2010年12月29日水曜日

ゲン@ 2010まとめ:劇場未公開作品 ベスト10

久しぶりの投稿でゴメンナサイ・・・
そこそこ元気にやっております。

今年は劇場公開作品だけではなく、劇場未公開作品もそこそこ観てたので、
劇場公開作の前にまとめてみようかと思います。
(一部、09年DVD発売作品もありますがご勘弁を・・・)

なので、大したアレじゃないのですが、一応ランキングです。

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■10位『ショーツ 魔法の石大作戦』
『スパイ・キッズ』ロバート・ロドリゲス監督のファミリー向けSFアドベンチャー
魔法の石とか宇宙人とか巨大ロボとか、
子どもがワクワクしそうなモノを詰め込んだドタバタコメディだけど、
映像も編集もやたらと拘ってて面白かった
『マチェーテ』とか残虐映画も作りながら、
こういう作品も撮れるロドリゲスの才能のふり幅にはトコトン感心してしまう
脇役で出てるカット・デニングスも素敵♪


■9位『ジョナ・ヘックス』
アメコミ原作のアンチヒーロー西部劇
当初は疑問だったが、劇場未公開も納得
世界観、キャスト、ガジェットは素晴らしいんだけど、
続編のTV編集版を観てるかの如く、展開&編集が最悪だった…
バックをしっかり描いたほうが面白そうな話なのに、
80分で無理やりまとめちゃってる 
監督が下手なのかと調べたら『ホートン』の人だったw 
アレは好きだけど、アクション撮れる人じゃないじゃん… 
主演のジョシュ・ブローリン、敵役のジョン・マルコビッチ共に好演
娼婦役のミーガン・フォックスには特に拍手w
期待してただけにこのデキは残念過ぎる…


■8位『ルーザーズ』
任務中に裏切られた特殊部隊メンバーが復讐に立ち上がる
アメコミ原作のバカアクションでキャラ立ちして面白いんだが、
どこかモノ足りなさを感じてしまうのは、
似た設定の『特攻野郎Aチーム』を観ちゃってるからなんだろうなぁ…
主演のジェフリー・ディーン・モーガンがどっかで観たことあると思ってたけど、
『ウォッチメン』のコメディアンだったw
とは言え『マトリックス』のジョエル・シルバー製作だからアクションの派手さはあるし、
劇場でも十分イケるとは思うので、DVDスルーはちょっと勿体無い
続編作りそうな気がするけど、
次回作やるならPGかけてもエロさとグロさをもっと入れて欲しいなぁw


■7位『マリス・イン・ワンダーランド』
『不思議の国のアリス』を現代のイギリスにアレンジした狂乱ファンタジー
やたらと時間を気にする男、緑のケムリを吐くヤク中、双子のドアマン、
神出鬼没のDJ・・・アリスのキャラが上手く人間に置き換えられてる!
キャラタだけじゃなく、話の展開も地下鉄、草木の生える庭、
マフィアの裁判など見事にアリス的な流れを組み、
徹底してオマージュを奉げてるのが素晴らしい!
アリスじゃないのに、ちゃんとアリスしてる! 
低予算ながらバートン版よりも面白かったかもw


■6位『アドベンチャーランドへようこそ』
80年代を舞台に冴えない青年が遊園地でのバイトで経験する甘酸っぱいダサ青春コメディ
もっとバカ笑いするコメディなのかと思ってたが、意外とシメっぽい青春モノで良作
来年公開『ソーシャル・ネットワーク』で注目されるジェシー・アイゼンバーグの好演が光る
ヒロインのクリステン・スチュワートも『トライワイト』なんかよりずっと魅力的♪ 
鼻が赤くなった泣きっ面が可愛いw


■5位『ROCKER 40歳のロック☆デビュー』
若い頃にデビュー直前でバンドをクビになったドラマーが、再び熱いロック魂を燃やす 
下ネタ多そうなコメディの感じがしてたけどほとんど感じず、
過去を引きずる中年×青春×ロック×コメディで痛快な傑作!
エマ・ストーンがベースってまたツボなポジション♪
脇役のライバルバンドにブラッドリー・クーパー見つけて興奮w


■4位『ブラザーズ・ブルーム』
幼い頃から詐欺師の兄弟が最後の仕事に臨むクライムコメディ
「完璧な嘘は人を幸せにする」と豪語する兄と、騙すことに嫌気が差す弟
エイドリアン・ブロディ、レイチェル・ワイズ、日本からは菊池凛子と充分なキャスト、
何でコレを劇場で公開しなかったんだ!
全くセリフがないのに、ハリウッドのアカデミー賞俳優に囲まれても全く存在感が消えず、
確かなキャラクタを印象付ける菊池凜子が最高!
あの存在感はちょっと神がかってるレベルだと思う
欧州系小規模作品のような異質な場所に不思議と馴染む空気が恐ろしかった

■3位『キューティ・バニー』
お払い箱になったグラビアモデルが、ダメダメ女子大生を磨き上げるコメディ
カット・デニングスとエマ・ストーンってだけで興奮したw
カット・デニングスは相変わらず赤いルージュが似合う♪
序盤のピアスだらけの顔でヤラれたw
エマの声がハスキー過ぎてセクシー♪
基本的にデニングス派だけど、今回はエマの方が良かったかな?
ダサいメガネキャラがツボにハマったw
トム・ハンクスの息子も素敵☆
ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘:ルーマー・ウィリスの容姿が残念過ぎる!
って話題になってたけど、アレ観る限りは個性的でなかなか面白い女優だと思った
むしろ可愛い要素は十分揃ってる気がする…いや、もしかしてCGか?!


■2位『恋するポルノ・グラフィティ』
「男女の間に友情はあるのか?」という永遠のテーマ
ルームシェアをしている金に困った幼馴染のジリ貧男女が、
二人でポルノ映画を作っちゃおう!っていうラブエロコメディ
最低で下衆な下ネタ連発してるクセに、
実は純愛モノで最後がイイ話に落ち着くのが素晴らしい♪
こういうテイストは絶対に日本じゃ撮れないなぁ☆
脇役のジャスティン・ロングがまさかの斜め上を行く熱演で大爆笑!w
ますます彼が大好きになったw


■1位『ディフェンドー 闇の仕事人』
自らを「闇の守護者」と名乗り、手製の武器で悪党を退治するヒーローコメディ
謳い文句からして笑える作品だと思ったら、『グラン・トリノ』や『レスラー』に近い、
現実社会に居場所を見つけられない男のヒューマンドラマで、
まさかの鼻水垂れ流し大号泣!
主演:ウディ・ハレルソンのバカ熱いキャラに前半で引き込まれてしまい、
後半で明らかになる彼の過去やヒーローに憧れる理由に打ちのめされる
笑ってた男に泣かされるって緩急はタマらなく気持ちがいい♪
カット・デニングスのワルっぽい演技もヤバい!
今まで観た劇場未公開作品の中でも最高傑作!
劇場で観てたら、年間1位になっていたであろう神作品!


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そんな感じですが、興味ある人にしか一切興味が無いランキングでした。

来年も埋もれがちな良作を発掘したいと思います!

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