2010年1月2日土曜日

梅太@ 2009まとめ:『劇場鑑賞作品』編

この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします

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 この記事では、09年に観た作品について振り返ってみたいと思います。
 以下、観た順に軽く感想を書き、最後にTOP5と、総評を書いておきます。
 (※感想文行数と評価は、必ずしも一致するものではありません)

 では一挙にどうぞ!

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●ヘルボーイ2 ゴールデン・アーミー
 僕の怪物欲を満たしてくれる、素晴らしい映画。
 こだわった末に生まれてくる美しさは必見。

●007慰めの報酬
 ラストで生まれる”愛を捨てたボンド”。
 激しいアクションの裏にある、丁寧な演出が美事。

●マンマ・ミーア
 万能ボンド(アロンアルファではない)にも、苦手なことはある。
 アマンダ・セイフライドの歌声に惚れ惚れ。

●ヘルライド
 終盤置いてかれた気がする。

●ダークナイト(再上映)
 アカデミー賞授賞式前の再上映。
 劇場で観るべき作品。

●ベンジャミン・バトン 数奇な人生
 偶然と偶然の積み重ねの上に、人生は成り立っている。
 それは、どんな境遇の人も同じである。
 当たり前のことなんだけれど、そこに当たり前でない要素を一つ加えるだけで見えてくる人生の面白さ。

●イエスマン Yesは人生のパスワード
 デシャネルファンの、
 デシャネルファンによる、
 デシャネルファンの為の映画。
 Say YES!!!  

●ダウト
 詐欺などで、あまり人を信じすぎない方が良いというこの時代。
 でも、疑いすぎるのも、それはそれで、悲しいものだ。 

●ウォッチメン
 観る人によって、”正義”の定義は違う。
 ラスト、ロールシャッハの血痕が、あぁいった形で残ったのはそういう意味であると思う。

●フロスト×ニクソン
 カンバセーションエンターテインメント。
 会話劇が面白いという点で、『12人の怒れる男』を思い出した。
 権力が持つ怖さというのも見えてくる。

●チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室
 ただのゆるゆるコメディで終わらない。
 優秀なスクールコメディが、アメリカには沢山あるなと改めて実感した。
 カット・デニングスがキュート。

●ある公爵夫人の生涯
 歴史を理解するのは、とても簡単なのではないかと思われる。
 政略結婚。これに尽きる。音楽はとても素敵だった。

●トワイライト
 ヴァンパイアをなめてる吸血鬼映画。
 ただ、ヴァンパイアに野球をやらせるという斬新なアイデアは吹いた。

●バーン・アフター・リーディング
 読んだら燃やしましょう。
 しかし、そうやって処理されてきた事件が、この世にいくつあったろう。

●画家と庭師とカンパーニュ
 ラスト、庭師がラジオで聞いていたモーツァルトがエンドロールに続くのが秀逸。

●ミルク
 こういう人がしっかりと評価される時代になってほしい。
 ハーヴィーが殺されてしまうシーンは、美事さ故涙が出た。

●新宿インシデント
 歌舞伎町怖い・・・
 散々アクション映画を作ってきたジャッキーが、こういう映画を作る意味を考えると興味深い。

●バンクジョブ
 勝手な想像だが、犯人グループはホームズが大好きなのだと思う。

●その土曜日、7時58分
 欲をさらけだすと、いいことは無い。

●路上のソリスト
 音を楽しむということは、万人に与えられたもの。
 そんな音楽が、繋いだ絆。

●モンテーニュ通りのカフェ
 笑うかどには福来る。
 曇天のパリを写すシーンは秀逸。

●PARIS
 普通に生きてるということが、どんなに幸せか。
 ごったがえした町の中の孤独とは、いかに寂しいものか。
 メラニー・ロランがどれだけ美しいか。
 それを教えてくれる作品。

