この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします
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2月3日:節分、といえば、豆まきと恵方巻きが思い浮かぶと思います。
今年は恵方巻きを自分で作ってみようと思い、巻きすを買って挑戦してみました。
先週の話。
結果がこちら。
・・・見た目はあまり良く無いですね。
次の日会社に持っていったら、庶務の方が端まで綺麗に作る方法を教えて下さいました。
そう、僕は四角い部屋を丸く掃く性質ですので、こういうの苦手なのですよね。
先に聞いておくべきでした。来年はもっと頑張ってみよう。
切り目は結構綺麗ですね。
今年の方角(誰が決めてるのか知りませんが)を向いて、目をつむり、一言も話さず、願いを込めながら食べる。それが恵方巻きを食すときの一連の流れでありますが、まだ若い僕としては、この恵方巻きを関東では最近やり始めたものらしいということを、今年初めて知りました。
うちは結構前からやってたのですけどね。
でも目をつむるというのはやっていなかったですね。
一言も話さずというのは、込めた願いを飲み込む前に外に出さないように、ということなのでしょう。
そもそもこの恵方巻きというものは、関西で始まったものだそう。全国的に行われ始めたのはだいたい10年前で、商業会の販売促進運動が普及のキッカケだそう。
また起源としては、商人が福を願って行っていた・・・という説もあるみたい。
さて、話を少し戻しまして。
今年の方角を向き、福を食す。これは知っていたのですが、いざ作る立場になって調べてみると、恵方巻きはその調理課程から、わんさか福を盛り込むように仕組まれていることに気づきました。
巻く行程には、福を巻き込むという意味があるらしく、なるほどこれを聞くと、商人が福を願って行ったというのも頷けますね。
具は、基本的には恐らく何でも良いのでしょうが、7つの食材を入れて巻くものもあるみたいで、それは7福神に例えているらしく、これまた縁起がいい代物となっております。
つまり上に挙げた7つの食材を使い、福を意識しながら巻き込みつつ、今年の方角を向いて目をつむり、願いを思い浮かべながら、一言も話さず食べるというのが、最強のパターンとなるのでしょうね。
7つの食材は流石に使わなかったですが、ちゃんと作ってみました。
でも7本作ったので、七福神!というわけにはいかないでしょうか。
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そろそろ映画の話をしようか。
さて福を呼ぶものとして他になにかあるだろう・・・とぱっと思いつくのは、これまた商人の話になりますが、招き猫というのは有名どころですよね。
猫はとてもありがた~い生き物な気がしてきますが、まったくもって福を呼びそうにない猫がいます。
それが、キャットウーマンですね。
シリーズ最高傑作『バットマン・リターンズ』より
つぎはぎの黒い布に身を包み、愛人への復讐に燃える猫ですから、それはもう福を呼び込むはずもなく。
また黒猫ということで、アラン・ポーが作り出したイメージと、魔女の側近なんてイメージは恐らく永遠に消えることはなく、不吉の象徴として扱われてしまっています。
イタリアでは未だにその迷信が根強く残っているみたいで、猫が前を横切ると、その線を越えるのを躊躇うそうです。『イタリア的恋愛マニュアル』という映画で、そんな描写がありました。調べてみても、やはりそうらしい。
『ネコを探して』でも猫に対して人間が植え付けた勝手なイメージ・・・というものを指摘していて、何度も目を覚まさせられた記憶がまだ新しいです。
あれ、暗い話になっていますか。
しかし調べてみると日本では、実は真っ黒な猫は魔除けとして扱われていることもあり、あながち負の念だけを持っているわけでは無さそう。
また某宅急便会社は黒猫をトレードマークとして掲げ、人々に荷物と思いやりを届けるために日夜走り回っております。また不在で受け取れない場合は店頭受け取りやコンビニ受け取りといったサービスも提供しておりますし、面倒な電話手続きが嫌だという方は、メールでえいや!っと申し込み出来て、かなり便利です。
いえ、宣伝ではありませんよ。
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何の話でしたか。
そう、福の話。
福、というものをどう捉えるか、結局それは人それぞれです。ただ、しっかり思いを込めて作った恵方巻きは、なんだか福を呼び込みそうで。そう、心持ち次第なのですね。
今年は、現在就活中の後輩君に福が舞い込むよう願って食しました。
あとは写真をご覧になってわかると思いますが、一人で食べる量ではありませんので、幸せを細切・・・失礼小さく分けて、会社の人にお裾分け致しました。
良い節分だったかな。
●この記事で紹介したもの
・記念日:節分
・料理:恵方巻き
・映画:『バットマンリターンズ』
・映画:『イタリア的恋愛マニュアル』
・映画:『ネコを探して』
・某宅急便会社
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