですが、マックGのカメラワークはホントに素晴らしいです。
あんまりカメラワークばかり推すとストーリーがダメなんじゃないかと思われるかも知れませんが、ストーリーも全然面白いですw
でも、やはり何が素晴らしいかと問われれば、カメラワークなんですよ!
もーステディカムの使い方がホントに上手いんだよなぁ・・・

『チャーリーズエンジェル』の続編もすでに製作が決定しておりますが、こちらが忙しいとは思うけど何とかしてマックGに続投してもらいたいなぁ・・・
すでに監督が決まってる『海底2万マイル』のリメイクも気になりますが、『チャーリーズエンジェル』はキャメロン・ディアスがオバさんにならないうちに撮ってもらいたいのですw



で、そんなマックGにガチンコでケンカを売ってる、愛すべきバカ監督こと、マイケル・ベイの最新作『トランスフォーマー・リベンジ』

このまま行けば、6/19の世界最速上映にも参加できそうです!
しかも今現在、世界最大の映画フィルム「IMAX」での上映が決まっており、日本でも数台しかないIMAX対応の超巨大スクリーンが今月川崎に完成するので、わざわざ映画一本観る為だけに川崎まで行くつもりですw

待ってろ! マイケル・ベイ! 
これでツマらなかったら交通費とIMAX料金(2000円)を請求するからな!

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