●SPIRIT
 やりたい放題のサミュエル・L・ジャクソン。

●レスラー
 外から観ると、この男が幸せかどうかなんて計れない。
 とんでもないダメ男だけれど、輝ける場所が一つでもあれば、それは幸せなことなのか。
 ラストのラム・ジャムで思わず涙。

●トランスフォーマ リベンジ
 男なら、これに燃えないのはウソ。

●人生に乾杯
 ニヤっとさせられるラストが良い。秀逸な小品。

●ブッシュ
 大統領も、一人の人間。

●リベリオン
 劇場で観れる最後のチャンスかと思う。
 かっこいいぜ、ガン=カタ。

●ウルトラ・ヴァイオレット
 まったく盛り上がらないアクション映画。
 『リベリオン』で魅せた素晴らしさはどこへ・・・ 

●ターミネーター4
 モト・ターミネーターとの戦闘シーンは必見だ。
 良い作品だと思うのだけれど・・・

●サンシャイン・クリーニング
 エミリー・ブラントが全て持っていく映画。
 悲しいことがあっても、失敗しても、洗い流して先に進もう。

●それでも恋するバルセロナ
 恋に打ちのめされる乙女達。
 それでも恋をしてしまうのは、バルセロナという土地のせい。
 情熱的なペネロペは必見。

●チェンジリング
 09年、終了後立てなかった映画一本目。
 映画の製作技法の全てが詰まっている。

●英国王、給仕人に乾杯
 序盤のサイレント映画演出が素晴らしい。

●そんな彼なら捨てちゃえば
 そう、捨てちゃえば良い。
 捨てる神あれば、拾うジャスティン・ロングあり。


●バルカン超特急
 ヒッチコックの映画を観れば、サスペンスとは何かがわかる気がする。

●ラブ・パレイド
 シネ・オペレッタの原型。

●劇場版ディケイド オールライダー対大ショッカー
 終始つまらなかった。

●ナイト・ミュージアム2
 面白さと言う点では前作が断然上。
 しかし”歴史”というものについて考えさせてもらった点では感謝。

●縞模様のパジャマの少年
 09年、終了後立てなかった映画二本目。
 白が濃ければ、黒も濃く見える。

●3時10分決断の時
 涙なしには観られない、男が震える西部劇。

●トップハット
 よくもまぁ、あそこまで体が動くものです。
 とっても楽しいミュージカル映画。

●G.I.ジョー
 パリは燃えているか。
 少なくとも、パリのアクションシーンでは、僕は燃えた。

●グラン・トリノ
 映画はやはり、エンターテインメントなのだ。
 これはイーストウッド先生がこの作品で教えてくれたことの一つ。

●幸せはシャンソニア劇場から
 シャンソンは耳に心地よい。
 全世界がノラ・アルネゼデールに恋したに違いない。

●8 1/2
 フェリーニの名作。
 人生はお祭りである。
 楽しげだけれど、どこか哀愁漂うラストが頭から離れない。

●マーシャル博士の恐竜ランド
 すごく良い点を突いてきてると思うのだが。
 チープさが笑いを誘う、秀逸コメディ。

●リミッツ・オブ・コントロール
 どこからどこまでが現実なのか。
 支配の限界はどこなのか。
 ジャームッシュの作品はやはり良い。
 味付けは薄いが、ダシがしっかりでている。

●ワイルドスピードMAX
 う~ん、はまらなかったな。

●君が僕を見つけた日
 全てが”君が僕を見つけた日”へと帰結するラストが素晴らしい。

●パイレーツ・ロック
 みんなロックしようぜ!
 出演陣に合わせて、客席もノリノリで見るのが正解。

●カールじいさんと空飛ぶ家
 子供の頃は、目に映るすべてが冒険だった。
 そして今も、見渡してみればすべてが冒険なのだ。
 死ぬまで冒険したい。

●スペル
 傑作コメデ・・・失敬、ホラー映画。
 GOOD BYE!

