ゲンです。
先日、デザインフェスタに行って来ました。
暑かったです。
■『私の中のあなた』@TOHOシネマズ 錦糸町(10/16鑑賞)
白血病の姉のドナーとなるべく遺伝子操作によって生まれた妹が、姉への臓器提供を拒んで両親を提訴する姿を通し、家族のありかたや命の尊厳を問いかける。
出演はキャメロン・ディアス、『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリン。
「子ども×病気」の泣かせる系定番のお話ですが、海外での評価もまずまずだったのと、何よりキャメロンとアビゲイルの共演ってのが楽しみでした。
ま、泣くわなー・・・スッキリしたので文句は無いけどもw
やれ、子どもだー病気だーって王道の泣かせる要素をバッチリ使ってくるのはどうだろうと思ってましたが、テーマとして描いてるのが「子どもの成長と親からの独立」って部分だったのがとても好印象でした。
ストーリーはというと・・・
白血病の姉に臓器を提供する為、遺伝子を操作して生まれた妹が、いざ手術が近くなると妹は臓器の提供を拒み、かつ今まで姉のために多くの入院を強いた両親を提訴する。
自分が臓器を提供しなければ、姉が死んでしまうのは分かっているはずの妹は、何故そこまで拒み続けるのか・・・
僕は普段「こども」を漢字で書くときは、「子ども」と書くように意識してます。
それは「子供」の「供」に「従う」という意味があるからなんです。
「お供」の「供」と同じ意味ですよね。
つまりは「親に従う」っていう意味になる気がして、あまり好きじゃないんです。
親は子どもを育て、守る立場ではあるけども、「従わせる」という関係であってはいけないと思ってます。
勿論、初めは理屈とかを考えさせるっていうレベルで話はできないですから、具体的に何歳とかいうんじゃなく、物心がついた頃としか線は引けませんが、どこかに子ども自身に考えさせる余地を与えなくては、絶対にいけないと思うんです。
この作品の中で、母親は妹に対して、姉のための医療行為を妹に半ば強要します。
それは「姉を助けるため」ではありますが、妹自身の意志はどこまであるのか、という問題が生じてきます。
ついに妹は親を提訴し、そのことにより家族の間に大きな溝が生まれてしまいます。
「姉の病気」だったはずが、いつかしか家族をバラバラにしてしまう・・・
果たして、これは姉が望んだ結果だったのか・・・
その答えが明かされる時、とても強い衝撃を受けました。
キャストですが、まずキャメロン・ディアス!
いよいよ彼女も母親を演じる歳になってきたんですね・・・
娘の病気を治すために全てを投げ出して奮闘し、時には家族の理解も得られない事もありますが、それも娘を思う気持ちあってこそ。
その母親としての強い愛情は、とても良く表現されていたと思います。
姉のドナーになることを拒む妹を演じたアビゲイル・ブレスリン!
『リトル・ミス~』で注目され、ダコタ・ファニングと並んで「天才子役」と称される彼女ですが、今回の役どころは相当難しかったと思います。
幼いながら「臓器提供を拒否する=姉の死」というのは理解できていますから、それをどこまで表現できるかが重要です。
単に大人っぽいというだけでなく、どこかに本心を隠しながらも、毅然とした態度でふるまうといった演技が、完璧に出来ていたと思います。
その病気の姉を髪を剃って演じた、ソフィア・ヴァジリーヴァの熱演も素晴らしかったです。
「子ども×病気」というと、病に犯された子を主人公に描いてしまいがちですが、その子を中心とする母親と妹の関係を描き、家族のあり方をテーマにした非常に良く出来た作品だと思います。
変にクサく感動させて泣かそうとする空気がなく、丁寧に描かれているのが好印象でした!
ゲンです。
暑がりなので、未だに半袖&半ズボンで寝てます。
■『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』@新宿バルト9(10/3鑑賞)
アドレナリンを体内で出し続けないと死んでしまう毒薬を注入された殺し屋の奔走を描いた『アドレナリン』の続編。
前作同様、主人公をジェイソン・ステイサムが続投。
今作では充電を怠ると止まってしまうバッテリー式の人工心臓を埋め込まれ、自分の心臓を取り戻すために再び街中を走り回る。
「世界一カッコいいハゲ」ことジェイソン・ステイサム主演最新作。
『トランスポーター』1作目を観て以来の大ファンで、当然前作も観ておりますが、作品のタイトル通りで超過激でハイテンションな作品な為、実は劇場に観に行くのをちょっと気後れしておりましたw
電撃ハイテンション! 今回もやりすぎ!
