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●一瞬の演技に絶句する瞬間
『リトル・ミス・サンシャイン』の終盤、ポール・ダノの爆発寸前の感情を溜めに溜めて放つ「F○CK!!!」と叫ぶシーンを観ると、台詞に、そして場面に息を吹き込む役者の真髄を見れる気がします。大げさに言うとその一瞬に神が宿ってる気がするのです。
映画は(特に演技は)リテイク、リテイクして一瞬のシーンを作り上げていくものだと思うけど、”コレだ!”という瞬間は、やはり一瞬・一回しか訪れないのだろうなぁ。
劇中、フランク(40歳の童貞:スティーブ・カレル)が、「プルーストは生涯で一作の長編しか書いてない」という事に触れています。
それを聞き、是非その作品(『失われた時を求めて』)を読んでみたいと思いましたが、全十何巻ほどあるそうで。
読むとしたら、長期戦を覚悟しなくては。
すごい短い記事。
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