●仮面ライダーMOVIE大戦2010
 子供騙しは良い。だが、子供を裏切るのはどうかと思う。
 そこに気付いていなければ、平成ライダーも終わりです。

●ジュリー&ジュリア
 料理は、まず楽しむものだ。

●アバター
 3D映画の記念碑的作品。
 でも、僕は3Dをそこまで支援は致しません。

●パブリック・エネミーズ
 「俺の好きなものは、野球、映画、高級車、速い車、ウィスキー、そして君だ」




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★ 5位:チョコレート・ファイター ★
 肉体の持つエネルギーはすごい。
 ウソでなく、手に汗握り、血沸き肉踊る傑作アクション映画。
 これを観たら、他のアクション映画なんて・・・


★★ 4位:イングロリアスバスターズ ★★
 映画の”演出”が与えてくれる興奮が、溢れるほどに満ちている。
 加えて、タランティーノの作品を観ていると、映画はやはりキャストなのかなとも思えてくる。 
 俳優陣のノリノリの演技を見てるだけでも楽しすぎる。
 誰かとガハガハ笑って観たい作品。

★★★ 3位:スラムドッグ・ミリオネア ★★★
 映画をエンターテインメントとして観たとき、その全てがここに詰まっている。
 この先どうなるの?というドキドキ。
 主人公のピンチにハラハラ。
 そして最後に訪れるエクスタシー。
 エンドロールの「Jay ho!」では、楽し過ぎる故、涙してしまった。

★★★★ 2位:僕らのミライへ逆回転 ★★★★
 映画を観るとはどういうことだろう。
 映画を作るとはどういうことだろう。
 映画は誰の為のもの。
 そもそも映画とは。
 ヒッチコック曰く「観客の心をうつのは、純粋に映画そのものなのだ」
 観れば誰でも”映画”が好きになる、そんな作品。

★★★★★ 1位:ラースとその彼女 ★★★★★
 色々な手段で人と繋がることができる現代。
 ただ、本当に”繋がっている”かどうかを計る手段は無い。
 時に、思いが一方通行になってしまうこともあるかもしれない。

 そんなときは、原点に立ち戻ろう。
 人との関係を築くに当たって大切なことは、まず自分がやさしくなることだ。
 一方通行になってしまうかもしれない。それは確かに怖い。
 でもその壁を乗り越えて、自分が一歩、踏み出すこと。
 ここから、人とのつながりはスタートする。

 ラースが踏み出した、小さな一歩。
 控えめだけれど、それがもたらしてくれた感動は大きすぎて計り知れない。

 09年堂々の第一位。 



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【総評】
 09年は、08年に比べ、インパクトの強い作品は少なかった。
 けれどもその分、『ラース~』や『僕らの~』のように、心を満たしてくれる小品が多かったように思う。

 またTOP5以外でも、例えばイーストウッド作品や、『縞模様~』のように、「あ、映画ってすごいな」と心底思える作品が多かったのも、09年の特色であったように思う。

 2010年は、まずデシャネルで幕開けだ。
(『500日のサマー』)

 いい年でありますように。  

梅太@ 2009まとめ:『予告編』編

この記事は 梅太 の名の下にお送りいたします

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 さて、2009年の映画を振り返る第一弾。
 08年に引き続き、今年も予告編ランキングを付けたいと思います。
 基準は以下の通り。

 ・今年日本国内で上映された作品
 ・洋画の場合、国内版・海外版の違いも考慮に入れる
 ・インターネットやTVCM、つまり”映像媒体”の宣伝は含む

 では、昨年と同様、印象に残った予告編を上げ、最後に今年のNo.1を紹介します。

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 ~~~ 2009年、印象に残った予告編 ~~~

●『007 慰めの報酬』(『007/quantum of solas』) 海外版、2nd Trailer

 

 007の最新作が公開された今年。
 マーク・フォースター監督を迎えた本作は、激しいアクションが一つの魅力。
 フォースター監督の持ち味であるカメラワークが楽しめる予告編となっております。


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●『路上のソリスト』(『The soloist』)、海外版、1st Trailer



