2009年12月30日水曜日

企画:2009年まとめ『座談会』

12月29日、昨年に続きまして2009年の映画をまとめるべく「2009年座談会」を行いました。
今回も4時間以上に渡る長時間の収録でしたが、個人的には満足行く内容になったと思います。

前回の編集作業があまりに大変だったので、今回は音声だけの更新にしてみました。
内容が伝わり辛いかと思いますが、二人の雰囲気だけでも伝われば幸いです。

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『ヘルボーイ:ゴールデン・アーミー』
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『ラースと、その彼女』
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『チョコレート・ファイター』
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『僕らのミライへ逆回転』
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『トランスフォーマー:リベンジ』
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『スラムドッグ$ミリオネア』
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『サマーウォーズ』
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『イングロリアス・バスターズ』
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『グラン・トリノ』
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『イエスマン “YES"は人生のパスワード』
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『ジュリー&ジュリア』
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『3時10分、決断のとき』
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『レスラー』
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『チェンジリング』
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『縞模様のパジャマの少年』『スペル』
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『フロスト×ニクソン』『そんな彼なら捨てちゃえば』『96時間』『This is it』
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『注目の俳優[男優編]』
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『注目の俳優[女優編]』
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『今後の注目作 2010年1月』
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『今後の注目作 2010年2月』
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『今後の注目作 2010年3月』
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『今後の注目作 2010年春』
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『今後の注目作 2010年夏』
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『今後の注目作 2010年秋以降』
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『エンディングトーク』

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また長くなってしまいました、スイマセン・・・

今年は梅太くんと年末までに数回会えたので、座談会はそこまで濃い内容にはならないと考えていたのですが、結局あまり変わりませんでしたw
それでも無事にまとめの話が出来たので、良かったです♪

今年も「映画好きの二人」をご覧いただき、ありがとうございました。
また来年もヨロシクお願いします。

2009年末 映画好きの二人

2009年12月26日土曜日

ゲン@ 劇場:『パブリック・エネミーズ』

ゲンです。
twitterを始めました、よろしければフォローしてください。
ブログに関係ないつぶやきばかりになると思いますがw・・・
http://twitter.com/Black456saku

『パブリック・エネミーズ』@TOHOシネマズ スカラ座(12/12鑑賞)
大恐慌時代のアメリカに実在した伝説のアウトロー、ジョン・デリンジャーと彼の恋人との逃亡劇を描いたラブストーリー。
無法者として生きる男とFBIの攻防を軸に、運命の恋人との純粋な愛もスクリーンに焼き付ける。
監督は『インサイダー』のマイケル・マン。
主演はジョニー・デップ、共演は『ダークナイト』のクリスチャン・ベイル、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』のマリオン・コティヤール。

ジョニデとベイルがついに初共演!ってコトで、かなり楽しみにしていた作品だったワケですが・・・

あー・・・うーん・・・ 全く共感できないなぁ・・・

ツマらなくはないんだけど、微妙だったなぁ・・・
夢の共演だっただけに、余計に残念だ・・・

1930年代前半、大恐慌時代のアメリカに実在し、鮮やかな手口で銀行強盗を繰り返した男:ジョン・デリンジャーの半生を描いた作品ですが、予告編で観たよりもこのジョン・デリンジャーという男のキャラクターがあんまり伝わってこなくてガッカリ・・・

「汚れた金しか奪わない」
「仲間は決して裏切らない」
「愛した女は最後まで守り抜く」


悪人ながら男らしいプライドを持ち、警察から「社会の敵ナンバーワン(Public Enemy No.1 )」と呼ばれながらも、当時の大衆からヒーロー扱いされていたというジョンですが、描かれ方としてやはり「犯罪者」という印象があまりにも強く、本人自身は紳士的でも彼の仲間内が荒くれ者なので、結局は民衆にもかなりの迷惑(死者・怪我人)をかけてたりと、全然スッキリしませんでした。

勿論、ギャングなり、アウトローなりのカッコ良さみたいなのはあるんですが、悪者が主役になっているだけにどうしてもそれを超えてくるものが感じられなく、全く感情移入が出来ずにエンディングを迎えてしまいました。