予想通り、やっぱり観てて疲れました・・・
いや、作品的には面白いので文句は無いんですがw
ストーリーは前作のエンディング直後から。
マフィアに打たれた毒により常に興奮し、アドレナリンを出し続けなければ死んでしまう身体になってしまった殺し屋:シェブ・チェリオス(ジェイソン)は、ロス上空での死闘の末、ヘリコプターから敵諸とも落下・・・
絶命したかに思えたが、その直後、謎の中国系マフィアが彼を連れ去る。
彼の並外れた肉体に目をつけたマフィアのドンにより、彼の心臓は移植され、代わりにバッテリー式の人工心臓へと交換させられてしまう。
そうして彼は、電気的な刺激を定期的に受けないと死んでしまう身体になってしまった!
とまぁ、取って付けたようなストーリーですが、無茶苦茶に暴れる理由さえあれば構いません。
そもそもヘリから落ちて、心臓だけ交換すりゃOKとか・・・無事だな!w
この作品の魅力は、何と言っても過激で挑戦的な編集でしょう!
広角レンズでアップを撮り続けたり、複数台のカメラを激しく切り替えたり、まるでトンでもなくノリの良いミュージックビデオを2時間ぶっ続けで観ているような非常に激しい映像がひたすら続きます。
普通の映画用のカメラではなく、スピード感を出すため機動性を重視した軽くて高画質の一般的なデジカムを使用した映像もなかなか面白いです。
まぁ、市販のカメラを使うのは、過激なシーンの撮影中にカメラが壊れる可能性もあるからみたいですがw
それに加えて、アクションの過激さ!
前作はただ単に興奮するためのアクションでしたが、今回は「電気」が必要になっているので、車のバッテリーを身体に繋いだり、路上の変電器に腕を突っ込んだり、自分で自分にスタンガンを当てたりと、前作以上に痛みを伴うコトをやりまくっておりましたw
主演のジェイソンですが、『トラポ』でスーツをビシッと決めたジェントルマンな彼も好きですが、ハチャメチャでやり過ぎな彼も魅力的です♪
いくら演技とは言え、電撃を受けて体が吹っ飛べば痛いワケですから、それを何回も繰り返してるのは酷でしょうな・・・w
また今年6月に急逝したデヴィット・キャラダイン(『キル・ビル』のビル役)が悪役で出演してるのも見物だと思います。
内容的にも映像的にも、R指定の完全18禁映画ですが、僕は大好きです♪
次回作もありそうで、ちょっと期待してますw
ゲンです。
渋谷のBar「noi」にて毎週木曜
イベント開催中です!
今週10/22(木)は僕も参加します!
■『マーシャル博士の恐竜ランド』@TOHOシネマズ みゆき座(9/26鑑賞)
1970年代に人気を博した、テレビのアドベンチャードラマシリーズを映画化したSF冒険物語。
今や落ちぶれてしまった天才科学者がついにタイムワープの悲願を達成し、仲間たちと異次元の世界に迷い込んで巻き起こす大騒動を生き生きとみせる。
主演は『俺たちフィギュアスケーター』のウィル・フェレル。
ウィル・フェレルの最新作ってだけで、もう観に行くしかないでしょう!
今回も絶対に期待を裏切らないだろうと楽しみにしておりました。
最高ー! このテンションを狙って出来るウィルは天才だわ!
もー終始めっさ面白かったです!
絶対に字幕で観なきゃと思っておりましたが、やはりネタ的に字幕で観ないと全く意味が無い作品ですね。
何か日本語吹き替えをお笑い芸人にやらせて、無理やり話題づくりにしておりますが、全く理解できませんよ・・・
そもそも元となっているのが、70年代に作られたSF冒険物語なのですが、そんなものを現在のクオリティで真面目に映像化しても、面白くなるワケがありません。
確かに現在の技術で作られたCGの恐竜とかは、素晴らしいのかも知れませんが、そんなトコに重点を置いてる作品じゃないのは明らかです。
予告編にもチラッと登場してますが、最大の見所は宇宙人的な生物。
もーどっからどう観ても安物の着ぐるみなのに、それを2009年のハリウッド映画で堂々と登場させてるんだから、これは拍手するしかないでしょう!
その他の小ネタもいちいちツボでした♪
主演のウィル・フェレルですが、勢いのある面倒くさいバカを演じさえたら、彼の右に出るものはいませんね!
ジャック・ブラックも似たタイプですが、直接的で下品な下ネタが少なく、遠くから傍観してるような面白さは彼にしか出せない空気だと思います。
まぁ、暑苦しいのに変わりはありませんがw
原題は『Land of the Lost』ですが、トンチンカンな邦題のおかげで、子供向けみたいになってるのが残念過ぎます・・・
入れられてるネタとか、どう考えても30代以降じゃないと拾えないだろうが!
それにどうせウィル主演で邦題つけるなら『俺たちタイムトラベラー』にしなきゃダメだろうと、日本の配給会社に異議を唱えます!w