 ジョー・ライト監督は、前2作の印象が強い。
 なので、予告編出だしからの現代劇には、少々驚かされた。
 しかし観ていくうちに、ライト監督らしい、細かい演出(主に演技に対する)が見えてくる。

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●『トランスフォーマー/リベンジ』(『Transformer / Revenge of the Fallen』)、海外版、Teaser



 『トランスフォーマー』の続編。
 予告編開始から、爆破に次ぐ爆破。
 余計なものはいらない、爆破さえあればそれでいいという、マイケル・ベイの心意気が確認できる。



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●『サンシャイン・クリーニング』(『Sunshine Cleaning』)



 エイミー・アダムスとエミリー・ブラントの丁寧な演技が堪能できる予告編。
 作品全体に漂う優しい雰囲気を、見事な選曲で匂わせてくれる。

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●『パイレーツ・ロック』(『The Boat that the Rocked』)、海外版、2nd Trailer



 作品全体の、心底楽しく、ノリノリな雰囲気を堪能できる予告編。
 もう一回劇場で観たかったなぁ。


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●『スペル』(『Drag me to hell』)、日本版、GAGA配信版



 誰かが作ったとかではなく、配給元が作った公式な予告編。(だったはず)
 しかし、この予告編が、一番この作品の性質をよく表していた!!


 ~~~ 2009年、BEST予告編 ~~~

 さて、栄えある(?)2009年のNo.1予告編は・・・・?

●『イングロリアスバスターズ』(『Inglourious Basterds』)、海外版、Teaser



 待ってました!というタランティーノ最新作の特報。
 ブラピの長演説、曲の合わせ方など、相変わらずのタラ節が炸裂していて、たまらない。
 作品自体もものすごく面白かった。
 こういう映画を死ぬまで作り続けて欲しい!


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 さて、いかがでしたでしょうか。
 今年は、ドカンとインパクトのある予告編は少なかったですが、噛んでも噛んでも味の出てくる予告編が多かったように思います。

 来年は、このブログでも少しずつ紹介していますが、大作系が多く、予告編も素晴らしいものが沢山出てきています。
 来年度のランキングも、乞うご期待。

2009年12月31日木曜日

ゲン@ 2009年映画ランキング112

はい、そんなワケで今年もやりますよ。

劇場で鑑賞した全作品を全てランキング付け致します。
今年は計112本と、昨年の134本と比べると若干落ちましたが、それでも2年連続で100本を超える充分な数ではないかと思います。

そして20~30位はまた大混戦になっているので、大差ないのに順位が離れてしまってる作品も多いですが、その辺は勘弁してください。

毎度の如く、個人的な感情によるランキングですので、一切の苦情は受け付けませんのであしからず。
何かの参考にするも良し、適当に流すも良し、軽い感じで見てやってください。

それでは、下位5作品は最後に発表するので、107位からカウントダウン!

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■107位『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』
人間と動物、どちらを見せたいのか分からない

■106位『感染列島』
危機感、まるでナシ

■105位『クローンは故郷をめざす』
眠い

■104位『パッセンジャーズ』
アン・ハサウェイ、今年唯一の汚点

■103位『インフォーマント!』
マット・デイモンの熱演虚しく・・・

■102位『空気人形』
中盤素晴らしいのに、後半エログロナンセンス

■101位『ザ・クリーナー 消された殺人』
エド・ハリスは絶対に裏切る

■100位『ザ・バンク 堕ちた巨像』
サスペンスとして見ればまぁまぁ

■99位『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』