事実を元にしてる作品とは言え、実際のジョン・デリンジャーがどこまで活躍した人間なのかは分かりませんが、同じく実在した悪人を描いた『アメリカン・ギャングスター』なんかと比べると、主人公のキャラクタ性や物語の重厚感があまりにもあっけなく、全体的にエンタメ感が薄く物足りなさを感じました。

まぁ、そもそも「ギャング」「マフィア」って違いもあるんだろうけど、悪人ってジャンルに変わりはないということで・・・


キャストですが、主人公:ジョン・デリンジャーを演じるジョニー・デップ!
どんな役を演じてもジョニデのカッコ良さは消えませんからね、魅力が薄く感情移入が出来ないとは言ってしまいましたが、黒いスーツと黒いコートにハットを被り、マシンガンを持って銀行のカウンターを乗り越える様は、卑怯なほどです♪
一目惚れしたヒロインにかけるセリフなんざ、もータマらん!

そんかジョンを捕まえる為、奮闘する刑事を演じたクリスチャン・ベイル!
『ダークナイト』『3時10分、決断のとき』『ターミネーター4』と僕の中は最高に面白い作品にドンドン出演してくれてるベイルですが、今回の正義感溢れる刑事役も非常にカッコ良かったです!
ジョニデと並んでも、全然負けない男前♪
ただ期待していた肝心の二人のツーショットのシーンが非常に少なく、それも物語の中盤であっけなく終わってしまった為、かなりの物足りなさを感じてしまいました・・・

ヒロインのマリオン・コティヤールも大きな目がとてもキュートで素晴らしかったです。
来年公開のミュージカル映画『NINE』も楽しみ♪


ジョン・デリンジャーのキャラクタ性に魅力が欠け、悪人臭が拭えずに感情移入が全く出来なかった残念な作品。

期待していた豪華な共演だけに、その落胆は大きかったです・・・

ゲン@ 劇場:『こまねこのクリスマス 迷子になったプレゼント』

ゲンです。
昨日はミュージックステーションのスーパーライブに行って来ました!
ステージも近く、たくさんのアーティストを一度に観れてとっても良かったです♪

『こまねこのクリスマス 迷子になったプレゼント』@渋谷 ライズX(12/11鑑賞)



国内外で人気の短編パペット・アニメーション『こまねこ』シリーズ待望の第二弾。
今回はクリスマスをテーマに、こまちゃんが遭遇する事件を通じて、彼女とそその仲間たちとの心温まる交流を描く。
監督は『こま撮りえいが こまねこ』に引き続き合田経郎が担当し、ひとコマひとコマを丁寧に作り上げた。

最近では海外でも人気が出てきたNHKのマスコット「どーもくん」を手がけた合田監督のストップモーションアニメ「こまねこ」の劇場版第二段ですが、前作に続いて劇場へ観に行って来ました。

最強ほっこり映画! 手作りの暖か味を感じる作品!

はい、今回もとてもほっこりさせてもらいました♪
やっぱりストップモーションアニメって良いですねぇ!

「劇場版」と言いつつも、10分くらい作品と2~3分の作品がいくつか続けて上映されて、通しても30分くらいしかないんですが、もーすげー良いのですよ。

ストップモーションアニメってご存知のように、1コマ1コマ人形を動かして撮るので、数分のカットでも1~2週間かかったりします。
この作品に限らず、コマ撮りの作品を何度観ても思うのですが、それだけの手間をかけるっていうのは、それだけそのキャラクターを愛してるってコトなんですよね。
その愛情が手に取るように伝わってくるのが、とっても好きなんです。

特にこの「こまねこ」はとても素朴な話ですし、キャラクタの質感も柔らかく温かいですので、今回のテーマになっている「クリスマス」っていう題材にマッチしている気がして、余計にほっこり出来たように思いました。


また「こまねこ」の短編だけでなく、「どーもくん」のTVスポット(NHKで番組の間にやってるヤツ)も上映され、そちらもなかなか良かったです。


絵本のようなシンプルな作品ですが、作者の手の暖か味を感じる素晴らしい作品。
また次回作も、劇場みたいですね♪