2010年6月9日水曜日

ゲン@ 劇場:『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』

ゲンです。
今日は劇場で2本連続鑑賞しましたが、どちらも精神的に辛い作品で、余計に疲れが・・・
でも両作とも面白かったので、満足は出来ました♪
その作品のレポも追々で・・・

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『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』
@MOVIX亀有(5/21鑑賞)

縦横10メートル以上もある紙の上で、音楽に合わせ書をしたためるパフォーマンスがテレビ番組で放送され、大反響を呼んだイベント「書道パフォーマンス甲子園」を映画化した青春ドラマ。
紙の生産高日本一を誇りながら不況で停滞した町の活気を取り戻そうと、「書道パフォーマンス甲子園」を開催すべく奮闘する女子高生たちの姿を描く。
主演は成海璃子。

『武士道シックスティーン』に続いて『○○道』で主演の成海璃子。
『武士道~』がちょっと弱かっただけに期待してました。

あー・・・いい話だけど、やっぱりあざとい・・・

「青春×部活」モノって結構ツボのような気がしてたんだけど、どうしても狙っていい話にしようとし過ぎて、あざとさが目立っちゃうんだよなぁ・・・
変にコミカルにして笑かそうっていう空気も好きじゃないし・・・

狙ってるにも拘らず、見せ場の書道シーンは前半はかなり地味目。
どんなに動き回ろうと半紙と筆だから、ビジュアル的には弱い。
こんなんで大会シーンはどうなるのかと思ってましたが、クライマックスではやっぱり見せ場にあるもんですね。
急にカラフルな墨汁をつかって色鮮やかな作品を書かれると、ダイナミックさが増し、若さも相まって非常に力強い空気をスクリーンから感じられました。

が、肝心な場所で寒気がするような演出。
今どき、あんな演出つけようて思うセンスが信じられない・・・
アレは流石にないだろう・・・一瞬で冷めた・・・


キャストですが、主演の成海璃子はやっぱり今が旬な女優ですね。
剣道に続いて書道ですが、「和」なオーラを持ってるので、どう転んでもハマり役になると思ってましたが、今回も良かったです。
ただ、実力的にはまだまだこんなもんじゃないだろうから、これからの活躍にさらに期待したいです。
二十歳超える前に、青春モノにトコトン出まくって欲しいw

あと高畑充希って娘の赤メガネ&髪止めが激ツボだった。
同じく、今後の活躍に期待しときます。


余計な演出はいらないから、極力地味に撮ってもらいたかった作品。

前半は抑えに抑えて、クライマックスの大会シーンで派手になったら、感動して泣いちゃったかも。

それくらいの要素はもってるだけに、あざとく狙ってくるのは残念でした。

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