期待したほどでは無かった

■98位『ノウイング』
後半の展開が読めた

■97位『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
シリーズ中、1・2を争うツマらなさ

■96位『ある公爵夫人の生涯』
キーラには申し訳ないが寝た

■95位『余命』
良い話だったけど、思ってたのと違う

■94位『少年メリケンサック』
脚本が一切ハマらなかった

■93位『誰も守ってくれない』
ネットの描かれ方がヒド過ぎる

■92位『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
犬殺して泣かせようとするのは共感できない

■91位『重力ピエロ』
どうもラストが腑に落ちない

■90位『ハゲタカ』
よく分からなかった、バカだから

■89位『フィッシュストーリー』
別にウマい繋がりだとは思えない

■88位『非女子図鑑』
鳥居みゆきバンザイ

■87位『つむじ風食堂の夜』
何もないけどノスタルジックでいい空気

■86位『天使と悪魔』
あの役にユアン・マクレガーは目立ち過ぎる

■85位『デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく』
期待しただけに肩透かし食らった

■84位『ヘルライド』
もっともっとヤリ過ぎても良かったのに・・・

■83位『トワイライト~初恋~』
ヴァンパイアの設定がいい加減

■82位『ニュームーン/トワイライト・サーガ』
さらに乙女度アップ

■81位『新宿インシデント』
これはこれでOKだけど、ジャッキーの今後はやはり心配

■80位『ダイアナの選択』
観る人によってラストの捉え方が変わるので面白いかも

■79位『アンダーワールド:ビギンズ』
ビル・ナイはやっぱりヴァンパイアが似合う

■78位『アマルフィ 女神の報酬』
規模のわりにハズさなくて良かった

■77位『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
予告編が全てだった

■76位『人生に乾杯!』
いい話だけど、乾いた笑いを求めすぎて空気があんまし・・・

■75位『罪とか罰とか』
ケラさんのナンセンスギャグは今回も炸裂

■74位『南極料理人』
堺さんの絶妙な空気♪

■73位『ウィッチマウンテン/地図から消された山』
アンナソフィア・ロブ!

■72位『ナイトミュージアム2』
前作には劣るけど、エイミーのおかげで楽しめた♪

■71位『フェイクシティ ある男のルール』
久々に男らしいガッツリしたキアヌに惚れた!

■70位『スペル』
やっぱりデカイ音で脅かされるのは苦手・・・

■69位『脳内ニューヨーク』
全部読み取りきれなかったけど、もう一度観たくなる作品

■68位『オーストラリア』
壮大な話だけど、戦争モノだから落ちる

■67位『キャピタリズム マネーは踊る』
経済危機がよく理解できた

■66位『パブリック・エネミーズ』
ジョニデ×ベイルで期待してただけに、ガッカリが大きい

■65位『Disney's クリスマス・キャロル』
ジム・キャリーの芸達者ぶりには毎回驚かされる

■64位『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』
ハイテンション過ぎて観ると疲れるw

■63位『カールじいさんの空飛ぶ家』
決して悪くはないんだけど、期待してただけにちょっと残念

■62位『カイジ 人生逆転ゲーム』
追い込まれた時の藤原竜也は好き

■61位『路上のソリスト』
何もしてやれない悲しさ

■60位『こまねこのクリスマス~迷子になったプレゼント~』
冬にほんわか暖かくなれる作品

■59位『インスタント沼』
今回も三木聡節が炸裂! 麻生さんとの相性もイイ♪

■58位『鴨川ホルモー』
観た後に何も残らない爽快感

■57位『20世紀少年<第2章> 最後の希望』
お前・・・アイツか!

■56位『20世紀少年<最終章> ぼくらの旗』
お前・・・アイツだったのか!

■55位『ロフト.』
ベルギー発、先の読めない優秀サスペンス

■54位『2012』
エメリッヒ監督、最後のディザスタームービーは迫力充分!

■53位『ディファイアンス』
ダニエル・クレイグはボンドよりも、こっちの方が全然似合う!

■52位『ワルキューレ』
色々言われるけど、トムの映画は好きなので応援してあげたい

■51位『セントアンナの奇跡』
戦争に人種問題を絡めたスパイク・リー監督らしい作品

■50位『ヤッターマン』
三池さんの才能爆発な奇跡の実写化!

■49位『HACHI 約束の犬』
日本人の心が理解された丁寧なハリウッド映画

■48位『ボルト』
ジョン・ラセターを向かえて一歩進んだディズニー

■47位『ティンカー・ベル』
ディズニーの原点回帰とも言える素晴らしいストーリー

■46位『G.I.ジョー』
やり尽くされたSFでもまだまだ頑張れば見せ場を作れる

■45位『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』
ザックン素敵♪

■44位『スラムドッグ$ミリオネア』
底辺から這い上がってきた、まさにタイトル通りの作品

■43位『大洗にも星はふるなり』
限られたシチュエーションで繰り広げられる密室コメディ♪

■42位『それでも恋するバルセロナ』
ウディ監督らしいテンポのいいラブコメ

■41位『パイレーツ・ロック』
実話が元になったロック魂炸裂な痛快ストーリー

■40位『ダウト~あるカトリック学校で~』
「メリル×PSホフマン×エイミー」素晴らしい三つ巴の演技!

■39位『マーシャル博士の恐竜ランド』
ウィル・フェレルのバカバカしいSFコメディ♪

■38位『ミルク』
ショーン・ペンの熱演にはアカデミー主演男優賞も納得!

■37位『バーン・アフター・リーディング』
豪華キャストもバッサリ使い捨てるコーエン兄弟は素敵♪

■36位『サンシャイン・クリーニング』
エイミー・アダムスとエミリー・ブラント、夢の共演♪

■35位『ジェネラル・ルージュの凱旋』
堺雅人が素晴らしい!前作とは比べ物にならない傑作!

■34位『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
アメリカ的な中流家庭の閉塞感が苦しく切ないドラマ

■33位『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』
奇抜でありながら、素朴でユーモラスな優秀コメディ

■32位『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
X-MEN初のスピンオフはアクションもストーリーも満足できる作品でした

■31位『レッドクリフ PartII-未来への最終決戦-』
レッドクリフ後編は前作以上に激しいアクションとドラマ!

■30位『私の中のあなた』
「子ども×病気」モノだけでは終わらない素晴らしいストーリー

■29位『きみがぼくを見つけた日』
タイムトラベルに恋愛を組み込んだ優秀な脚本♪

■28位『愛を読むひと』
幅広い年代を一人で演じたケイト・ウィンスレットの好演が光るドラマ

■27位『ウォッチメン』
過去最高にテンションが落ちるヒーロー映画

■26位『ジェイン・オースティン 秘められた恋』
アン・ハサウェイとマカヴォイ、夢の共演は切ないラブストーリー♪

■25位『レイチェルの結婚』
今までにないタイプの演技を見せたアン・ハサウェイの家族ドラマ

■24位『そんな彼なら捨てちゃえば』
豪華出演者が送る恋愛群像劇♪

■23位『96時間』
怒れるオヤジの容赦ない無慈悲なサスペンスアクション!

■22位『007/慰めの報酬』
前作とは一変して、激しいアクションを詰め込んだ作品

■21位『ベッドタイム・ストーリー』
お子様コメディでは終わらない、深い意味の込められたディズニー作品

■20位『マンマ・ミーア!』
ピーアス大好きだけど、彼が出てなかったら満点とれてたミュージカルw

■19位『イングロリアス・バスターズ』
タラちゃん最新作はブラピとやりたい放題のナチス映画!

■18位『ディア・ドクター』
実写邦画では今年の最高作品!鶴瓶さんの熱演が素晴らしい!

■17位『セブンティーン・アゲイン』
脱ミュージカルのザックンはやっぱり素敵だった♪

■16位『チェンジリング』
クリント・イーストウッドの実話を元にした非常に深いドラマ

■15位『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』
青春コメディだけで終わらない、メッセージ性の強いよく出来た脚本!

■14位『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
ジム・キャリーの底力と、デシャネルのハンパない可愛さを観ろ!

■13位『フロスト×ニクソン』
密室で動きも無いのに、ありえない緊張感の激しい討論劇

■12位『ターミネーター4』
マックGの抜群のカメラークセンスが光る待望の続編

■11位『3時10分、決断のとき』
ラッセル・クロウとベイルの共演は、男らしくカッコイイ西部劇♪

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さぁ、駆け足でした!

いよいよトップ10の発表です!

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■10位『レスラー』
自らの生き様を貫き通す、燻し銀レスラーのカッコ良さに惚れる!

■9位『アバター』
J・キャメロン監督12年ぶりのSF超大作は壮大な世界観に圧倒される!

■8位『スター・トレック』
J.J.エイブラムス監督2作目は往年・初見のファンともに魅了したSF!

■7位『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』
マイケル最後のコンサートは、やっぱりナマで観たかった!

■6位『ジュリー&ジュリア』
「メリル×エイミー」の組み合わせはとっても美味しい♪

■5位『グラン・トリノ』
クリント・イーストウッド最後の出演作は、男を見せ付けられた作品!

■4位『サマーウォーズ』
今年の邦画No.1にして、過去のアニメ映画の中でも最高傑作!

★3位★『トランスフォーマー:リベンジ』
前作を遥かに超える壮大なスケールとロボットの数々!
もはやマイケル・ベイに地球は狭すぎる!?

★☆2位☆★『チョコレート・ファイター』
リアルファイト、リアルペインを追求したタイのアクション映画!
『マッハ!』のトニー・ジャー以上に素晴らしい主演のジージャー!
小柄で可愛らしい容姿からは想像できない激しいアクションを観よ!

☆★☆1位☆★☆『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
ギレルモ・デル・トロ監督待望の続編!
前作以上に色濃くなった恐ろしくも美しいクリーチャーの世界!
個性豊かなキャラクタと、素晴らしいアクション!
これを観ずに、何を観る!!!

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と言う感じで御座いました。

かなり投げやりなキャプションを今回もつけてみましたが、個人的には40位前後から上位は「観て損はないくらい面白い」という基準で御座います。

逆に言うと、その辺の順位はかなりギツギツになってますので、大きな差はないとお考え下さい。

今年の自分の体調を考えると、来年はさらに鑑賞数が減りそうなきがしてるんですが、100本を最低ラインと考えてますので、出来るだけ早く超えられるように頑張りたいと思います。

毎回言ってますが、どこの配給会社やスポンサーもつけず、これだけの作品を紹介するなんて、僕はホントにけなげだなぁと感心します。
シネコンのポイントと鑑賞マイルが貯まる一方です。


個人的な偏ったランキングでしたが、最後までご覧下さりありがとうございました。

そして今年も、沢山の下らない映画レポを読んで下さいまして、本当にありがとう御座いました。

来年もどうぞ、ヨロシクお願いします。

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それでは最後にワースト5でお別れです。

■108位『ヘブンズ・ドア』
無責任で勝手な死相感と偉そうなセリフ、意味の無い演出・・・最悪だ。

■109位『DRAGONBALL EVOLUTION』
伝言ゲームで10人目の人が聞いた話を書いたみたいな脚本。
映像以前に話がおかしい。

▼110位▼『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』
子どもの夢も希望も無残に切り刻む、超残酷なド迫力のCG。
一生のトラウマをすり込むにはもってこいの作品。

▼▽111位▽▼『トランスポーター3 アンリミテッド』
まさか前作以上にツマらなくなるとは思わなかった。
自分で作ったルールをあっさりと破りすぎて、もはや何が何だか・・・
ジェイソン・ステイサムが大好きなだけに、認めたくない作品。

▽▼▽112位▽▼▽『笑う警官』
お洒落とスタイリッシュの意味を履き違えた寒すぎる作品。
監督のセンスの無さが光まくり、初めから終わりまで苦笑いが止まらない。
脚本は悪くないのに、全てをぶち壊す全く関係のないエンディングシーン。
監督一人の自己満足に、豪華キャストがまきこまれる今年最高のパニック映画。

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以上で御座います。

お粗末さまでした。